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監査人のお仕事
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監査 最終日
ないても笑っても、卿で監査はおしまい。 講評会は午後であるから、午前中は事実確認会、と言うことになる。 シンガポールからやってきた口先番長を交えつつ、社長と、現地ダイレクターとIT担当者を交えて事実確認を行う。 現地社長は事実の如何よりも講評のランク付けを負けろと言ってきたのには参った。 こちらは問題点を言えればいいからそんなことはどうでもいいのだが、評価が下がる、とでも思っているのだろうか？ むしろそっちの考え方のほうが問題なのだが．．． 原始のダイレクターはバサハ、英語、日本語を駆使して...
新・航海日誌 | 2015.12.14 Mon 23:20
監査 三日目
今日は監査三日目であるが、インドネシア統一地方選挙のため公休日である。これも2週間前くらいにいきなり決まったのでどうしようもないのである。 現地邦人によれば大統領のサインがあればいきなりらしく、過去にも同じようなことに遭遇しているとか。 それでもやることはあるし、アジアパシフィック統括会社から邪魔者もやってきたのでやりづらい、ということもある。この邪魔者が口うるさく介入してくる割には役に立たない馬鹿者で、人に仕事を振るのは得意、という困ったチャンである。 困ったチャンの排除には英語で会話しか...
新・航海日誌 | 2015.12.10 Thu 21:59
監査 一日目
今日から監査開始である。 監査対象会社は昨年の9月に設立されて建物のリースと法人関係をメインにリースを行っているファイナンスリース会社である。 ややもすると下降気味のインドネシア経済に、よく言えば素早い国策変更、悪く言えば定見のない経済政策によって進出している日系企業は業績がうまく上がっていない、というのが厳しいところである。 ジャカルタ中心部からやや距離があるANZタワーに居を構えている。 インドネシアは南半球。気温は３０℃位あり、気分は真夏である。とはいえ、湿度も高いのでそれなり過ごしやすい...
新・航海日誌 | 2015.12.10 Thu 00:48
さて、ジャカルタへ
今日から週末までジャカルタ出張である。 休日移動、で手当てがつかないなんておかしいし、6時間を超えるフライトは疲れも激しいからビジネスにしてほしいものである。 しかも今回は成田空港発着なのでこれまた疲れが倍増である。とはいえ、乗ってしまえばこっちのものである。 今回は優先登場でくつろいでいるとサービスアンケートを渡された。 人畜無害と思われたのかなあ？ とはいえ、ちゃんと書いたけれど、自由記入欄が少ないので有効性については疑問が残る。数量化はアンケートの大事な命題ではあるのだけれど、いかに情...
新・航海日誌 | 2015.12.09 Wed 10:04
出発準備
明日から出張のため、今日はやることが多い。 まずは実家に借りていたミシンを届けてゴッドハンドのところで前肩の療養を行う。 経過はいいがまだまだ完調までは時間がかかりそうである。 昼を食いに出かけたら、某パン食べ放題のレストランでは昼の1時半過ぎにもかかわらず、1時間待っても入れない。 値段から言えばそんなに高級店でもないし、値段もファミレスとどっこいのクセに、である。 ハチが泣いて怒り出したので、やむなく撤退、コンビニおにぎりとなる。 最近はムスコもなかなか知恵がついてきたので、なかなか自己...
新・航海日誌 | 2015.12.08 Tue 09:06
クリスマスカードの到来
7月に行ったカナダの監査先からクリスマスカードがやってきた。この会社で2年ほど監査をやっているがこんなことは初めてである。 今年の1月以降、仲間とともに既存の細かいところをあげつらう監査ではなくて、経営に関するアドバイザリーに徹する監査をしてきたことが評価されてきたのであろうと思う。 従来のこの会社の監査は細かいところをほじって、規定を守れていないところを深堀してきていたからあまり内容が適正とは言えないところがあったと思う。 カナダの監査先は買収されたばかりだからそんな事情は知らないはずだが、...
新・航海日誌 | 2015.12.06 Sun 23:50
監査の勝負所
監査の勝負どころは事前の準備と当日のインタビューにかかっていると思う。 事前に手に入る資料の豊富さ、深さ、正確さが確かであればあるほど、監査当日のインタビューの正確さが増す。 言ってしまえばインタビューの正確さを引き出す事前準備、といってよい。 今日は再来週の自分が参加しない監査の下調べをしている。なんでこういうことになったかといえば、海外の監査と国内の監査が被ったからである。言ってしまえばスケジュールの立て方を失敗しているのである。 スケジュールは自分のあずかり知らぬところで立てられてい...
新・航海日誌 | 2015.12.06 Sun 13:31
大荒れの予感
今朝、取締役から新たな指示があり、どうも来月のインドネシアの関係会社の監査は大荒れの予感である。 何が大荒れなのか？ 設立後、1年ということもあって、経営全般を見てこい、ということで、出資先から全ての関係先に廻ることになりそうなのだ。個人的にはITなので、それほどあちこちに行く必要はないのだが、チームメイトが出張っている留守を預かることになりそうなのだ。つまり、後方予備なので、かえって気が抜けないことになりそうである。 また、同じ週には国内の別の国内関係会社に監査にないるのであるが、その支持も...
新・航海日誌 | 2015.11.29 Sun 18:45
正規軍老兵、暴走の末始末される
先月定年を迎え、嘱託となった正規兵（以下、老兵）が暴走してしまった、という情報が回ってきた。 リーダー会議という部署の管理職の打ち合わせの場で、海外の監査に参加できない（というか、これは外人部隊兵で構成される海外監査チームが正規のスケジュールに名前があっても実際には編成には加えないからである。なぜならそのスケジュールは恣意的に老兵が勝手に作成しているからである）ことに腹を立てて、同僚の海外チーム長に食ってかかったらしいのである。 老兵は英語もできるし、CIAも持っているのだが、監査に連れていく...
新・航海日誌 | 2015.11.23 Mon 17:36
飲みに出ました
今日は同僚と飲みに出ました。 今の会社は生え抜きプロパーである正規軍と親会社からの降下部隊と転職してきた外人部隊からなっている。今のところ、降下部隊と外人部隊が主要なポストを押さえ始めているので、少なからずの正規軍が不平を持っているが、ダメ、というか能力がないのにポストを得ているのは他ならぬ正規軍であるから外人部隊には不満もある。 今回は外人部隊での情報交換も兼ての飲み会である。外人部隊でも元商社系列の外人部隊兵は横の連携が強い。 所謂、「商社金融」感覚を身についているからで、やはり家...
新・航海日誌 | 2015.11.23 Mon 17:11
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