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古典文学

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古典文学
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百足らず八十隅坂…道の神様(427)

◎百足らず八十隈坂に手向けせば過ぎにし人にけだし逢はむかも(ももたらず やそくまさかに たむけせば すぎにしひとに けだしあはむかも)⇒たくさんの辻辻にいらっしゃる 道の神様に捧げ物をしたら、  死んでしまったあの人に 逢うことができるだろうか。万葉集巻3・427。田口廣麻呂が死んだ時、刑部垂麻呂がつくった歌。御百度詣でみたいだね。でも死者は生き返らんよ。映画「死国」であるまいし。ちなみに上の写真は熊野古道。万葉の時代、坂道の上りきったところとか、曲がり角とか、道の隅とかには、その土地々々の神様がいら...

こもよぶろぐ | 2010.07.04 Sun 11:28

高橋の某、死んだ妻を悼んだ歌(481,482,483)

◎白栲の 袖さし交へて 靡き寝し 我が黒髪の  ま白髪に なりなむ極み 新世に ともにあらむと   玉の緒の 絶えじい妹と 結びてし    ことは果たさず 思へりし 心は遂げず   白栲の 手本を別れ   にきびにし  家ゆも出でて みどり子の 泣くをも置きて   朝霧の おほになりつつ    山背の 相楽山の 山の際に 行き過ぎぬれば   言はむすべ 為むすべ知らに   我妹子と さ寝し妻屋に   朝には 出で立ち偲ひ   夕には 入り居嘆かひ   脇ばさむ 子の泣くごとに   男...

こもよぶろぐ | 2010.06.27 Sun 14:58

巌なす常盤にいませ、お父さん の歌(988)

 ◎春草は後はうつろふ巌なす常盤にいませ貴き我が君(はるくさは のちはうつろふ いはほなす ときはにいませ たふときあがきみ)⇒「春草のように若々しく…と言いたい所だけど、  あれはナヨナヨしてて、後々枯れてしまうもの。  だから、いっそ巌のように、  いつまでもガッチリ固ーく生きてくださいね、お父さん」市原王が、父親の安尊王に送った歌。万葉集巻6・988。今日は父の日ですね。万葉集では母親を歌いこむものは多いけれど、父親を歌いこむものはあんまり無いので、苦労して探してきました。ふぅ。万葉集の権...

こもよぶろぐ | 2010.06.20 Sun 16:35

霊ぢはふ の歌(2661)

◎ 霊ぢはふ神も我れをば打棄てこそしゑや命の惜しけくもなし(たまぢはふ かみもわれをば うつてこそ しゑやいのちの をしけくもなし)⇒「神様、もう僕のことは放っておいてくれないか。  これで死んだってかまやしない。」万葉集巻11・2661。「霊ぢはふ」というのは、ほとばしる程強い霊力で守護してくれる、と云う意味なんだけど(似た言葉で「ちはやふる」は有名ですね)、そんな大々的な守護はもう結構!と、この人は言うているのであります。恋愛に失敗して、自暴自棄になっているのであります。ちなみに『しゑや』...

こもよぶろぐ | 2010.06.12 Sat 22:19

四十路を前に孔子を学ぶ(^^;)

先日、マレーシアのキアット国土交通大臣と会食した時、孔子についての話で盛り上がったものの、私、高校の教科書で習ったいくつかのエピソードしか知らなかったので、あまり話しに入って行けませんでした(^^;)。 そこで、簡単にわかる論語の本をアマゾンで見つけて入手したら、これがけっこう面白い!! 孔子って、2500年前の思想家なのに、今でも通ずるような言葉を発していて、自分の行き方、物事の決め方に迷ったら、この言葉を参考にしたくなります。 よく考えてみれば、あと半年もしないうちに私も40歳。40に...

プロ作家 松本肇 のブログ \(^◇^)/ ★×10、☆×2、△×3 | 2010.06.10 Thu 00:18

夏来るらし の歌 (28)

◎春過ぎて夏来るらし白栲の衣干したり天の香具山(はるすぎて なつきたるらし しろたへの ころもほしたり あめのかぐやま)⇒「春が過ぎて、夏が来たらしい。  真っ白の、  衣が干されているよ。天の香具山に」万葉集、巻1・28。持統天皇の歌です。うーん、なんて良い歌なんだー。こういうのは訳すのがもったいないよ。さてさてこの歌、昨日の日経にものってましたね。「万葉集の楽しみ」という、上野誠さんの記事。この中では、「白い衣を干す」という行為が、当時のなんらかの祭事で、夏の到来を告げるものだったのだ!…と言...

こもよぶろぐ | 2010.06.04 Fri 22:14

赤人高血圧説・わらび・下剤 の歌 (2010/5/14日経より)

◎春の野にすみれ摘みにと来し我れぞ野をなつかしみ一夜寝にける (はるののに すみれつみにと こしわれぞ のをなつかしみ ひとよねにける)⇒「春の野っ原にスミレを摘みに行ったら、気持ちよくて帰りたくなくて、  そのまま一晩そこで過ごしちゃった」巻8・1424。山部赤人の歌。なんとも暢気なもんです。こういう風に原っぱに野草を摘みに行くっていうのは、「野遊び」と言って万葉人にとっては一般的でした。同じ「野遊び」では、・ あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る・ 紫のにほへる妹を憎くあらば人妻...

こもよぶろぐ | 2010.05.16 Sun 13:15

雨月物語−吉備津の釜

本日の授業は雨月物語がとりあげられました。 しかも、吉備津の釜! 雨月物語は、好きな古典作品の上位に入ります。 ずっと前には、ここで菊花の約のことも書いたので懐かしいです。 雨月物語の中でも、特に吉備津の釜は高2のときに選択の古典の時間に習い、ラジオドラマとして台本を作って、メンバーで役を決めて読んだことが本当に楽しかったので、とても思い出深い作品です。 とても懐かしかった。 この話、いつ読んでも怖いです(;´∀`) それと同時に、磯良が哀れで同情します。 あんなに尽くしたのに、正太郎に裏切られ...

古典マニアックス | 2010.05.13 Thu 18:00

自分の価値を見失ったら声に出してよむ歌

pearl * / Laris.Sa* ◎白玉は 人に知らえず 知らずともよし    知らずとも 我し知れらば 知らずともよし (しらたまはひとにしらえずしらずともよししらずともわれしれらばしらずともよし)  ⇒「真珠の価値を誰も知らない。知らなくたっていい。    知らなくたって、私が知っているのだから、    知らなくたっていい。」 他人の評価なんて、ひとまず、どうでもいいじゃない。自分が、自分を、分かっていれば。巻6・1018。元興寺に頭は良いのにどうも出世できないお坊さんがいました。それを周りがからかった時、...

こもよぶろぐ | 2010.05.09 Sun 19:15

枕草子全300段読破

いつもよりかなり珍しいことに、更新は3回目。 今日、枕草子下巻を読み終えました。 上巻下巻を買って、約1年2ヶ月くらいでしょうか。やっと読み終えた。 どうしてこんなに時間がかかったのだろう(^_^;) けど、大好きな枕草子を全て読めて本当に嬉しいです。 高1の秋に好きになったのに、高3から読み始めて大学2年で全て読み終えたというのは遅いと思われるかもしれないですが; やっぱり達成感とか色々あります。 読み始めた頃は、原文も全く読めなくて現代語訳を見て原文を読む、というスタイルでしたが、今は簡単な...

古典マニアックス | 2010.04.21 Wed 19:31

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