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JUGEMテーマ:名所 JUGEMテーマ:国内小旅行 石段を登りきったところに、一風変わった第二の山門(中門)が見えます。不老門です。近付きます。なんと、わざわざ階段の中腹に建てています。あえて分類するなら、八脚門形式。切り妻造り屋根、平入りに、唐破風屋根の通り間が貫通します。通り間見上げ。トンネル空間に、茨垂木が連続します。親柱の頂部に蓮花彫刻のある高欄。柱は当然、上に行くに従い短くなります。地固め貫と胴差の間に、皿斗+巻斗と実肘木。登りきって、見返します。裾の長い唐破風屋根。左右に階が付き、お堂の...
お宮、お寺を散歩しよう | 2012.11.13 Tue 05:36
JUGEMテーマ:名所JUGEMテーマ:国内小旅行 護国寺を訪ねます。相当にハイレベルな鑑賞が期待されますので、当方も気を引き締めて、名刹に臨みます。まずは仁王門。偉容を誇る本瓦葺き、八脚門形式。大きく反る破風ライン。飛貫、頭貫と並行し、軒桁との間には、出三つ斗、中備は間斗束。通り間上部。全般的に装飾は抑え気味。正面両側に金剛力士像。右側の吽形。経年変化で、漆のまだら研ぎ出しの様になっています。背面両側には二天像。衣類の緻密な表現、穏やかな表情。増長天。広目天。次を目指します。左右対の水屋。水屋とは...
お宮、お寺を散歩しよう | 2012.11.12 Mon 05:35
JUGEMテーマ:名所 JUGEMテーマ:国内小旅行 今回は珍しく「観光スポット」を訪ねます。雑司ヶ谷の鬼子母神。南池袋、法明寺の飛び地境内です。拝殿。銅板葺き、入母屋造り屋根、千鳥破風付き平入り、唐破風軒流れ向拝。屋根の押さえた柔らかなラインが絶妙。斜めから。母屋の正面が吹き放ち空間になっています。向拝柱上部。木鼻彫刻にネットが掛り、観賞困難です。「名所」はこれだからなあ・・・。誰のための何のためのネットなのでしょう。先人の見事な作品を堪能する楽しみ、総合芸術としてのお寺観賞の楽しみを、「今日」参拝...
お宮、お寺を散歩しよう | 2012.10.31 Wed 05:40
JUGEMテーマ:名所JUGEMテーマ:国内小旅行 大師堂。茅葺型銅板屋根の偉容。にわかには屋根の全貌が理解できません。逆側から。エイの様な有機的な造形。入母屋造り屋根妻入り、唐破風軒、流れ向拝。特殊なのは、向拝の上に、棟を持ち、母屋と縦二列構成になっている点です。さらに、唐破風を半分にした付属下屋が、二段、繋がっています。そんなこんなで、妙にして壮麗な外観が実現されています。縦二列構成の棟飾り。茅葺型ならではの三次元的な造形。半円の獅子口の上に置かれた5本の経の巻が戦艦大和の様(不謹慎)。向拝に寄り...
お宮、お寺を散歩しよう | 2012.09.22 Sat 05:37
JUGEMテーマ:名所 JUGEMテーマ:国内小旅行 本堂の前の常香楼。小振りながら、高密度な見応えある建物。銅板葺き、宝形造り屋根。四隅の降り棟先端に真鍮製の鳳凰。珍しいです。柱足元の補修は、追掛大栓(おっかけだいせん)の継手。手間を充分にかけて、強度、美しさを形にします。唐破風屋根の手水舎。装飾を削いだストイックなたたずまい。内法貫木鼻が同一レベルで交差する様子。通し貫なら、上下にずらすのが構造的に理に叶うのですが、見た目のすっきり感が優先されたようです。柱頭には交差する直方体の肘木。本堂脇の社務...
お宮、お寺を散歩しよう | 2012.09.21 Fri 05:35
JUGEMテーマ:名所JUGEMテーマ:国内小旅行 本堂。本瓦銅板葺き、入母屋造り屋根平入り、唐破風屋根、付け向拝。しっくい壁と紙障子の白いベースに、軸組がくっきりと現れる、清廉な外壁面。斜めから。山の大きな唐破風が前にせり出ています。母屋と向拝の取り合い部分。直交する二軒の疎(まばら)垂木。向拝柱上部。正面唐獅子、側面獏の力強い木鼻彫刻。柱に錫杖彫りが施されています。持ち送りは牡丹の籠彫、虹梁は、波頭に亀のレリーフ。水引き虹梁、妻虹梁、さらに二本の束が立って頭貫虹梁が渡ります。欄間には下方をにらむ龍...
お宮、お寺を散歩しよう | 2012.09.20 Thu 05:35
JUGEMテーマ:名所JUGEMテーマ:国内小旅行八王子といえば「高尾山薬王院」、日野なら「高幡不動」、府中「大國魂神社」とくれば、調布は「深大寺」。いづれも多摩地区屈指の名刹です。という事で、調布の最後は深大寺観賞。「深大寺そば」で心身準備を整え、お寺に向かいます。茅葺、朱塗りの山門が石段の先に立っています。茅葺の量感が迫ってきます。斜めから。境内側から見返します。こちらが北向きなので、苔が生えています。延段が高さを変えながら、ずっと伸びています。形式的には薬医門にカテゴライズされますが、相当に異風...
お宮、お寺を散歩しよう | 2012.09.19 Wed 05:39
木造3階建ての建物が残る成田山・新勝寺に向かう参道。 写真を良く見ると分かるが参道には電信柱とそこに張り巡らされる目障りな電線の姿が見えずスッキリしている。何かの整備事業で参道はこういった目障りな物を地中化したのだろう。 電線の地中化は金はかかるが、無粋な電柱と電線は街並みの景観を駄目にする元凶で、ドンドン進めて欲しい。日本はこの点非常に遅れていて、こういった特殊な地域でしか実行されていない。 ヨーロッパの石畳の細い路地でもあまり電線の姿を見ないから要は感性の問題、やる気の問題になる。 この...
セブ島工房 cebushima.com :『節電ではなく適電で無駄をなくそう』 | 2012.09.14 Fri 12:09
JUGEMテーマ:名所JUGEMテーマ:国内小旅行 大きな唐破風屋根の客殿玄関。虹梁と妻梁の間に拳鼻付き三つ斗が並びます。大瓶束には、天使の羽根の様な木鼻が4個付いています。虹梁の大きな木鼻。虹梁に下屋が掛かります。下からの見上げ。下屋と、格天井の間は透けていて、拳鼻付き三つ斗が間に挟まります。光がハイサイドから差し込みます。小壁には「花菱」形の欄間。本堂。庭園へは入れず、引きが取れませんが、大きな銅板葺き、入母屋造り屋根がかかっています。向拝無の平入り。本堂前の石園。石組はありませんが、砂紋が描かれ...
お宮、お寺を散歩しよう | 2012.07.23 Mon 05:36
JUGEMテーマ:名所JUGEMテーマ:国内小旅行 まずは、朱塗りの四脚門形式の山門。檜皮葺きの屋根の優雅なライン。棟柱、海老虹梁形式ですが、頭貫が無く、虹梁だけが本柱と控柱の唯一の繋ぎ材で、なかなかにアクロバチック。構造的特徴と、朱色、黒の塗り分けの相乗効果で、優れた造形表現になっています。鬼瓦の頭の板屋根、鳥衾もいい味をだしています。控柱上部。粽に絞られた上端に、頭貫木鼻と、台輪。その上に三つ斗、拳鼻だけが朱色。本柱上部。黒い挿し肘木、巻斗が太短い海老虹梁を支えます。頭の台輪の先端は花頭曲線。内...
お宮、お寺を散歩しよう | 2012.07.21 Sat 05:35
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