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【その四、嘆息!お姫様はツラいよ】1

JUGEMテーマ:気になる本 ☆4−1 ――こうして、あたしと三人組の王宮での新しい生活がスタートした。 ここで暮らす事になった今、三兄弟はこれからもあたしの守護者として側を離れる気はなかったし、あたしも三人とは絶対一緒にいるつもりだった。 お父さん・・・カーディナル王は、三兄弟が王族を守る『白の一族』だって言う事に気づいているようで、三人があたしと共にこの王宮へ住みことを許してくれた。 でも対面上、三人の身分はあたし付きの従者・・・って事になっちゃって、あたしはそんな身分差みたいなものがとても...

たいむかぷせる。 | 2010.03.26 Fri 11:25

【1.珍奇迷宮の客人】4

JUGEMテーマ:気になる本 ☆1−4 ――だったら、やっぱり私が聞くことになるけど・・・だからって、自分から名乗るわけにもいかないし・・・もぅ、じれったいわね! 「マクミラン様は、鑑定士として優秀だとお聞きしています。そうした方でも、わからないことがあるんですか?」 「私は・・・あくまで美術商だ。商品の真贋や価値は見極められるが、わけありの品はここがふさわしいと、さるお方にこの店を紹介だれた。だが、ここの鑑定士も相当変わり者だと噂で聞いているし、不安がないとは言えないな・・・」 「あら、どんな...

たいむかぷせる。 | 2010.03.25 Thu 15:08

【その三、対面!父と子、そして兄】6

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−6 二人がその場を退場し、あたしは今改めて負うと向かい合った。 長い・・・沈黙の時間が流れた。 そして、カーディナル王が、ゆっくりと口を開いた。 「カノン、そなたが私の目の前に現れたとき、私がかつて愛した女性の若い頃に、余りにも良く似ていて驚いた。その赤みがかった長い髪、そしてその歌声も。・・・ああ、でもその瞳だけは、わたし似だな」 そういって懐かしそうな表情で微かに微笑む王様を見ていると、みるみる涙が込上げてくる。 「お・・・父さ・・・ん」 そう呟...

たいむかぷせる。 | 2010.03.25 Thu 15:03

【その三、対面!父と子、そして兄】5

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−5 やがて、ノアゼット様は涙を拭くと、素直に語り始めた。 「十六年前、お預かりした赤ん坊は・・・確かにそこにいるカノンでございます・・・。わたくしは・・・王の本当の虫目であるかのンを、いわれのない罪で追い出し、自分の娘をその身代わりにしようとしました・・・。ただこれは、全て私一人でやったこと。アナベルは何も知らされておりませぬ。罪は、私一人にある事。どうか・・・娘のアナベルにはお慈悲を・・・」 その言葉に、アナベルも黙ってはいなかった。 ノアゼット様を後ろ...

たいむかぷせる。 | 2010.03.24 Wed 09:44

【北山】3−8

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−8 左近は綾白の計らいで、七日の一度は、体を休めるために綾白の側を離れる事を許されている。今夜、綾白は外出しない予定だった。だから左近は、信頼できる者に随身を頼み、北山の別邸へ体を休めに来ていた。 綾白はぐったりしていて答えない。 「綾白様」 腕をとると、緑鹿の背から滑り落ちる。左近はそれを抱きとめて、屋敷の中へ運んだ。 使用人に急いで床を作らせ、そこに寝かせる。そして顔を覆う面を取り外す。 綾白の顔を見て、息が止まる。 額の真ん中に、鳳悠の焼印が押されて...

たいむかぷせる。 | 2010.03.24 Wed 09:44

【その三、対面!父と子、そして兄】4

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−4 黒い表紙の本のようなもの・・・あれ、何なのかしら?   「・・・これ、何かわかるか?」 そう言って、その野性的で精悍な頬に、挑戦的な笑みを浮かべる。 ノアゼット様は、いきなり自分に突きつけられたものに目をやって、目を白黒させた。 「な・・・っ・・・! そ・・・それは、まさか・・・っ!!」 「そう。見覚えがあるだろう。これはあまえの日記帳だ。これはあまえがカノンを預かった時からの話から、王の娘探しの噂を聞きつけ、自分の娘を王の娘にしようと計画していた事ま...

たいむかぷせる。 | 2010.03.23 Tue 12:31

【その三、対面!父と子、そして兄】3

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−3 「・・・カノン、歌え」 ヒューイがあたしを見つめながらこう言った。 唐突な言葉に、あたしはビックリ! 「え・・・、い・・・いきなり”歌え”って、どうし・・・」 ヒューイの意図が分からず、あたしは困惑するばかり。 それに、いっくら歌うのが好きだからって言ったって、こんな場所で歌うのは、気が引けちゃうわ。 でも。 「この間・・・町で歌っていたあの歌。今ここで、もう一度やってみろ。・・・早く!」 そう言うとヒューイの綺麗な深い緑の瞳は、とても真剣で、そし...

たいむかぷせる。 | 2010.03.22 Mon 10:09

【その三、対面!父と子、そして兄】2

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−2 せっかくここまで来たのに・・・あたし、お父さんに会えないの? どうしたらいいのか判らず、あたしは側に立っていたヒューイのタキシードの裾を、ぎゅっと握った。 だって、こうでもしてなけりゃ、立っていられなくなってしまいそうだったんですもの。 「カノン、来い!」 「ヒ・・・ヒューイ!?」 あたしはヒューイに手を引かれたまま、どんどん前へと連れて行かれてしまった。 「お待ちください、カーディナル王。あなたの本当の娘は、ここにいます」 ヒューイの低くぴん・・...

たいむかぷせる。 | 2010.03.21 Sun 11:21

【その三、対面!父と子、そして兄】1

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−1 そして王が、ゆっくりと口を開いた。 「皆のもの、この栄えある『シャリファ祭』最終日の今宵、我が招きに応じ、やって来てくれたことに感謝する。楽しんでもらえれば何よりだ」 あたしが思っていたよりも、低く、落ち着いた声が流れ出す。 大広間はしん・・・と静まり、皆、やや緊張した面持ちで王の言葉に耳を傾けていた。 「今年十六歳になるこの国の少女限定でパーティーを開いたのは、理由がある。・・・実は私には、今年十六歳になる娘がいる筈なのだ」 カーディナル王のこの衝...

たいむかぷせる。 | 2010.03.20 Sat 10:44

【1.珍奇迷宮の客人】3

JUGEMテーマ:気になる本 ☆1−3 それはミリセントの中で、ずっと気になっていた人物の名でもある。 ミリセントは壁に掛けられた鏡の前で、慌てて髪を撫で付けた。乱れていた髪は、何とか艶を見せて落ちつく。約束の時間にはまだ早いが、やはり今回の来訪は何か事情があるのだろう。 マクミラン家は、王室御用達の美術品や調度品を取り扱う伯爵家だ。 そこの次男であるグレンの名は、ここ数年、美術品を扱う者なら誰でも知っているといってもいい。 美術商として活躍する彼は、まだ十九歳という若さで『真贋の天秤を授かっ...

たいむかぷせる。 | 2010.03.20 Sat 10:41

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