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栃木県すぎやま農場の田んぼにてイトミミズ(糸蚯蚓、学名 Tubifex tubifex)は、イトミミズ科に属するミミズの総称なので、種類はいくつかあるようです。汚れた水にも住む種類もいますが、田んぼに住んでいるものは、エラミミズとユリミミズがほとんど。土をせっせと耕してくれる田んぼの土の浄化役です。浄化するだけでなく、イネに肥料を与えてくれる役割もあります。体長は10cmに満たない、細くて小さいミミズです。 除草剤を使わないでイネを育てる田んぼでは草取りの助っ人。田んぼの草取りに役立つことが知られています。イト...
田んぼの生き物たち | 2010.02.12 Fri 09:41
ダイコンシンクイムシ(ハイマダラノメイガ) ダイコンシンクイムシ(ハイマダラノメイガの幼虫)は、アブラナ科のまだ小さい苗に発生する。ハイマダラノメイガの成虫は、1株につき数粒づつ、葉柄の付け根付近に産卵する。群馬では8月中旬〜10月頃まで被害があるようだ。 【対策】 幼虫が孵化して2日くらいのうちなら苗の生長に大きな影響は与えないと思うので、毎日よく見て、早期に捕殺することに尽きると思う。しかし、小さな幼虫は非常に見つけにくく、目が良くないと見えない。また、捕らえるためには、顔を苗に20cmくら...
週末ファーマーによる自然農の野菜栽培 | 2010.01.09 Sat 21:52
●アブラムシの寄生蜂 アブラムシに寄生する寄生蜂(一次寄生蜂)には、アブラバチ(コマユバチ科)、アブラコバチ(ツヤコバチ科)がいる。寄生蜂は、アブラムシの体内に産卵し、幼虫はアブラムシ食べて成長し、アブラムシの外皮を利用して蛹(マミー)になり、羽化した成虫はマミーに丸い穴を開けて脱出する。寄生蜂に寄生する高次寄生蜂もいる。 写真左は、ダイコンアブラムシの近くにいた寄生蜂でアブラバチの一種と思われる。右の写真は、その近くにあったアブラムシのマミー。とても小さいのでコンパクトカメラでは撮影が難...
週末ファーマーによる自然農の野菜栽培 | 2009.12.06 Sun 20:06
ヒラマキミズマイマイ(学名:Gyraulus chinensis spirillus )です。 半透明の薄い殻で、4〜8mmの小さな貝なので 目立ちませんが、普通に見られます。雌雄同体です。こまかい生態はまだよく分かっていないそうです。 水田環境評価指数:3 JUGEMテーマ:田んぼの生きものJUGEMテーマ:畑や水田の生き物たち、生物多様性
田んぼの生き物たち | 2009.10.26 Mon 11:23
ヒキガエル ヒキガエルは、陸棲のため、繁殖期(関東地方では2月〜3月頃)以外は畑で定住することもできる。自然農を始めてからうちの畑にも棲みついた。夜行性のため、昼間は草陰や石の下などで休んでいる。夜間にエサを取るが、行動範囲はねぐらから数十センチ程度と非常に狭いため、畑で害虫の駆除をしてもらうには、相当な数が必要であろう。ねぐらは、数日で変わり、行動圏は50m程度らしい。産卵場所は、池、水たまり、水田など。生まれてから、1年で6センチ、2年で10センチ程度に成長し、交尾できるようになるまで、雄で...
週末ファーマーによる自然農の野菜栽培 | 2009.10.25 Sun 14:22
ネキリムシ ネキリムシ(根切虫)は、農作物の根を食害する幼虫たちの総称(俗称)で、代表的なタマナヤガとカブラヤガの他に、オオカブラヤガ、センモンヤガの4種類がいる。コガネムシ類の幼虫もネキリムシと言われることがある。ヤガの幼虫のネキリムシは、3、4齢幼虫になると、昼間は土中に隠れ、夜間に移動して野菜の苗を地際から切断するように食害する。老齢幼虫になると、一晩で数株を加害するので被害が大きい。ネキリムシは移動距離が大きいので、次々と被害にあう。ネキリムシの体はゴムのように弾力があって特徴的である...
自然農と生物多様性の家庭菜園 | 2009.09.28 Mon 13:03
ウヅキコモリグモ 畑に一年中いる網を張らない徘徊性のクモ。コモリグモの種類はたくさんあるので、はっきりとは分からないが、ウヅキコモリグモは全国で最も普通に見られる種類とのことなので、たぶんウヅキコモリグモだと思う。このウヅキコモリグモは、畑にたくさんいて、人が歩くたびに地上や野菜の葉の上から動く。キュウリでは、葉1枚ごとに1頭のクモがいるのではないかと思うくらいたくさんいて、キュウリを守ってくれていた。うちの畑では最も頼れる捕食者になっている。ウヅキコモリグモの母グモは、卵を腹につけたま...
自然農と生物多様性の家庭菜園 | 2009.09.26 Sat 17:31
害虫対策 イネ科以外の植物を何でも食べ荒らすヨトウムシだって、雑草を食べている時は害虫ではない。と考えれば、ヨトウムシの命を奪う必要はなくなるから、野菜から離れた雑草が茂っている場所に放り投げておけばいい。アブラムシは困るけれど、増えすぎる場合は肥料のやり過ぎや天敵が不足していることが多い。アブラムシの集団の中に寄生蜂のマミーがあったり、ヒラタアブの幼虫やテントウムシの幼虫がいたら、アブラムシをつぶさないようにすれば、天敵が増えてくれる。アオムシなどの鱗翅目幼虫を捕食してくれるゴミムシは、...
週末ファーマーによる自然農の野菜栽培 | 2009.09.19 Sat 21:58
ナガコガネグモ〜長黄金蜘蛛(学名:Argiope bruennichii)です。大きな蜘蛛の巣を張っているので目立ちます。ジョロウグモと間違われることも。 田んぼにはたくさんのクモたちが住んでいます。 クモは害虫を食べてくれるので、田畑では農家の強い味方。 ナガコガネグモは黄色の縞々がかわいいです。 クモはニガテ。。という人も多いかと思いますが、こうして よくよく眺めてみると、毛がふかふかしているような質感が 愛らしいと思いませんか?? オスは小さいです。 水田環境評価指数:3 ...
田んぼの生き物たち | 2009.09.16 Wed 09:37
ニホンカナヘビ 私は、光っているトカゲもザラザラしているトカゲも、同じ種類だと思ってたけれど、「カナヘビ」とは何?と思って調べたら、別種だと知った。40歳頃のことだった。区別は、簡単で、ニホンカナヘビは、鱗には光沢がなく表面はザラザラして乾いた感じ、慣れればニホントカゲとすぐに見分けられる。(写真は、幼体で、黒っぽい[2009/10/17])
自然農と生物多様性の家庭菜園 | 2009.09.04 Fri 13:32
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