[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 俳句のブログ記事をまとめ読み! 全1,945件の15ページ目 | JUGEMブログ

  • JUGEMテーマ

ブログテーマ

ユーザーテーマ

俳句

このテーマに投稿された記事:1945件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c230/5845/
俳句
このテーマについて
皆さんの作った俳句を載せてください。
このテーマの作成者
作者のブログへ:「hotsuma2008」さんのブログ
その他のテーマ:「hotsuma2008」さんが作成したテーマ一覧(1件)
このテーマで記事を投稿する
このテーマに投稿された記事
rss

< 10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20 >

浅井陽子『句集 紅鏡』(角川書店)より

    平成24。 「運河」「晨」「鳳」同人。第2句集。 清水の舞台の下の恋の猫 退職の一日目なる籐寝椅子 大和より河内へ月の峠かな 石庭の砂のさざなみ十三夜 鯖街道一の難所に鹿の声 子規没後百年の年惜しむかな 蜷の道途切れて蜷の見あたらず 自転車を渡船に卒業式の日も 弓始海女の魔除けを的に描き 風向きのころころ変る虚子忌かな 本校の児を招きたる虫送 風涼し智恵子生家の智恵子の間 ひろがらず響かず猪の猟銃音 野遊の果て湖に足浸す 風の的日の的と...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.11.06 Sun 20:54

杉江佳子『句集 春の露』(ふらんす堂)より

    1990年。 「泉」同人。第1句集。 門松の笹のさやさや明けにけり 昼顔に線路大きく曲りけり 少年の扇がざせば鉾動き 束の間や鉾解きてまた人流れ しみじみとよき正月と夫の言ふ 初夢の佛に會ひし蟹満寺 寒卵けふが始まる厨事 流れ橋立ち止まりては春四方に   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.10.29 Sat 23:08

村上光代『句集 夏空』(東京四季出版)より

    2022年。 「玉梓」同人。第1句集。 天井にうねる双龍淑気満つ 撫牛の仔は親見上げ梅見上げ 竹の皮脱ぎ散らかして伸びゆけり 連山の消ゆる卯の花腐しかな 流されぬやうに流れてゐる花藻 聞え来る祭囃子に乗りて家事 山頂へ雲駆け登るお花畑 精米機くぐりて温し今年米 冬帽子かぶれば母と間違はれ 回り道も近道もなき恵方かな 女正月ちよつと散財したくなり 種物屋鍬も並べて売りゐたり 種袋買ふこんな花咲かせたく 吉野杉運びし川の花筏 海の水すくへば無色...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.10.26 Wed 00:06

井上あや子『句集 紅梅』(ふらんす堂)より

    2008年。 「狩」「天衣」同人。第1句集。 塾生の一塊となり初詣 案の定雨に崩れし牡丹かな 片蔭に貼りつくやうに人を待つ 炉話の芝居がかつてきたるかな 石庭の石の影のみある寒さ 雪吊りの八方へ気を弛めざる 嫁ぐ子と傘をひとつに春の宵 じつとしてゐず風好きの芥子坊主 雷神の音出し惜しみして去れり 門口に椅子持ち出して里祭 終の音をあげて榾火の崩れけり 尖りたる水を宥めて紙を漉く 無住寺の守りを固め軒氷柱 弥生来る茶うけに京の五色豆 分校のど...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.10.22 Sat 22:59

第375回坐忘会 令和4年神無月句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和4年10月16日(日)  場 所:本堂 南寮会議室  参加者:11名  投句者:5名    幽谷先生体調不良にて欠席。先生から自作の素晴らしい俳画5額が提供されました。    最高得点者は”眞澄さん”でした。    今回の兼題は「露時雨」「流星」「干し柿」    ------各自の高得点句を紹介します。--------                         ※頬杖の思惟の石仏露時雨   幽谷先生・  亡...

座禅修行だより | 2022.10.21 Fri 11:24

本州最北端の旅 2022.9.21〜23

JUGEMテーマ:俳句   青森県は好きで何度も旅行しましたが最北端の「龍飛岬」と下北の「仏が浦」へは遠いのと、交通の便が悪いので行きはぐっておりました。コロナ自粛でうずうずしていたところにツアーのチラシが来たものですから申し込みました。 9月21日から3日間の旅です。   20日まで台風が来ていて半ばあきらめていましたが、運よく当日は晴天にめぐまれました。矢切から北総線始発で羽田空港〜三沢空港からバスで回ります。 先ず「三内丸山遺跡」。2002年に来ましたが資料館はなかったので出...

座禅ブログ | 2022.10.21 Fri 10:56

小林たけし『句集 鹿』(狩俳句会)より

    平成8。 「狩」「朱雀」同人。 白鳥を守るごとくに鴨の陣 白鳥を遠く見てをり襟立てて 海よりの風にもどされ揚羽蝶 飴玉で頬ふくらませ祭の子 白蓮の花ふくらます風の出て 震度一ありし夜の明け地虫出づ 蝮注意落石注意山開き 滝壷を出てせせらぎにまだなれず 病弱のゆゑに永らへ生身魂 人の顔まん丸となり豊の秋 滝仰ぎ来てしばらくは人嫌ひ 思はざる人に会ひたる涼しさよ 踏切を渡りてすぐの草いきれ 船虫のしめし合はせたやうに逃げ 草虱まみれのボール...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.10.15 Sat 21:38

l小室善弘編『正岡子規句集 鶏頭』(ふらんす堂)より

    1998年。   五月雨やけふも上野を見てくらす   絶えず人いこふ夏野の石一つ   我が袖に来てはね返る螽かな   六月を奇麗な風の吹くことよ   行く我にとゞまる汝に秋二つ   漱石が来て虚子が来て大三十日   夏嵐机上の白紙飛び尽す   いくたびも雪の深さを尋ねけり   元日や朝からものゝ不平なる   御仏に供へあまりの柿十五   三千の俳句を閲し柿二つ   柿喰ヒの俳...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.10.10 Mon 22:55

武市明子『句集 凧戦さ』(ふらんす堂)より

    2000年。 「泉」同人。第2句集。 死にかけてをるといふ田を起しけり 形代に大中小のなかりけり 生れたる仔馬勾玉坐りして いま渡りくる白鳥のけむりいろ 苗札のまだ雨知らぬひとならび 風鈴にためらひがちに寄る風ぞ 担ぎ女の高荷の通る木槿かな 湯屋のれんたくしあげあるまつりかな 一と枝をあまさずわたり青大将 鎌先で寄せ草刈の蔓のもの 川づらを昏むる凧の五十帖 赤ン坊の大いに泣ける凧戦さ 身ぐるみを剥いで背負子や鮑海女 がたぴしと引きて露けき大戸か...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.10.09 Sun 23:36

北村紅恥庵『句集 恋猫』(東京四季出版)より

    平成20。 「きりん」会員。 鮟鱇鍋眼鏡かけたりはづしたり 草を刈る背中合せとなりにけり 白菜を手掴みにして鍋奉行 朝立ちは律儀な儀式葱坊主 さくらんぼ妻にもつまむもののあり 湯豆腐やちよんの間のある隠れ宿 熱燗やまだ負けぬ気でをるつもり 毛皮着て人のやうなる女来る 行く春や耳をあづけし膝まろし 水羊羹喰べて色恋ぬきの仲   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.09.29 Thu 21:25

このテーマに記事を投稿する"

< 10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20 >

全1000件中 141 - 150 件表示 (15/100 ページ)

[PR] レンタルサーバー heteml [ヘテムル]
あなたのクリエイティブを刺激する、
200.71GBの大容量と便利な高機能!