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『フィリップ』は、ポーランドの作家レオポルド・ティルマンド自身が1942年にフランクフルトで暮らしていた実体験に基づく自伝的小説として1961年に検閲後出版されました。しかしすぐに発行禁止処分となりました。およそ60年後の2022年オリジナル版がようやく出版されました。 監督のミハウ・クフィェチンスキは、主人公フィリップが愛する人全てを失い、孤独に耐えながらも魂を開放しようともがき生きていく姿をナチス支配下のドイツを舞台に映画化したものです。 1941年、ワルシャワのゲットーで暮らすポーランド系ユダ...
j.k.nolenが愛した100本の映画 | 2024.07.10 Wed 19:42
JUGEMテーマ:映画の感想 ☆ひ、ぴ、び、ヴィ ・「ヒア アフター Hereafter」監督:クリント・イーストウッド、脚本:、出演:マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、10年、米、129 分、 ’18 1/17- TV-CM込114分。音声英語、日本語字幕。30分はカットか。’20 12/3。 映画中の大津波が東北大震災を想定させるので、いったん公開中止になるわ、ソフト化がどうも遅れた気がするわ、売り上げの一部を義援金にするということで、いろいろ気を使わざるを得なくなった作品である。 最初...
兵藤庄左衛門、批評 | 2024.07.05 Fri 23:52
新宿ピカデリーって、伊勢丹会館の傍の、 あのエスカレーターで登っていくあの映画館ね。 で、ファーストデイだから、混んでいるかなと、 ネット予約して行ってみた。 JUGEMテーマ:映画の感想
でえくの娘 職人エステティシャンの独り言 | 2024.07.01 Mon 18:38
1999年に全羅北道の「ナラスーパー」という小さな商店に3人組の強盗が侵入し、寝ていた70代女性を殺害した後、現金などを盗んだ「サムレナラスーパー事件」を基に、濡れ衣を着せられた少年たちの無実の罪を晴らそうと、一人の刑事が警察と検察の闇を炙り出すべく奮闘する姿を骨太に描いた作品です。 主演を務めるソル・ギョングの演技が素晴らしく、物語な中へグイグイ引き込まれていきます。韓国映画らしく、悪人は極悪に、善良な弱者はより弱く描かれています。無実の少年たちが、警察の思い込みと暴力によって殺人犯へと...
j.k.nolenが愛した100本の映画 | 2024.06.30 Sun 23:21
☆え ・「映画女優」監督‣脚本:市川崑、脚本:新藤兼人、日高真也、原作:新藤兼人、出演:吉永小百合、森光子、横山道代、石坂浩二、87年、日、130分、 TV、CM込131分。180分。日本映画発達史と大女優:田中絹代の女優歴を描く映画。壮大な日本映画の歴史を描きつつ、そのうねりの中で一女性が大女優に成長する生きざまを描こうというのだ。壮大なスケールと、一女性の生きざまを同時に描くなんて、無茶だ。そこをなんとか市川崑がよくもまあ、映画として一応形をつけたものだ。表面上は何とか形がついて...
兵藤庄左衛門、批評 | 2024.06.30 Sun 17:45
JUGEMテーマ:映画の感想 ☆くあ〜くら ・「クイーン」監督:スティーヴン・フリアーズ、脚本:ピーター・モーガン、原作:、出演:ヘレン・ミレン、マイケル・シーン、06年、英仏伊、106分、 TV。英国王室を弁護するような内容だが、人間的な悩み苦労を誠実に描くため英国王室に共感してしまう内容だ。演技演出どれをとっても素晴らしい出来栄えである。間合いの取り方、恥じらいを込めたような抑制の効いた演技演出、一流である。 ・「クイック&デッド The Quick and the Dead」監督:サム・ライミ...
兵藤庄左衛門、批評 | 2024.06.29 Sat 17:52
6月13日、ふらっと出かけた宇都宮で観ました。 「沖縄本島、与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島―この美しい島々で、日米両政府の主導のもと急速な軍事要塞化が進行している。自衛隊ミサイル部隊の配備、弾薬庫の大増設、基地の地下化、そして全島避難計画…。2022年には、「台湾有事」を想定した大規模な日米共同軍事演習「キーン・ソード23」と安保三文書の内容から、九州から南西諸島を主戦場とし、現地の人々の犠牲を事実上覚悟した防衛計画が露わになった。しかし、その真の恐ろしさを読み解き、報じるメディア...
j.k.nolenが愛した100本の映画 | 2024.06.26 Wed 23:19
JUGEMテーマ:映画の感想 批評 テレビ総合系‐「映像の世紀」 兵藤庄左衛門 ☆テレビ 〇NHKスペシャル「映像の20世紀」、全11集 20世紀は映画フィルムが発明され、映像によって記録できる世紀となったのだ。その記録映像でたどる20世紀とはなにものなのか。強烈なことは2回の世界大戦によって一般市民をも巻き込んだ大量殺戮が可能になったことだ。アウシュビッツ、南京、広島、長崎はじめ大量虐殺は枚挙のいとまがない。強大なる帝国資本主義の完成、民族自決や共産主義という名の独裁制、世界は経済...
兵藤庄左衛門、批評 | 2024.06.20 Thu 22:54
J ☆現代やくざシリーズ:全5作または6作、人斬り与太シリーズ全2作 1・「現代やくざ与太者の掟」監督:降旗康男、脚本:、出演:菅原文太、待田京介、志村喬、富司純子、若山富三郎、69年2/1、日、92分 ’23 10/4,TV105m,CM13m,92m,ノーカットか。 シリーズ第1作目。ムショから出所した場面で始まり、態度は横柄で虚勢を張るが根はよい男というキャライメージを分からせるシーンでつないでいき、後に子分となる連中との縁をてきぱきと展開させていく。政:山城新伍はけ...
兵藤庄左衛門、批評 | 2024.06.12 Wed 23:10
JUGEMテーマ:音楽 JUGEMテーマ:映画の感想 ☆た ・「ダイナマイトどんどん」監督:岡本喜八、脚本:、出演:菅原文太、宮下順子、北大路欣也、嵐寛寿郎、金子信雄、岸田森、中谷一郎、フランキー堺、藤岡琢也、伊佐山ひろ子、岡本麗、ケーシー高峰、78年、日、142分、 TV、NHK,145分。岡本監督は「肉弾」でも妙なユーモアを漂わせたが、晩年になるほど大笑いできるハチャメチャさが目立つようになってきた。一種のかるみなのか。ドラマティックさと笑いをうまく噛み合わせるのだ。ド派手な演出が決して嫌味に...
兵藤庄左衛門、批評 | 2024.06.04 Tue 14:52
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