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生きるということは、死ぬということ。死ぬということは、生きるということ。どちらかが失われれば、それは、生きても死んでもいないこと。悠久の刻を漂う、世界の片鱗。誰かの夢。昨日の明日。魂の子ども。その透明な液体が生み出す、終わりのない歌。終わりのない旅路。ようこそ。七百歳の叫びへ。ようこそ。あどけない霧のなかへ。 南陽県の菊の酒 飲めば命も生く薬 七百歳を保ちても 齢はもとの如くなり 齢はもとの如くなり
やくらの楽屋 | 2011.09.08 Thu 19:57
「遠い」という言葉は、十と一の響きと距離に似ている。同じ道の先に、交わる道のあとに、君がいることを信じて。君と、向きあっていることを信じて。掲げた酒のなかに、目蓋の裏の笑顔が浮かぶ。慰めよう、この夜を。冷たい身体は、飲み干した明日があたためる。 君を千里に置いて 今日も酒を飲みて 独り心を慰めん
やくらの楽屋 | 2011.09.06 Tue 19:55
JUGEMテーマ:小説書きの呟き ただいま、リラックス中です。 今朝の肌寒さに、ツダヨシ、少々喉をやられました。急に、冷え込み始めた気がします。 まあ、日中は太陽様が元気いっぱいで、暑かったのですけど。 しかし、台風の被害の大きさを、知れば知るほど、何も言えなくなりますね。 高校生のとき、水害の被害にあった地域のボランティアへ行ったことがあるのですが、大変でした。 溜まった泥の処理、水を吸って重くなった畳・・・。 少しでも、早く今の状況が、改善されることを願います。 就任初っ端から、野田総...
野良猫は今日も夢をみる | 2011.09.06 Tue 19:40
JUGEMテーマ:小説書きの呟き ツイッターの方で時々、みじっかい小話を書いたりしています。ネタを吐き出したりとか。それだけで満足しきれず、いっぽんの「小話」として書き直してサイトにあげることもままあるのですが、大抵は妄想ネタだけで満足したり、100文字程度の掌編で満足して、さっさとTL流してしまう事が常。昨夜はごろさん(くまごろうさん)が提案だったと思われる、「彼は頬を撫であげた」でえろっぽい小話をってのにTL上で盛り上がりまくって、みなさんノリノリで書いてました。わたしもうっかり妄想しちゃって、...
箱庭つれづれ日記 | 2011.09.05 Mon 21:02
愛というものは、人の感覚を左右する。逢いたい人に逢うときは、千の道が一に感じ、そばにいても逢わないときは、一の道が千に感じる。愛というもので、人の感覚を左右する。千の道が一に感じたら、目を逸らしてはいけない。一の道が千に感じたら、気づかない振りをしよう。 千里も遠からず 逢はねば咫尺も千里よなう
やくらの楽屋 | 2011.09.05 Mon 19:39
らっきー♪ 四章−9 9月5日午前5時、投稿予約いたしました。この更新をもって完結にございます。一足早い挨拶となりますが、お付き合いくださった皆様、ありがとうございます!読んでくださり、感想をくださり、評価を入れてくださった皆様のおかげで、何とか書き切ることができました。ほんの少しでも、皆様に娯楽を提供できましたのならさいわいです。このあと、続けて週一のペースでおまけを五更新かけて、それから完結設定を付けさせていただこうと思っています。おまけの内容と、今後の執筆予定については「続きを読む」に入れて...
いちおの書棚 | 2011.09.04 Sun 21:14
忍び信夫にやってきて、ともに寝るときゃ草枕。名残るからには明日はなく、さらばさらばと手を振るか。覚ませばいかんと言うならば、明日は我が身の都行き。行けば我が身は地獄行き。 ここは忍ぶの草枕 名残の夢な覚ましそ 都の方を思ふに
やくらの楽屋 | 2011.09.04 Sun 10:56
酷い話です。うさぎでもないのに、淋しさにおぼれて死んだ女がいました。遠い遠い都へ、赴いたまま便りのひとつもよこさない夫に呆れ、どうしてどうしてどうしてと、繰り返し亡霊になりました。寒がりな夫のために、衣を打ちつづけていたというのに、あなたは私の夢さえも見てくれない。そんな言いがかりを持って、夫を激しく責めるのです。本当に、酷い話です。信じていなかったのは、どちらでしょう。追う勇気がなかったのは、一体どちらなのでしょう。 君いかなれば旅枕 夜寒の衣うつつとも 夢ともせめてなど...
やくらの楽屋 | 2011.09.03 Sat 11:24
袖を通す前に、何度も何度も何度も、打ちつける石の上。あなたが私の。私があなたの。想いを失くさないように、擦りこむ着物の先。音に重なり、落ちる雫も、袖を濡らす。袖が離れる。 衣々の 砧の音が 枕にほろほろほろほろとか それを慕ふは 涙よなう 涙よなう
やくらの楽屋 | 2011.09.03 Sat 11:21
JUGEMテーマ:小説書きの呟き ふと、ネタが浮かんだので書いてしまいました。更新履歴みたら、およそ一年ぶりの更新ですよ、びっくり!ま、連載物ではない一話完結もんだからいいんですけど。てなわけで、まさかの「ずっとずっと、好き。」の更新でした。いただいたお題の更新。このタイトルは何がなんでも使いたかった!そしてこの話は、ついったでのお遊び「お題」【セオドアスとリアネイラへの3つの恋のお題:あと少しだけこのままで/すき、きらい、すき/重ねた手のひら】これがこっそりお題になってます。が!「すき、きらい...
箱庭つれづれ日記 | 2011.09.02 Fri 21:24
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