銀河英雄伝説
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銀河英雄伝説

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銀河英雄伝説
このテーマについて
銀河英雄伝説は田中芳樹さんによるSF小説です。
その小説を原作として、アニメや漫画、ゲームなど幅広く展開されています。
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作者のブログへ:「gineiden7」さんのブログ
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主に夏侯惇のテーマによる、ロイエンタールの中学生日記・17

 隣でハンスが眠ってしまっても、オスカーはまだ目を閉じなかった。面白いので、ハンスの鼻をつまんでみると、口がぽかりと開いた。オスカーから笑いがこぼれる。  寝かしつけに失敗したハンスは、そうやって暫く遊ばれていたのだが、やがてオスカーも手足が暖まると、眠気がさし、もぞもぞと布団の中に潜り込んだ。そして、今日のハンスの言葉を反芻する。  僕のお母様。白い手の貴婦人。とても綺麗な女性で、今は薔薇の園に眠るという。ハンスは、僕とお母様の顔がよく似ていると教えてくれた。 その言葉はオスカーの胸...

叛逆は英雄の特権 | 2010.01.26 Tue 16:08

主に夏侯惇のテーマによる、ロイエンタールの中学生日記・16

 ホクスポクス・フィジブス。オスカー様にご加護あれ。  然るべき時期が来て、ハンスはそう願ってキンダーガーデンへ送り出した。 しかし、帰りの車中でオスカーは「ちんばってなあに?」と言い出した。  入園後、間もなくの事である。  何を言われて来たのか大体想像は付いたのだが、「悪い言葉です。使ってはいけません」と、ハンスは仕方なくごまかした。  暫くすると、オスカーは小さな傷を作って帰ってくるようになった。ワケも言わず「喧嘩したの」と、それだけを言う。ハンスは、喧嘩が出来るなら言われっぱ...

叛逆は英雄の特権 | 2010.01.25 Mon 17:58

主に夏侯惇のテーマによる、ロイエンタールの中学生日記・15

 夫人の死亡に関する事後処理に忙殺された執事ハンスが振り返ると、そこには、大きく損なわれた主人の姿があった。  静かな威厳をたたえ、泰然と自信を放っていたはずの旦那様は、今や昼から酒を煽り、事細かに乳母と赤ん坊に怒鳴り散らしている。  ハンスは内心の戸惑いを押し隠し、毎日を対処療法的にやり過ごしていった。そして、そのまま1年余りが過ぎると、彼は認識を改め、忠誠の対象を旦那様個人から、ロイエンタール家そのものへと、心密かに取り替えた。  その葛藤を間近に見ていたハンスの妻は、夫の申し...

叛逆は英雄の特権 | 2010.01.22 Fri 18:37

主に夏侯惇のテーマによる、ロイエンタールの中学生日記・14

 ハンスは帰りの車中で拳を握り締めていた。  分かっている。オスカー様にご帰宅を求めても、無理なのだ。自分があの家の子供だったとしても帰りたいとは思わないだろう。だから簡単に手を離してしまった。  とはいえ、オスカー様はまだ13歳。何もかもを、おひとりで過ごすようなお年では無いはず。………、しかし、自分は一介の執事であって父親では無い。  そう思うと、ハンスは無力感に肩を落とした。そして、今までに辞めていった乳母達もこの虚しさに負けたのだろうと、深く溜め息をついた。  男子にはよくある事...

叛逆は英雄の特権 | 2010.01.19 Tue 20:47

主に夏侯惇のテーマによる、ロイエンタールの中学生日記・12

性的な表現を含みます。

叛逆は英雄の特権 | 2010.01.15 Fri 15:20

ロイエンタールの中学生日記・番外

「ちょ、お前!!(爆笑)」と、ミッターマイヤーさんが、ご親友の昔の写真を見て笑いました。13歳当時↓は、ともかく、 (英国イートン校のお祭り、フォース・オブ・ジューンの扮装なのね☆)15歳当時↓がこんなだったからです。ミッターマイヤーさんは笑い転げ過ぎたので、ご親友のロイエンタールさんは、しばらくクチを利いてくれませんでした。休肝日ができてめでたし、めでたし。おわり。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

叛逆は英雄の特権 | 2010.01.12 Tue 23:33

主に夏侯惇のテーマによる、ロイエンタールの中学生日記・11

 オスカーはアマーリエに手を握られたままアパルトマンの玄関に降り立った。  突き飛ばせばいい。この女を突き飛ばせば、僕は寮へ帰れる。 「さあ、こちらよ。あなたのお話を、もっと聞かせて頂戴」 アマーリエは少年の手を引きエレベータへと進む。 オスカーの脚はエレベーターへと歩いて行く。 もし、この手を振り払ったなら、彼女はどんな顔をするだろう?  エレベーターは最上階へ着くと、ふたりを掃き出しまた下って行った。 廊下を少し歩くと、アマーリエは部屋の鍵を開け、広いリビングへとオスカーを連...

叛逆は英雄の特権 | 2010.01.11 Mon 20:21

主に夏侯惇のテーマによる、ロイエンタールの中学生日記・10

「オペラ座?」 オスカーは訊いた。僕は着替えがしたい。 「私、オペラが好きなの。でもオペラ座にはいかないわ。オペラ座の裏手にあるアパルトマンに行くのよ。今日は木曜だから」 「木曜だから」 「木曜日にオペラ座は開いていないの。運転手は知っているわ。詳しいのよ」  それがどうしたというのだろう? 繋がれたままの手を、オスカーは離して欲しいと思う。 「あなた、花飾りの少年だったのでしょう? 選ばれたご理由は?」 「剣術です」 「剣術。そうなの。あなたは華々しく勝って表彰されたというわけね」 ...

叛逆は英雄の特権 | 2010.01.10 Sun 06:37

主に夏侯惇のテーマによる、ロイエンタールの中学生日記・9

アマーリエは歩き続ける。 彼女は何処へ行くのだろうと、オスカーは思う。 「あなた、ご家族は?」 「いません」  彼女が怪訝な顔をするのでオスカーは言い足した。 「あ、来ていないという事です」 「そう。私と同じね」 彼女は事も無げに言う。 「私は来たのに、私の家族はいないの。どこかへ行ってしまって。そういう事ってあるのね」 アマーリエは後妻だった。懐かない、なさぬ仲のふたりの息子達は、つるんでどこかへ行ってしまった。 「あなた、お名前はなんとおっしゃるの?」 「オスカー。オスカー・フォン...

叛逆は英雄の特権 | 2010.01.06 Wed 17:05

主に夏侯惇のテーマによる、ロイエンタールの中学生日記・8

 少年のそういう孤独に惹かれた女がいた。それがアマーリエ。  彼女は祭りの日にオスカーを発見した。  花飾りを頭に載せた少年達は、小舟に乗って校内の小さい運河を流されて行く。それが少年達の名誉あるお披露目の儀式なのだ。  オスカーも小舟に乗って、五人一組でゆっくりと流されて行った。次々に来る船を追うように、両岸から祝福の声や拍手が湧き起こる。少年達は群集の中に目当ての者を見つけては、笑顔を向け手を振っていた。それは家族や親戚、級友やチームメイトで、互いの名を大きく呼び合う者もあった。 ...

叛逆は英雄の特権 | 2010.01.06 Wed 10:10

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