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フィリピンの選挙は毎回殺傷事件が多発する。2007年の選挙では死者75人、その前の2004年は大統領選があったため、死者189人を数えた。 昨年のマギンダナオの57人虐殺事件も選挙絡みで、次回2010年選挙は相当な死傷者の出る事が予想される。このため、1月10日から一般人の銃器携帯が禁止された。(写真は地方での検問、COMELECと書いてあるのが中央選管。Manila Bulletin紙より) これは中央選管が法令に基づいて発令、期間は6月9日までの5ヶ月間。選挙は5月10日投票だから、投票後1ヶ月間も先になっている。こちらの開票は何しろ...
セブ島工房 | 2010.01.13 Wed 09:15
民間調査機関が昨年12月下旬に行った世論調査を発表した。(写真はアキノ陣営の立候補届け出。左から4番目がアキノ、その右隣りは副大統領候補のロハス) この民間調査機関はSWSという名前だが、今回は2位に付けるヴィリヤール側が金を出して調査させたためにその中立性と信憑性に欠けるが流れは分かる。 私も学生時代にアンケート調査のアルバイトをした事があった。アンケート会社の指定する地域に行き、役所の住民票を決められた方法で抽出し、アンケート対象者を定める。 この調査は商品に関する内容が多かったが、中には設...
セブ島工房 | 2010.01.11 Mon 12:43
民間調査機関が、正副大統領候補の支持率の結果を発表した。これによると、前回調査と比べて順位の変動はないが、支持率の増加が各候補に見られた。 大統領候補で1位を維持しているのはアキノ上院議員45%(1%増)2位はヴィリヤール上院議員23%(4%増)、3位エストラーダ前大統領19%(8%増)、4位与党テオドロ前国防長官5%(3%増)と続く。 どの候補も増加したのは出馬を取り止めた候補者の支持が分散したためで、今回の特徴は、2位、3位組が大きく伸長し、1位との差を縮めている事である。立候補を取り止めた候補者は与党...
セブ島工房 | 2009.12.22 Tue 16:15
次回大統領選への立候補届け出は99人だったが、中央選管の事前審査を通ったのは8人だけ、残る91人は失格となった。(写真は8人の1人、マドリガル上院議員) その理由は選挙法にある『泡沫候補規定』に該当するためと言う。この規定は(1)正式認定立候補者と名前が酷使し、選挙時に有権者に混乱をもたらす恐れがある。(2)大統領に就任する意志が無いのに立候補し、選挙を妨害する恐れがある。の2点からなり、いずれかに引っかかると、失格処分にするとなっている。 この規定、選管のさじ加減でどうにでもなるような代物で、立候...
セブ島工房 | 2009.12.20 Sun 21:37
12月1日、立候補受け付けが終了し、正副大統領候補が出そろった。 添付の図表(朝日新聞から)は立候補受付前の人気度調査だが、その順でペア(タンデム)を組む正副候補者を書くと、野党のアキノ=ロハス(両上院議員)。ヴィリヤール=レガルダ(両上院議員)。エストラーダ=ビナイ(前大統領とマカティ市長)。与党のテオドロ=マンサノ(前国防長官とタレント)。 この他に前回大統領選に出て最下位で落選したヴィリアヌエバ=ヤサイ(宗教団体代表と元証券取引委員会委員長)。与党がテオドロを選んで頭に来た与党に属する...
セブ島工房 | 2009.12.03 Thu 17:03
11月30日、アロヨが下院議員選への立候補を表明した。(写真はOKというより金くれに見える) 現職の大統領が辞任もせずに議員選挙へ立候補出来るこの国の選挙システムにも驚かされるが、憲法にそういう禁止規定が無いから、立候補出来ると言うアロヨのへ理屈には呆れる。日本で言えば鳩山が総理大臣のまま、本来の地元文京区選出都議会議員選挙に出るようなものである。 フィリピンで大統領経験者が議員選に出たのは、過去100年で戦時中に日本に協力したラウレルだけで、これは大統領を退いた数年後の上院選だった。 ル...
セブ島工房 | 2009.12.01 Tue 10:34
JUGEMテーマ:Philippines 2010 選挙 Watch 知事選絡みで誘拐、殺害 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091123-00000052-mai-int 『【マニラ矢野純一】フィリピン南部ミンダナオ島マギンダナオ州ダトアブドラサンキ町で23日、来年5月の同州知事選の立候補届け出に向かっていた候補者の妻や地元記者らを乗せた車列が武装グループに襲われ、誘拐された。 国軍によると、妻や記者ら36人が現場近くの山中で遺体で見つかった。 国軍によると、100人ほどの武装グループが車列を待ち伏せしていた。 ...
世界発信 gidoの好奇心 | 2009.11.24 Tue 10:22
11月20日から12月1日まで、正副大統領、上下院、首長、各種地方議員の立候補受け付けが行われる。 投票日は2010年5月10日で、受け付けから随分後になる。実際の選挙運動期間は正副大統領、上院に下院の政党リスト組が2010年2月9日から5月8日までの90日間、下院の小選挙区、首長、各種地方議員が3月26日から5月8日の45日間と、2段構えになっている。 立候補受け付けから選挙運動開始まで、2ヶ月から3ヶ月も間が空く事情は分からないが、この国の非能率的な仕事の進め方と関係があるのだろう。 公示後の選挙期間は形骸化していて...
セブ島工房 | 2009.11.23 Mon 12:32
正副大統領選挙立候補受け付けが、11月20日から始まる。今の時点で出馬する顔ぶれが大体固まって来た。この国でも世論調査機関があり、最新の支持率調査結果が発表された。ただし、調査数が全国で1,800人の少数、精密さには遠いが全体の流れは分かる。 それによると、大統領候補のトップはアキノ上院議員(44%)、2位ヴィリヤール上院議員(19%)、3位エクスクロデ上院議員(13%)、4位エストラーダ前大統領(11%)、と続き、与党が推しているテオドロ国防長官は(2%)と泡沫候補並みである。 副大統領はトップがロハス上院...
セブ島工房 | 2009.11.17 Tue 19:54
来年の5月に大統領以下、各種議員選挙がある。3年に1度の大イベントで、事前運動がたけなわ、GDPを押し上げる効果もかなりある。 写真はセブ島北端の町の役場前で見かけた車で、車体には大きく目立つように名前と顔が描かれている。 この人物は首都圏の現職マカティ市長で、来年の大統領選にエストラーダと組み副大統領選に出る。 マカティ市というのはフィリピン経済の中心地、日本で言えば丸の内のような所で、名だたる会社、機関はここに集中している。 当然、財政も豊かで庁舎はフィリピン一の高層である。ここの市長は閣...
セブ島工房 | 2009.11.17 Tue 11:02
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