[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 気になる本のブログ記事をまとめ読み! 全913件の77ページ目 | JUGEMブログ

>
気になる本
  • JUGEMテーマ

ブログテーマ

ユーザーテーマ

気になる本

このテーマに投稿された記事:913件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c287/9872/
気になる本
このテーマについて
広告で見たり、話で聞いたり。
まだ読んでないんだけども気になる本を挙げてみましょう♪
読んだ方が感想をトラックバックしてもらえば、輪が広がる・・・かも?
このテーマの作成者
作者のブログへ:「ruxu00」さんのブログ
その他のテーマ:「ruxu00」さんが作成したテーマ一覧(4件)
このテーマで記事を投稿する
このテーマに投稿された記事
rss

< 72  73  74  75  76  77  78  79  80  81  82 >

【2.にぎやかな住人たち】7

JUGEMテーマ:気になる本 ☆2−7 「えっ・・・あの、これって・・・誰?困るわ、このペンダント・・・大事なものなのに」 屋敷での不可思議続きのせいで、とうとうペンダントにまで異変が及んだのかとミリセントは不安になる。ペンダントをつまんで傾けてもみたが、困惑するミリセントの唇は、まったくよきせぬ言葉を発した。 「うるっせぇな。ミリーは俺に世話になってるはずだぜ。さんざんキスまでしといて、そりゃねぇだろ・・・な、ななななないいまのっ!私じゃない、私何にも言ってないわよ。それにキスって、なんの...

たいむかぷせる。 | 2010.04.03 Sat 09:05

【2.にぎやかな住人たち】6

JUGEMテーマ:気になる本 ☆2−6 「影とか・・・このお屋敷って幽霊ばかりだし・・・いったい母さんはなにをしてる人なの?」 「貴方の母上であるトリシア様には、特別な力がございます。私も詳しくは存じませんが、この場所と、お部屋を守る事が代々ファネル家に課せられた務めだそうです。ですが、トリシア様を狙う者たちもおり、お二人は屋敷を出られました」 「それは・・・いつ?」 「今から四年ほど前です。ミリセント様がビーハイブにいた理由もそのことが関係しております。トリシア様と貴方を屋敷から逃がされるとき...

たいむかぷせる。 | 2010.04.02 Fri 13:00

第三章−1【ペルテローテの店】

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−1 その店は、わたしが冒険の最中に見つけた。どうやって見つけたか、これにはちょっとしたエピソードがあった。  ほら、数週間前に兄のシャーロック・ホームズにもう少しで捕まるところだったじゃない。で、兄が警察を動かして、通りをしらみつぶしに探している間に、こっちはあり得ない場所に隠れていた。ベイカー通り二二一番地b、つまりはシャーロック・ホームズの下宿。スズカケノキをのぼって屋根の上に上がり、寝室の窓から中に入った。  あれからずっと考えていた。夜明けになって自...

たいむかぷせる。 | 2010.04.02 Fri 12:59

【その四、嘆息!お姫様はツラいよ】8

JUGEMテーマ:気になる本 ☆4−8 そんなあたしの視線に気づいた様子のルキアは、柔らかい笑みを浮かべてみせた。 「・・・ああ、変な話をしてしまってごめん。お詫びと美味しいお菓子のお礼に、いいところへ案内しょう。・・・きっと気に入ってくれると思うよ」 「・・・いいところ?」 きょとんとするあたしの手をとって、ルキアが言った。 「そ。さ、おいで」 「わぁ・・・っ・・・!きれい・・・!」 ルキアがあたしを連れて行ってくれたところは、王宮の外れにひっぞりと建つ、優美なガラス張りの温室だった。...

たいむかぷせる。 | 2010.04.02 Fri 12:58

【2.にぎやかな住人たち】5

JUGEMテーマ:気になる本 ☆2−5 「だって、触れるしあったかいわよ?さっきの人たちみたいに、甲冑着てたり、骨だったりしてないし・・・」 目の前にいるのは大変見目麗しい、物腰の柔らかな青年だ。 見知らぬ屋敷で幽霊に追い回されている間も、ミリセントはなぜか彼の言葉だけは信じられる気がしていた。こうして手を繋いでいられるほどに。 そして今、本人から告白された後も、どうしてもその手を振り解く気にはなれない。 「私が死人だと知って、お嫌になってしまわれましたか?」 哀しげに顔を傾けたアンセルの...

たいむかぷせる。 | 2010.04.01 Thu 09:47

【その四、嘆息!お姫様はツラいよ】7

JUGEMテーマ:気になる本 ☆4−7 「・・・甘い・・・」 形の良い唇がそう呟く。 「え、甘すぎる?これでも一応、甘さ控えめにしてみたつもりなんだけど・・・」 慌てるあたしに王子は首を振った。 「い・・・いや、違うんだ。その・・・お菓子って、こんなに甘くて美味しいものだったんだな・・・って驚いて」 そう言って、タルトや、ダックワーズにも手を伸ばす。 「ああ・・・どれも甘くて優しい味がする・・・。とても、美味しい・・・」 お菓子を口にするたび、海の底のようなサファイアブルーの瞳を和...

たいむかぷせる。 | 2010.04.01 Thu 09:41

【その四、嘆息!お姫様はツラいよ】6

JUGEMテーマ:気になる本 ☆4−6 あたしがそう言って、ルキア王子の分のお菓子を取り分けていると 「えっ?ルキアさまにこれを?あの方が、お菓子なんか召し上がるんですか?」 と小間使いさんたちはビックリ1 「うん、甘いものは嫌いじゃないって言ってたわよ?どうして?」 あたしがそう尋ねると、小間使いさんたちはお互い顔を見合わせながら気まずそうにこう言ったの。 「・・・ルキアさまは、そちらにいらっしゃるスワンさまのように、本当に眩いくらいに美しい方なんですけど・・・なんていうか、影が薄い...

たいむかぷせる。 | 2010.03.31 Wed 11:03

【2.にぎやかな住人たち】4

JUGEMテーマ:気になる本 ☆2−4 ――大丈夫、私は落ち着いてる、そうよ、こんなとき慌てて走り出しちゃうと、逃げてる気になってよけい怖くなるのよ。で、さっき斧持った甲冑に襲われたりしちゃうんだから・・・ 自分を落ち着かせるつもりが、かえって恐ろしい光景を想像してしまい、ミリセントはすでに小走りにだった。 走り出しそうになったそのとき、ふわりと前髪が風で揺れて、ミリセントは反射的に背をそらす。 「え・・・」 ドス! と重たい音を立て、斧が壁に突き立つ。 壁からぱらぱらとかけらが落ちるのに、ミ...

たいむかぷせる。 | 2010.03.31 Wed 11:03

蜘蛛の糸

あんがいみじかい。 此の頃本の話題ばかり。今更ながら、初めて芥川龍之介を買ってみました。あれ?ってか。与謝野晶子は?ってか。あれは、じっくり腰を据えて、会社の休み時間等に読む用の本であり、今回のは、出勤・帰宅の地下鉄の中で読む用なのです。持ち運びに場所をとらないし、やっぱり文庫本サイズが良いのです。芥川龍之介って、高校の教科書に出てきた”羅生門”以外に読んだことがないのです。太宰治も憧れていた人であるし、一度読んではみようと思っていたのですが、どうもその”羅生門”のオドロオドロした感じがあまり...

ドリーとイナゾフ | 2010.03.31 Wed 07:06

【2.にぎやかな住人たち】3

JUGEMテーマ:気になる本 ☆2−3 ぽつぽつと灯されたランプの明かりを頼りに、ミリセントは足音を殺して歩き出す。 事務室や、食料の保存庫が並ぶ部屋を通り過ぎると、甘い匂いが流れてきた。 恐怖と焦りでいっぱいのはずが、途端に腹がキュルッと音を立てて、ミリセントは空腹を想い出した。 今日は朝から仕事を急いでいたため食事を取っておらず、そのまま馬車でここへ連れてこられて、何も食べていないのだ。 「なんだろ、いい匂い・・・」 踏み込んだそこは厨房だった。石床の部屋はずいぶんと広く造られ、壁炉に加...

たいむかぷせる。 | 2010.03.30 Tue 11:38

このテーマに記事を投稿する"

< 72  73  74  75  76  77  78  79  80  81  82 >

全913件中 761 - 770 件表示 (77/92 ページ)

[PR] レンタルサーバー heteml [ヘテムル]
あなたのクリエイティブを刺激する、
200.71GBの大容量と便利な高機能!