[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
アロヨは第14代フィリピン共和国大統領で、就任は2001年だった。来年の5月に任期を終えるが、通算9年も大統領職を務めることになる。フィリピンの大統領任期は6年で再選を禁じられているが、前任のエストラーダが汚職で辞めて、副大統領だったアロヨが昇格、その後2004年の大統領選に立候補して当選したために長期政権となった。 このアロヨが次の選挙に出るのではないかという話が流れている。いくら図々しい女でも流石に大統領職への色気は差し控え、今度は下院に出るという。 アロヨの父親は9代大統領だった人物で、司法試験...
セブ島工房 | 2009.11.10 Tue 12:24
写真:今日の新聞政府広報。これはまだ可愛い。 右下にアロヨとデカストロの写真がある。 サンチャゴという上院議員がいる。このおばさん1992年の大統領選に出て次点だったが、当選したラモスにかなり迫った実績を持つ。その後上院に復帰して来年は改選を迎える。上院のうるさ型で、私の嫌いなタイプではない。 これが、久々に噛みついた。大統領選まで1年を切った段階で、政府広報がやたらにテレビで放映されるようになった。この広報が曲者で、税金を使って大統領選及び上院選立候補予定者が堂々と主役になって顔と名前を出...
セブ島工房 | 2009.10.30 Fri 14:55
写真:副大統領候補として有力なロハス上院議員。 人気芸能人とこの27日に結婚した。 フィリピンは大統領の下に上院、下院の2院制を取る。アメリカと同じと言うより、アメリカの真似をした。 上院の定員は25人。対する下院は300人以上である。どうして25人の少人数なのかは分からないが、25人でも充分この国は間に合うと考えるべきであろう。 任期は6年、半数を3年ごとの選挙で改選、次回は12人が改選される。選挙方法は日本の参議院でかつて採用していた『全国区』一本で、南北に長く、島嶼の多いこの国では時間と金がかかる...
セブ島工房 | 2009.10.28 Wed 19:52
フィリピンは正、副大統領をそれぞれ別に選ぶ。タンデムといって正副候補がペアを組んで選挙戦を戦うが、1998年選挙の時は大統領がエストラーダ、副はアロヨが当選した。アメリカで例えると、大統領が民主党、副が共和党から当選する逆転現象になった。もっとも、フィリピンの副大統領はアメリカと同じ大統領のスペアのようなもので、それほど実権はない。 前回選挙の2004年は、アロヨ=デカストロの与党ペア候補が当選した。この時、デカストロの有力な対抗馬に上院議員だった女性のレガルダが出た。デカストロもレガルダもテレ...
セブ島工房 | 2009.10.26 Mon 13:42
エストラーダが10月21日に出馬を表明した。 前々から大統領選で野党候補統一が出来ないなら、自分が出馬すると言っていた。確かに野党側はいつものように有象無象の候補者が声を挙げ、統一は無理な情勢であった。と言って自分が候補者になるという論理は、どこか分裂気味である。 エストラーダは1998年の大統領選に勝利し、13代フィリピン大統領に就任した。それが、2001年に大統領弾劾にかけられそうになって辞めた。弾劾理由は『汚職』だったが、辞めてから、副大統領から大統領に昇格したアロヨによって逮捕され、裁判で終身刑...
セブ島工房 | 2009.10.24 Sat 16:22
2010年5月10日にフィリピンは統一選挙を迎える。この国では選挙の年は大特需でGDPを押し上げる一大イベントでもある。 選挙は6年ごとの正副大統領、3年ごとに半数改選の上院、同じく3年ごとの全部が改選の下院の国政選挙と、各地方の正副知事以下の首長と各種議員を全部選ぶ。このため選挙民は投票用紙に30人以上の名前を書いて投票する。 実際の選挙運動は大統領が6ヶ月前から始まり、他も順次始まるが、最短の議員レベルでも45日間の選挙期間だから相当長い。選挙運動では金も撒かれるが、弾も撒かれ毎回死者が出て、200人...
セブ島工房 | 2009.10.23 Fri 09:11
写真左:最近の世論調査でトップのアキノ、世襲候補 写真右:汚職で辞めた前大統領エストラーダ、元俳優この国の党派の分け方は複雑で、党派の特徴が良く分からない。左派系はまだ『反権力』を唱えていて分かり易いが、その他は線引きが本当に難しい。結局、政権党の与党、その反対が野党となるが、これにしても複雑怪奇である。 状況に応じて、議員が野党から与党へ移り、その反対も日常的である。日本でいえば、民主党から自民党へ行ったり来たりする訳で、この国では当たり前、支持者、選挙民も節操を変えたなどと騒がない。...
セブ島工房 | 2009.10.23 Fri 09:02
日本と違うのは投票権が18歳からある。また、日本のように年齢が達すれば住民登録した市町村から自動的に案内が来て投票出来るのと違って、新規の場合、選管に出向き選挙登録をしなければならない。この登録も今月末には締め切られる。 一度登録してもこれで終わりではなく、住所が変わったらその地で再登録が必要になる。また、登録してから施行された2回の選挙を連続棄権したら登録を抹消される。これはなかなか良い規定で、投票率が低い日本も取り入れたらどうかと思う。 フィリピンは戸籍とか住民登録といった制度が無く、公的...
セブ島工房 | 2009.10.22 Thu 16:16
全48件中 41 - 48 件表示 (5/5 ページ)