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Philippines 2010 選挙 Watch
このテーマに投稿された記事：48件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c237/11645/
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フィリピンの選挙など、ほとんど日本では報道されないし、関心も薄い。しかし、これが丹念に観察するとなかなか面白い。
何でもありのフィリピンで、異邦人ならではの眼と気楽さで
2010選挙を発信したい。 
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作者のブログへ：「bakilid」さんのブログ
その他のテーマ：「bakilid」さんが作成したテーマ一覧(53件)
Philippines 2010 選挙 Watch （32） アキノの勝因、ロハスの敗因
今日現在で、当選を決めたアキノと2位のエストラーダの票差は500万票以上離れた。 3位のヴィリヤールは全く票が出ない。これから見てヴィリヤールはアキノに対する『当て馬』だったのではないかと思った。 仕組んだのはエストラーダ陣営で、成果が出たのは副大統領選で絶対優位のロハスを落選させた事であろう。エストラーダのバックは政商と言われる連中で、今一度夢を見たが、さすがにアキノ人気には勝てなかった。 与党が担いだテオドロは予定通り4位に沈んでいるが、セブでテオドロの運動員をした人間が『アキノが出馬して...
セブ島工房 | 2010.05.13 Thu 10:53
Philippines 2010 選挙 Watch （31） 日本の社説に書かれたフィリピン選挙
5月12日付毎日新聞に『比大統領選選挙 政治改革に期待する』の表題で社説に載った。 社説と言うのはその新聞社の考え方を示すもので、最も大事な記事になるがまた最も面白くなく、最も読まれない記事でもある。 それはさて置き、日本の新聞の社説にフィリピンの事が載るのは極めて珍しい。（興味のある方はhttp://mainichi.jp/へ） この間の、看護師、介護士の件で書いた新聞もあったかも知れないが、マスコミの世界では欧米以外は傍流で、次にアジアになるがその中でもフィリピンは特にニュースの取り上げ度が低く、大事件の...
セブ島工房 | 2010.05.12 Wed 19:04
この一枚 （25） アキノとマルコスの古い缶バッジ
1986年、アキノ対マルコスの大統領選時に作られた缶バッジである。 大統領選の真っ最中にマニラで仕事をしていたために、例の『エドサ政変』はたっぷり野次馬出来、その時手に入れた。 今回アキノの息子が大統領に当選した。マルコス側も相変わらず健在で息子が上院議員に当選、母親のイメルダは息子の地盤を継いで、下院に当選、娘も当選。 ルソン島北端の州に巣食う『マルコス王朝』は健在である。もっともこれはフィリピン中どこも同じで、大小の政治王朝は今回の選挙でも健在である。 アキノが当選したからと言ってもこの...
セブ島工房 | 2010.05.12 Wed 11:39
Philippines 2010 選挙 Watch （30） アキノ−ビナイのねじれ当選
選挙というものは『蓋を開けるまで分からない』を地で行った今回の選挙になった。 副大統領選にエストラーダと組んだビナイが当選する勢いである。まだ開票中だが、開票時の80数万票差が縮まらず、このまま行きそうである。 ビナイはマニラ首都圏マカティ市長の背景で今回の選挙に出たが、やはりエストラーダと組んだ事が奏功したようだ。（写真は今回の選挙の鍵を握ったエストラーダ） 選挙前の支持率調査を時間を追って調べると、昨年11月時点ではロハス37％、ビナイは3位の13％でその差は歴然としていた。これが12月下旬でもロ...
セブ島工房 | 2010.05.11 Tue 13:05
Philippines 2010 選挙 Watch （29） 投票始まる−そして終わる
10日（月）は選挙のための休日になっている。午前7時から全国一斉に投票が始まったが、終了時間を1時間延ばした。 フィリピンのテレビ2大全国ネットワークでは朝から通常番組を全部潰して『選挙特番』を放送している。 初めての電子投票システム導入の具合だが、投票用紙をもらう前の手続きが改善されなく相変わらずスローモーで長蛇の列が出来ている。 電子機器に金を掛けるよりも迅速な対応で投票出来る体制を作るのが先だった様な混乱ぶりである。もっともこんな事は有権者にとって毎度の事であまり苦にしていない。 各地の...
セブ島工房 | 2010.05.10 Mon 19:22
Philippines 2010 選挙 Watch （28） 投票日前日に考える
10日（月）が投票日で、選挙運動は8日（土）までに終わった。（写真は大統領当選確実のアキノ、Philippine Star紙より） 昨、土曜日のテレビは最後の追い込みの選挙CMばかりが流れ、通常の商業CMは間に挟まれて小さくなっていた。 3年に1度のお祭り特需でTV会社はしこたま儲け、さぞ今度のボーナスは良いであろう。一夜明けて、あれほど凄まじかったCM攻勢もパッタリ消えて、あれは何だったのかと思うが、慣らされるとはこの事を言うのだろう。 それにしてもCMは資金が無いと出来ない芸当で、湯水のように流せたのはごく一部の候...
セブ島工房 | 2010.05.09 Sun 19:38
Philippines 2010 選挙 Watch （27） 正副大統領選最終支持率調査
フィリピンで世論調査を行う機関は幾つかあるが、今回はSWSが5月2、3日に行った調査が発表された。 これが今回選挙の支持率調査の最終と思われるが、面白い結果が出ている。 大統領では終始トップを走ったアキノが最終段階で伸ばし42％（＋4）になった。ここに来て勝ち馬に乗る心理が作用したのであろう。 2位はエストラーダが上がり20％（＋3）、それまで万年2位だったヴィリヤールは陥落し3位の19％（−7）。 4位は与党候補のテオドロの9％で動きは無し。これらの数字からヴィリヤールの失速が目立つ。 エストラーダとヴィリヤ...
セブ島工房 | 2010.05.08 Sat 20:06
Philippines 2010 選挙 Watch (26) 地方の選挙＝セブ市長選
セブ市は『Queen City of the South』と、昔からフィリピン南部地域の中心になるが、人口は国内5番目で約80万人。 セブ市周辺の市を併せて『メトロ・セブ』と称しているが、マニラ首都圏の様な法律的根拠は無い。 多分、ミンダナオ島ダバオ市と人口で負けるから強がっているのだろう。メトロ・セブは人口240万人を抱えるから商圏として見れば確かに大きい。 セブのビーチ・リゾートは有名だがセブ市にはビーチ・リゾートは一つもなく、国際飛行場のあるマクタン島ラプラプ市に固まる。 アロヨが大統領就任式をセブで史上初めて行...
セブ島工房 | 2010.05.08 Sat 13:33
Philippines 2010 選挙 Watch （25） 地方の選挙＝セブ州知事選
セブ州は2007年の人口調査で385万人余（現在は楽に400万を超す）。全国80州ある中で1位の人口を抱える。 前回大統領選では、追撃する野党候補に対して100万票以上の大差でアロヨに投票したのがここセブであり、このセブの票が大統領選を決した。 そのように与党側（カンピ）の地盤は強いが、野党自由党（ＬＰ）がアキノを担いで優勢に戦いを進める中、地方政治にも変化が生まれそうだ。 セブ州知事選を見ると、候補者は4人だが3期目を狙うガルシア（カンピ、写真右）とダビデ（ＬＰ）の一騎打ちになっている。 ガルシア知事はセ...
セブ島工房 | 2010.05.06 Thu 20:26
5月6日（木） 曇り、軽風 閑話休題 《 やはりなー 大ミス発生 》
この10日（月）にフィリピンは統一選挙があり、莫大な金をかけて投票自動読み取り機を導入した。 ところがこの3日に最終テストをしたら、読み取り機が正常に作動しない事が判明した。 読み取り機総数は7万6千余台で、全国3万7千ヶ所余の投票所に配備される。既に遠隔地には読み取り機を発送済みだった。 どうして今になって不具合が分かったかだが、写真は投票用紙のサンプルで『バロット』と言うものである。本番のバロットは巨大で縦63センチ、横22センチもある。 表は正副大統領と上院議員、政党別下院リストが載っている。こ...
セブ島工房 | 2010.05.06 Thu 09:52
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