神社仏閣は要求をしたり願いを叶えてくれというのではなく、お礼を言う場所なのだ。 「祈り」とは本来、神の「意」に、「宣」と書くらしい。 「意宣」とは、神の意を寿(ことほ)ぐこと、神の意を祝福すること。 つまり 「あなたの仰せに従います、あなたの望むように生きていきます。」というのが本来の意味。 「願い」とはもともとの言葉が「ねぎらい」。 「ねぎらい」とは、「いろいろお世話になってありがとうございました」とお礼を言うこと。 「祈り」も「願い」も「いまあるがまま、この状態をありがとう。ありがたいです。」と感謝を伝えることだったのだ。
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