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エジプトの首都Cairoでコプト教徒とMuslimの衝突があり、少なくとも6人のコプト教徒が殺害されているそうです。Al Jazeeraらが報じています。宗教間の対立というのは根深いものがありますが、今回のような衝突は特に起こりがちなパターンですね。コプト教徒たちは、放火された教会の建て直しを要求する抗議デモを行っていました。国家による彼らへの抑圧は革命のどさくさでいくぶんマシになっているかもしれませんが、Muslimの中の一部の過激派によるコプト教徒抑圧は、エジプト全体が経済的に安定するまでおそらく収まらないでしょう...
Continental Breakfast | 2011.03.09 Wed 19:43
新宿でのクーリエ・ジャポンDE朝食会は、開催21回目にして会場を変更しました。今回からご参加いただいた方は迷わずに来られたのではないでしょうか。前回まで開催場所だった新宿野村ビルのスタバはちょっとわかりづらいところにあり、初参加の方が道に迷われるケースが間々ありました。これからは紀伊國屋書店新宿本店を目印に、その東隣のビル7Fを目指してお越しいただければ、道に迷う心配はなさそうです(笑)今月号の特集記事「ヒットの秘密」も関心は低くありませんでしたが、他の記事も興味深いものが多かったためか、今回の朝...
Continental Breakfast | 2011.03.06 Sun 23:04
先月、次女が幼稚園でミュージカル「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」の特別優待チラシを持って帰ってきました。今日から14日まで、東京国際フォーラムで上演されているこのミュージカルは、先週私がインフルエンザで泣く泣く席を譲ったミュージカル「キャッツ」や「オペラ座の怪人」、「エビータ」、そして「ジーザス・クライスト・スーパースター」といった名作を手掛けるAndrew Lloyd-Webberが弱冠20歳の学生時代に製作した作品です。日本ではまったく知られていない作品ですが、欧米では文字通り...
Continental Breakfast | 2011.03.03 Thu 23:45
イギリスのEconomist誌の調査部門Economist Intelligence Unitが、世界の140都市を対象に、治安状況や医療サービス、文化、環境、教育などの30項目をもとに世界で最も住みやすい都市をランキングしています。Best 10は以下の通り。1. Vancouver(Canada)2. Melbourne(Australia)3. Vienna(Austria)4. Toronto(Canada)5. Calgary(Canada)6. Helsinki(Finland)7. Sydney(Australia)8. Perth(Australia)9. Adelaide(Australia)10. Auckland(New Zealand)日本の雑誌がランキングしたら、全然ちがう都市が入ってくるので...
Continental Breakfast | 2011.02.27 Sun 23:05
エジプトで進行中の「民主化」の動きについて、アメリカのメディアはエジプトのコプト教徒の「安全」を切り口に、エジプトのイスラーム化を牽制しています。エジプトでHosni Mubarakが大統領辞任を発表した直後、ワシントンのシンクタンク「Hudson Institute's Center for Religious Freedom」のSenior Fellow、Paul Marshall氏は、Christian Post紙に対してムバラク大統領の辞任はコプト教徒やその他エジプト国民に良い効果を与えるだろう。もし大統領が辞任しなければ暴動が引き続き生じ、エジプトは混とん状態に陥っていたこと...
Continental Breakfast | 2011.02.21 Mon 01:35
以前、李登輝氏の『「武士道」解題』を読んだとき、そこにImmanuel Kantの「純粋理性批判」についての言及がありました。哲学に造詣が深くなかった(今も深くはないですが)私にはまったくピンとこない記述で、当時の私は気にはなりつつも、武士道とKantにある共通点に思いをはせることはありませんでした。その後、長らくKantのことは忘れていたのですが、Michael Sandelの『これからの「正義」の話をしよう』を読んだとき、再び彼の名前があらわれたのでした。そこには「難解」といわれるKantの考えが(彼が意図したとおりかどう...
Continental Breakfast | 2011.02.18 Fri 19:22
チュニジアから飛び火したエジプト革命について、私も含め、いろんなところでいろんな人がいろんなことを言っています。そのほとんどが今後の中東情勢の行方に関することなのですが、そこには肝心のエジプトの人びとの視点がほとんど入っていません。日本語のメディアだと特に情報が少なく、またたとえ英語でも西側のメディアでは論調に偏りがあるように感じます。それにひきかえ、日本語でエジプトの民衆の立場を極めてわかりやすく論じているのが、タレントのFifiさんのBlog。彼女は2歳で日本に移住して以来、日本でほとんどの時...
Continental Breakfast | 2011.02.16 Wed 01:57
9日のNew York Times紙で、日本のコーヒー文化、技術の高さが紹介されています。日本はイタリアやフランス、そしてトルコよりもコーヒー大国としての知名度は確かに低いのですが、コーヒーを淹れる機器と技術、ホスピタリティの高さにこの記事を書いた記者は驚いています。この文化は茶の湯の伝統から来るものだと思うのですが、茶の湯とちがって、私たち日本人はまさか自分たちのコーヒーを淹れる技術や関心の高さが海外に誇れるものだとは意識しておらず、日本をコーヒー大国として売り込むことをしてきませんでした。観光立国として...
Continental Breakfast | 2011.02.13 Sun 09:56
止みませんねえ、雪。今日は朝からずっと降り続いていますが、この冬は特に乾燥していたので、少しは潤いが出ていいですね。ただ、今日は13:00から「ビジネスに効く! 旧約聖書」の勉強会だったので、参加者のみなさんには足元の悪い中お越しいただいて、大変ありがたくもちょっと申し訳なかったです。数名の方から直前の参加表明をいただいて、結局10人でのdiscussionとなりました。今日は先日のEntryでも書いたとおり、・なぜ日本では一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラーム)が浸透しなかったのか・現代社会では「信仰」に代わる...
Continental Breakfast | 2011.02.11 Fri 19:23
先月末に拝聴した浜矩子女史の講演内容について、すでにその日のEntryで書いていますが、今日は少し続きを書いてみることにします。「自分さえよければ」という「『僕』富論」から、「あなたさえよければ」の「『君』富論」への転換。これって理想論だけど実際はどうなの、と思われる向きも多いと浜女史はおっしゃっていました。そして日本には、たとえば「お酒は人に注いであげる」という「互恵」の精神がもともとあるとも。ただし、見返りを求めてお酌をするのは本当の「互恵」ではなくて、それは「相互主義」なのだといいます。互恵...
Continental Breakfast | 2011.02.07 Mon 22:36
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