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渡辺花穂『句集 夏衣』(北辰社)より

    令和2年。 「天穹」「銀漢」同人。第1句集。 芽吹き初むこの木なんの木気になる木 電池切れの怪獣を抱く昼寝の子 破芭蕉切り取り線のあるやうな 生クリームの角が立ちたる天高し 蜥蜴出づクレオパトラの浴槽に 春の星ハープの余韻膨れ来る 寝たふりの園児もゐたる昼寝時 星涼し馬乳酒の杯高々と マヨネーズのさいごの絞り鵙高値 九体仏にまみえ白息しづめけり 薄氷を絵踏のごとく歩みけり しやぼん玉目の前に来てこはれけり 夕端居をりをりに聞く風の詩 母の...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.01.08 Sun 00:43

渡辺四日女『句集 若松』(狩俳句会)より

    平成3。 「狩」同人。第1句集。 喪の涙かくす日傘を斜めにし 許されて術後に吸ひし青みかん 薬臭の看護婦薔薇を嗅ぎゐたり 米うまい近江にあまた捨案山子 鉄打つを見てゐて同じ汗流す 医学書の五臓六腑を日に曝す 藁塚に声かけてゆく老農婦 聖き夜を病む身ほとりの白づくめ 一の糸五の糸和して琴始 煮えそめし蓋の傾き大根焚 蜆汁すすめて病にはふれず 子が吹いて思はぬ高音菖蒲笛 丸刈りに角刈りにして寺さつき 桟橋に混む海の火蛾陸の火蛾 頬被りして藍染...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.12.29 Thu 23:53

第377回坐忘会 令和4年師走句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和4年12月4日(日)  場 所:本堂 南寮会議室  参加者:8名 投句者:7名    幽谷先生入院中に付き欠席。総裁老師、玄妙さん、妙珠さんのご多忙、欠席あり。少々寂しい会となりましたが、発言活発で楽しい令和4年最後の句会となりました。  最高得点者は ”竜穏さん” でした。    今回の兼題は 「冬銀河」「白鳥」「埋火」     ------各自の高得点句を紹介します。--------   ※冬銀河居酒屋の軒猪吊ら...

座禅修行だより | 2022.12.22 Thu 10:06

大堀柊花『句集 増』(本阿弥書店)より

    2002年。 「狩」同人。第2句集。   舞初や見えざる富士へ手をかざし   鬼女出でて火の強まりし薪能   くちびるをうるほせしのみ菊の酒   湯豆腐の角ふれ合うてそこなはず   恵方へと水上バスに人あふれ   灯を入れて涅槃哭く声よみがへり   調教の鞭はつかはず花に沿ひ   木の橋のあうらにやさし蛍狩   殺しなきことのさみしき夏芝居   三伏の雲の白さのただならず   嚏して...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.12.19 Mon 00:30

藤田柊車『句集 望潮』(ふらんす堂)より

    2007年。 「狩」「廻廊」同人。第2句集。 花篝城を影絵のごとくおき 囀りを四方より入れてマリア堂 胡桃割る怒りの力かりて割る いさかひの相手もなくて啄木忌 ポケットベル鳴りて花野を引き返す オリオンの胸へ一挙にとんどの火 わた飴に顔のかくれて七五三 火事跡の残る柱に火伏護符 諾はず拒まず解かず懐手 汗の身にのぞく異国の懺悔室 門火焚く膝より低く火を育て 裸木となりてみなぎるものの影 山の風もろとも封じ袋掛 花冷の膝を揃へて渡し舟 灸花死...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.12.13 Tue 23:07

渡辺四日女『句集 一笛』(ふらんす堂)より

    2007年。 「狩」同人。第2句集。 陶房のちらかる中の壺に梅 水たんと貰ひし雫つり忍 利かぬ気のおでこに一つ天瓜粉 えりぬきのものを手向けて今日の月 明けきらぬうちに空つぽ狩の宿 火事跡のホースをまたぎ立ち話 口伝へ叩き伝へて壬生の鉦 おもひきり水着を絞る海に向き 突張つてゐるをかしさよ帰省の子 看護婦をそはそはさせて焼芋屋 松籟のぴたりと止んで蹴鞠始 探梅やあへぎ登れば海ひらけ 目配りの鋭き歩み孕み鹿 おいそれと事成らずして桐一葉 どこ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.12.03 Sat 22:26

右城暮石『句集 虻峠』(角川書店)より

    昭和55。 「運河」主宰。第3句集。 外燈の下に入り来て雪払ふ 雨待てり水の無き田を耕して 下界より見し白さなし雪渓は 深き雪犬踊り入り踊り出づ 天井に貯へゐたる牡丹雪 吾に向き向きを変へざる蟇 泳ぎ着き少年歩く大股に 蛇もまた人間嫌ひひた逃ぐる 柿山をのぼりて蜜柑山くだる 飛び翔てば全身黒き鴨となる 日本を船で離れて墓参り 風邪の子の部厚き絵本手放さず 鯨飼ふ太平洋の潮堰きて 坐して見る立ちて見る大涅槃図を 街路樹の瘤京都市の底冷えす ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.11.30 Wed 00:15

阿波野青畝『句集 紅葉の賀』(かつらぎ発行所)より

  昭和37。 第4句集。 開帳や大きな頬の観世音 牡丹百二百三百門一つ 端居して太閤の覇を思ひけり 蓮破る雨に力の加はりて 馬酔木野やかしこ法相ここ華厳 個展見るオーバーの客立ち塞ぐ 鬼は外主はなかなか帰宅せず わが袖に君が袖にと馬酔木ゆれ 人違ひされ親しまれ花篝 みよしののみやまつつじの中の瀧 燈にかざし鹿の透きたる奈良団扇 土用鰻店ぢゆう水を流しをり 曼殊沙華佛は首(かうべ)失はれ 猿酒かかんばせを打つ滴あり さ山吹ところどころに濃山吹 ひと...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.11.26 Sat 21:24

第376回坐忘会 令和4年霜月句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和4年11月13日(日)  場 所:南寮会議室  参加者:11名 欠席投句者:7名  句 数:120句    幽谷先生ご入院のため欠席されました。一方、石心庵三浦大元老居士が今回から参加されることになりました。   久々に千鈞庵霞山総裁老師を迎え、盛り上がった会になりました。  最高得点者は”のりこさん”でした。  今回の兼題は「木枯し」「木の葉」「大根」    ------各自の高得点句を紹介します。--------   ...

座禅修行だより | 2022.11.21 Mon 10:56

金久美智子『句集 くれなゐ深き』(角川書店)より

    2012年。 「氷室」主宰。第6句集。 つま先を落葉に沈め逢ひに行く 雪女詠みしは疾うにみまかりぬ 蝋梅の咲き満つ土間や窯始 独楽の紐垂らして兄に従へり 御神渡りまだと言ひをる寒さかな 赤松の向う黄砂の弓ヶ浜 気忙しく扇つかひて渇きけり 秋扇閉づることさへ忘れあり 海女の衣の解けばただの白き布 花見舟水の高さに目の慣れて 空と海雲も眩しく夏休 垂直の壁懸命の秋の蝶 うたた寝の蹠をさなや受験の子 参禅の名札四枚冴え返る 首都の夏光と影とエスプ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.11.15 Tue 23:21

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