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今月1日、イギリスのTony Blair元首相の回顧録「A Journey」が発売されました。発売当日のイギリス各紙はこの回顧録の話題で持ち切りになりました。労働党系のguardian紙に至っては、発売から2週間経った15日になっても、News blogでTony Blairへのインタビューの模様を掲載しているし、また、ドイツのSpiegel誌でのインタビュー記事など、イギリスだけでなく世界各国のメディアで採り上げられています。日本でも翻訳本が出版されるのでしょうが、この本のレビューをいろいろ見ていると、内容の信憑性は相当疑わしいようです。中身は読...
Continental Breakfast | 2010.09.15 Wed 19:46
フロリダ州のTerry Jones牧師がコーラン(クルアーン)焼却を思いとどまってよかったと思っていたら、やっぱり焼却を実行する輩が出てきてしまいました。テネシー州で別の牧師がコーランを燃やしている様子が写真に収められたほか、ミシガン州のEast Lansingでは、モスク付近で燃やされたコーランが発見されています。また、NYのモスク建設計画反対派のデモの中や、ホワイトハウス付近でも、コーランを破り捨てる輩が目撃されており、そうした様子が世界中のメディアに載ってしまうことを考えると、アメリカが今後支払うべきコストは決...
Continental Breakfast | 2010.09.13 Mon 23:38
今日も日中は暑くなりましたが、朝から家族で上野にある国立科学博物館へ行ってきました。友人から1日で周るのはとても無理、と聞いてはいたものの、大英博物館じゃあるまいし、がんばれば何とかなるだろうと軽く考えていたのが、昼食時にはもろくも崩れ去っていました(笑)確かに大英博物館やスミソニアン博物館(こちらは博物館「群」ですが)には規模も収蔵点数も及びませんが、それでも常設展示だけで「これでもか」といわんばかりの、圧巻のクオリティとボリュームでした。特別展のほうは長蛇の列で、並んでいるだけで待ちくたび...
Continental Breakfast | 2010.09.12 Sun 22:18
2001年のアメリカ同時多発テロから今日で9年。9回目を迎えた今年のMemorial Dayは、これまでに比べてアメリカのIslamophobicな心理が顕在化しているように感じます。WTCに最初の旅客機が突入したAM8:46(日本時間PM9:46)から4回にわたって黙祷、Barack Obama大統領も追悼式典で演説し、イスラームとの融和を訴えました。9.11のNYの様子はNew York Times、Washington Post、Boston Globeといったアメリカ各紙をはじめ、REUTERS、guardian、Haaretz、共同通信など世界中のメディアで矢継ぎ早に報じられています。あの日の夜は、事件の一...
Continental Breakfast | 2010.09.12 Sun 01:24
一昨日もDiversityについてほんの少し触れましたが、多様性を認めるというのは、本当に困難を極めます。9.11テロから明日で9年を迎える今日は、やはりIslamophobicな記事が目につきますね。先日来、11日にコーラン(クルアーン)を燃やすと宣言していたTerry Jones牧師は、どうやら国家の圧力に屈して焚書を思いとどまらざるを得なくなったようです。Jones牧師の二転三転する発言をみても、国防総省あたりから相当な脅迫を受けたのではないかと思われます。ただ、「コーランを燃やす」との発言がメディアに載った時点で、その後ど...
Continental Breakfast | 2010.09.11 Sat 00:27
投資情報サイト「Tokyo IPO」で、アメリカの最新事情を伝えるコラムが連載されていて、私もちょくちょく読んでいるのですが、そのコラムの8日の記事「ダイバーシティ、多様性を考える」で、日本のとある有名企業の会社報告書(JFEグループの経営レポートのようなものでしょうか)の一文が引用されています。ダイバーシティとは多様性のことであり、それは新しい価値の源です。私たちはお客さまにより高い価値をご提供するために、社員一人ひとりが積極的にダイバーシティへの認識を高め、真にダイバーシティを受け入れる企業になれるよ...
Continental Breakfast | 2010.09.09 Thu 01:15
ユダヤ人やイスラーム系移民に対する差別発言で、ドイツ国内で大きな物議を醸しているDeutsche Bundesbank(ドイツ連邦銀行)のThilo Sarrazin理事。Bloombergのコラムでは、彼の発言についてこんなふうに書かれていました。ザラツィン氏は、題名に「ドイツが消える」という意味を冠した著書を執筆している段階で、その内容が一部の人を激高させると分かっていたに違いない。同氏は、イスラム系は他の移民に比べて欧州社会に溶け込む上でより多くの問題を抱えていると述べたほか、トルコやモロッコなどからの移民はドイツの「知力...
Continental Breakfast | 2010.09.07 Tue 21:24
日本は島国であるために、陸続きの隣国を持つ国々と比べて、他国で起こることを自分たちに関係あることとして認識しづらいのは昔から変わりません。そのため、世界に対していまいち興味が持てない人が少なくありません。たとえば、まさに「対岸の火事」であるパキスタンの洪水。被害の深刻さが親身には伝わりづらいのですが、その「他人事」な感覚を一気に「我事」に変えることのできるのが、写真や音声、そして映像です。それはJournalismの神髄ともいえるはずですが、そんな「我事」を感じさせる写真、音声、映像は、日々メディアで...
Continental Breakfast | 2010.09.06 Mon 20:21
ノルウェー大使館のサイトを今日たまたまのぞいてみたら、明日から開催の「東京JAZZ 2010」にノルウェージャズ界を代表するアーティスト3組が出演するとのお知らせが。北欧Jazzはぜひ聴きたいなと思いつつ、よく見ると・・・[Jazz Cruise Norway]日時: 2010年9月5日(日) 17:00 Eivind Aarset 18:30 Mathias Eick 20:00 Arild Andersen会場: 東京国際フォーラム地上広場 入場無料4日から7日にかけて、それぞれのアーティストが行うTourはそれぞれ3,500円ほどかかるようですが、5日のこの[Jazz Cruise Norway]はな...
Continental Breakfast | 2010.09.02 Thu 19:56
日本を代表する人形美術家、川本喜八郎さんが去る23日に肺炎で亡くなったそうです。川本喜八郎さんといえば、NHK人形劇「三国志」。諸葛孔明といえば川本さんの人形と森本レオの声が浮かぶほど、再放送を含め何度も観ていますが、人形とは思えないあの表情と動きは、何度観ても飽きません。現在の私ぐらいの年齢のときに、仕事を中断して単身で当時のチェコスロバキアへ渡り、世界的な人形作家だった故Jiri Trnka氏に師事、そのときの経験が後の「三国志」につながっていくんですね。まったくもってすごい行動力です。子供の頃にこの人...
Continental Breakfast | 2010.08.28 Sat 01:08
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