[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 気になる本のブログ記事をまとめ読み! 全916件の79ページ目 | JUGEMブログ

>
気になる本
  • JUGEMテーマ

ブログテーマ

ユーザーテーマ

気になる本

このテーマに投稿された記事:916件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c287/9872/
気になる本
このテーマについて
広告で見たり、話で聞いたり。
まだ読んでないんだけども気になる本を挙げてみましょう♪
読んだ方が感想をトラックバックしてもらえば、輪が広がる・・・かも?
このテーマの作成者
作者のブログへ:「ruxu00」さんのブログ
その他のテーマ:「ruxu00」さんが作成したテーマ一覧(4件)
このテーマで記事を投稿する
このテーマに投稿された記事
rss

< 74  75  76  77  78  79  80  81  82  83  84 >

【1.珍奇迷宮の客人】6

JUGEMテーマ:気になる本 ☆1−6 こうして誕生日を数えるのは、記憶にある限り論回目だ。そしてペンダントの刻印を見て 「この日を誕生日になさい」 と言ってくれたのもディンセル公爵その人だった。 「でも、私は仕事をさせていただくほうがいいです。少しでも公爵様のお役に立てたら嬉しいですもの」 その言葉に嘘はない。目の前の公爵がいなければ、今の自分はなかったのだから。 「まったく、君は熱心なところがあるからねぇ。でもミリー、あの話はまだ決めかねているのかね? 昨年話し合ってからもう1年経...

たいむかぷせる。 | 2010.03.27 Sat 10:02

第二章−2【次なる変身は?】

JUGEMテーマ:気になる本 ☆2−2  強い人だわと感心しつつ、そうだ看護師に扮してみるのはどうかしらと、歩きながら、早速そんなことを考えている。それとも、街角でキリスト教の伝道に励む娘たちのように、黒スカートに赤のジャージ地のシャツという軍人スタイルでいったらどうかしら? ほら、普通制服を着ている人間に会うと、その人の中身より着ているものに目が行くものじゃない。  ああ、でもシャーロック・ホームズは並の人間とは目の付けどころが違うんだった。前にわたしが修道女に扮していたのを知っているから、そ...

たいむかぷせる。 | 2010.03.27 Sat 10:02

【1.珍奇迷宮の客人】5

JUGEMテーマ:気になる本 ☆1−5 ミリセントにとって、ディンセル公爵と夫人のアメリアは恩人ともいえる大切な人。 ディンセル公爵を良く知る人は、その人柄や奇特な趣味嗜好ごと彼を好きになる。 奥方に言わせると公爵は『夢想家でロマンチスト』らしいが、周囲の人から見れば、『奇特な情熱にとりつかれた暴走奇人』とも言えるだろう。 とかく珍奇なものに目がなく、西に遺跡が出たと聞けば駆けつけ、東に竜のミイラが見つかったと聞けば海を渡る。 その旅のついでに商売の種を見つけては投資を続け、思う存分趣味に没頭で...

たいむかぷせる。 | 2010.03.26 Fri 11:25

【その四、嘆息!お姫様はツラいよ】1

JUGEMテーマ:気になる本 ☆4−1 ――こうして、あたしと三人組の王宮での新しい生活がスタートした。 ここで暮らす事になった今、三兄弟はこれからもあたしの守護者として側を離れる気はなかったし、あたしも三人とは絶対一緒にいるつもりだった。 お父さん・・・カーディナル王は、三兄弟が王族を守る『白の一族』だって言う事に気づいているようで、三人があたしと共にこの王宮へ住みことを許してくれた。 でも対面上、三人の身分はあたし付きの従者・・・って事になっちゃって、あたしはそんな身分差みたいなものがとても...

たいむかぷせる。 | 2010.03.26 Fri 11:25

【1.珍奇迷宮の客人】4

JUGEMテーマ:気になる本 ☆1−4 ――だったら、やっぱり私が聞くことになるけど・・・だからって、自分から名乗るわけにもいかないし・・・もぅ、じれったいわね! 「マクミラン様は、鑑定士として優秀だとお聞きしています。そうした方でも、わからないことがあるんですか?」 「私は・・・あくまで美術商だ。商品の真贋や価値は見極められるが、わけありの品はここがふさわしいと、さるお方にこの店を紹介だれた。だが、ここの鑑定士も相当変わり者だと噂で聞いているし、不安がないとは言えないな・・・」 「あら、どんな...

たいむかぷせる。 | 2010.03.25 Thu 15:08

【その三、対面!父と子、そして兄】6

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−6 二人がその場を退場し、あたしは今改めて負うと向かい合った。 長い・・・沈黙の時間が流れた。 そして、カーディナル王が、ゆっくりと口を開いた。 「カノン、そなたが私の目の前に現れたとき、私がかつて愛した女性の若い頃に、余りにも良く似ていて驚いた。その赤みがかった長い髪、そしてその歌声も。・・・ああ、でもその瞳だけは、わたし似だな」 そういって懐かしそうな表情で微かに微笑む王様を見ていると、みるみる涙が込上げてくる。 「お・・・父さ・・・ん」 そう呟...

たいむかぷせる。 | 2010.03.25 Thu 15:03

【その三、対面!父と子、そして兄】5

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−5 やがて、ノアゼット様は涙を拭くと、素直に語り始めた。 「十六年前、お預かりした赤ん坊は・・・確かにそこにいるカノンでございます・・・。わたくしは・・・王の本当の虫目であるかのンを、いわれのない罪で追い出し、自分の娘をその身代わりにしようとしました・・・。ただこれは、全て私一人でやったこと。アナベルは何も知らされておりませぬ。罪は、私一人にある事。どうか・・・娘のアナベルにはお慈悲を・・・」 その言葉に、アナベルも黙ってはいなかった。 ノアゼット様を後ろ...

たいむかぷせる。 | 2010.03.24 Wed 09:44

【北山】3−8

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−8 左近は綾白の計らいで、七日の一度は、体を休めるために綾白の側を離れる事を許されている。今夜、綾白は外出しない予定だった。だから左近は、信頼できる者に随身を頼み、北山の別邸へ体を休めに来ていた。 綾白はぐったりしていて答えない。 「綾白様」 腕をとると、緑鹿の背から滑り落ちる。左近はそれを抱きとめて、屋敷の中へ運んだ。 使用人に急いで床を作らせ、そこに寝かせる。そして顔を覆う面を取り外す。 綾白の顔を見て、息が止まる。 額の真ん中に、鳳悠の焼印が押されて...

たいむかぷせる。 | 2010.03.24 Wed 09:44

【その三、対面!父と子、そして兄】4

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−4 黒い表紙の本のようなもの・・・あれ、何なのかしら?   「・・・これ、何かわかるか?」 そう言って、その野性的で精悍な頬に、挑戦的な笑みを浮かべる。 ノアゼット様は、いきなり自分に突きつけられたものに目をやって、目を白黒させた。 「な・・・っ・・・! そ・・・それは、まさか・・・っ!!」 「そう。見覚えがあるだろう。これはあまえの日記帳だ。これはあまえがカノンを預かった時からの話から、王の娘探しの噂を聞きつけ、自分の娘を王の娘にしようと計画していた事ま...

たいむかぷせる。 | 2010.03.23 Tue 12:31

【その三、対面!父と子、そして兄】3

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−3 「・・・カノン、歌え」 ヒューイがあたしを見つめながらこう言った。 唐突な言葉に、あたしはビックリ! 「え・・・、い・・・いきなり”歌え”って、どうし・・・」 ヒューイの意図が分からず、あたしは困惑するばかり。 それに、いっくら歌うのが好きだからって言ったって、こんな場所で歌うのは、気が引けちゃうわ。 でも。 「この間・・・町で歌っていたあの歌。今ここで、もう一度やってみろ。・・・早く!」 そう言うとヒューイの綺麗な深い緑の瞳は、とても真剣で、そし...

たいむかぷせる。 | 2010.03.22 Mon 10:09

このテーマに記事を投稿する"

< 74  75  76  77  78  79  80  81  82  83  84 >

全916件中 781 - 790 件表示 (79/92 ページ)

[PR] レンタルサーバー heteml [ヘテムル]
あなたのクリエイティブを刺激する、
200.71GBの大容量と便利な高機能!