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◎足柄の崖の小管の菅枕何故か枕かさむ児ろせ手枕(あしがりの ままのこすげの すがまくら あぜかまかさむ ころせたまくら)⇒「その枕じゃなくて、ぼくの腕枕で眠りなよ」という歌。万葉集巻14の3369。いつも以上に超訳しとるけど堪忍。昨晩からレポートのせいでまた殆ど寝とらんのやが。いつも以上に絵も適当やけど堪忍。あまりにもハショってるので、直訳も載せときます。「どうして貴女は足柄山の崖に生えている菅で作った枕なんかで寝てるんだい? わたしの腕枕で眠りなさいよ」 うーん、だめだ。昨晩コーヒー・紅茶...
こもよぶろぐ | 2009.07.13 Mon 15:55
◎伎倍人の 斑衾に 綿さはだ 入りなましもの 妹が小床に(きへひとの まだらぶすまに めんさはだ いりなましもの いもがおどこに)⇒「お布団の中に沢山入ってる綿みたいに 僕も君のベッドの中に入っちゃえばよかった」万葉集巻14・3354。作者不明。すんげぇ。布団の綿を羨むあたり、すんげぇ発想力。伎倍人:今の浜松市の北のほうだとか。斑衾:まだら模様のお布団。JUGEMテーマ:古典文学
こもよぶろぐ | 2009.07.12 Sun 02:19
◎父母が 頭掻き撫で 幸くあれて 言いしけとばぜ 忘れかねつる(ちちははが かしらかきなで さくあれて いいしけとばぜ わすれかねつる)⇒「父さんと母さんが、僕の頭をくしゃくしゃに撫でながら 『幸くあれ…』と言った言葉が 忘れられない。」という歌。万葉集巻20・4346。丈部稲麻呂さん。いわゆる「防人歌」。「けとば」=「言葉」のこと。東国の訛りがそのままなんだな。稲麻呂くんが、九州へ出発した日のことを思い出してる。『幸くあれ』は「無事に過ごせよ」という意味。サクアレ、サクアレ。言霊信仰だ。おまじないみ...
こもよぶろぐ | 2009.07.05 Sun 16:44
◎筑波嶺の 新桑繭の 衣はあれど 君が御衣し あやに着欲しも(つくばねの にいぐわまよの きぬはあれど きみがみけしし あやにきほしも)⇒「新しい服があるんだけれど、 そんなんより私は、あなたの服を着たくて着たくててしょうがない。」という歌。万葉集巻14・3350。あの人の残り香を感じたくて〜万葉の時代は「あなたの着物が欲しい」=「あなたの魂が欲しい」という意味でした。「袖を振る」行為も「魂を呼び寄せる」ことを示す。「その人が身に着けているもの」っていうのが、今よりずっと大事なものだったんだなー。...
こもよぶろぐ | 2009.07.03 Fri 22:02
◎足柄の彼面此面に刺す罠のかなる間しづみ児ろ吾紐解く(あしがらのをてもこのもにさすわなのかなるましづみころあれひもとく)⇒「(足柄山のあちこちに仕掛けた罠に獲物がかかると、最初は騒がしいが、 その後大人しくなって静かになる。そんなふうに) 他の家族が皆寝静まるのを待ってから、 君と私は紐を解き交わす」万葉集巻14・3361。まぁ、これはなんというか、いいよねぇ…「紐を解き交わす」って、だから「服脱ぐ」ってことだ。つまり・・・そういうことなんだ。ふぅ…。(静かになるのは...
こもよぶろぐ | 2009.07.02 Thu 21:32
◎ 敷島の日本の国に人二人ありとし念はば何か嘆かむ(しきしまの やまとのくにに ひとふたり ありとしもはば なにかなげかむ) ⇒「この広い日本に、『君』って人がもし二人存在するんなら、こんなにも悩まない。 大切な大切な君が、たった一人しかいない。 だから こんなに悩むんじゃないか。」という歌。万葉集巻13・3249。作者不明。おお、「ヤマトに一つだけの花〜♪」JUGEMテーマ:古典文学≪今日のできごと≫・『キルビル』 タランティーノたん、脳タランな感じが最高やんな。・『百日紅 上・下』 杉浦日向子 ひ...
こもよぶろぐ | 2009.07.01 Wed 13:36
◎筑波嶺に 雪かも降らる 否をかも かなしき児ろが布 干さるかも (つくばねに ゆきかもふらる いなをかも かなしきころが にのほさるかも) ⇒「筑波の山に雪が降ってるのかなぁ? 違うかなぁ? 可愛いあの子が布を干してるのかなぁ ?」 巻14・3351。常陸の国の人の歌。白い雪と白い布。なかなか可愛いらしい歌じゃて。かもかも。ちなみに「布」の読み方「にの」としているのは打ち間違いじゃない。 東国の訛りがそのまま使われておるのじゃて。 JUGEMテーマ:古典文学
こもよぶろぐ | 2009.06.30 Tue 22:25
◎いさなとり 海や死にする 山や死にする 死ぬれこそ 海は潮干て 山は枯れすれ (いさなとり うみやしにする やまやしにする しぬれこそ うみはしおひて やまはかれすれ)⇒「鯨を捕るあの海は死ぬの? 山も死ぬの?」 「無論 死にます。 死ぬからこそ 海は潮が引くし 山は枯れるのだよ。」という歌。万葉集巻16・3852。「いさな」って...
こもよぶろぐ | 2009.06.29 Mon 15:38
◎乎久佐男と 乎具佐助男と 潮船の 並べて見れば 乎具佐勝ちめり(をくさおと をぐさすけお と しおふねの ならべてみれば をぐさかちめり)⇒「ヲクサ君とスケオ君を比べてみたんだけどぉ、 やっぱりスケオ君の方がかっこいいかなー、なんて」 という歌。万葉集巻14・3450。作者不明。二人の男の間で揺れる女心…の85%は、ただ楽しんでいるだけである。全然関係ないけど、あなたは(a)(b)どちらが食べたいですか?カニカマって本物の蟹とはまた違うなにか魅力ある味だよね…。 JUGEMテー...
こもよぶろぐ | 2009.06.28 Sun 17:28
◎醤酢に 蒜搗き合てて 鯛願ふ 我にな見えそ 水葱の羹 ⇒「ポン酢かけて葱散らした鯛食いたい。」 長意吉麻呂さん。万葉集巻16・3829。でも実際、長意吉麻呂さんの目の前にあったのは不味い水草のお吸い物だったんだって。という歌。私の目の前にはいま冷やし中華がある。シマダヤの。ああ、横浜中華街の本格中華が食べたいよぅ。 JUGEMテーマ:古典文学≪今日のできごと≫・映画 『ハゲタカ』 …うーん、ドラマ版の凄さを再確認。・『グラントリノ』…文句なし。イーストウッドめっ、さすが。
こもよぶろぐ | 2009.06.28 Sun 02:26
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