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樹々の若葉の光り揺れだすメヌエット 音楽を俳句に取り入れた加藤千世子(1909〜1986)の句だ。夫は人間探求派の俳人、加藤楸邨(しゅうそん)。散歩をしていて、樹々の若葉が萌えている風景を見ると、体が軽くなりスキップをしたくなるような思いがする。今朝は夫婦とみられる高齢者が2人でよもぎを摘んでいた。(蓬がある斜面) JUGEMテーマ:コラム
小径を行く | 2025.04.18 Fri 09:29
前回に続き『北の話 選集』(北海道新聞社)の心に残ったエッセーをもとに書いてみたい。今では大作家となった夫妻の若い時代のストーリーだ。芥川賞作家、津村節子(1928〜)の「思い出の根室」と言う話だ。津村の夫は同じ作家の吉村昭(1927〜2006)だが、このエッセーでは名前は出さず、ただ「夫」とだけ書かれている。2人は、作家として著名になる前に根室で苦労したという。この苦労が2人には作家としての肥やしになったことは想像できる。(緑が濃くなった調整池の森) JUGEMテーマ:コラム
小径を行く | 2025.04.17 Thu 14:09
「生まれてから5年がその人の人生の方針(生きる上での視点)を決める」と書いたのは、作家の池澤夏樹だ。1945年7月北海道帯広市で生まれた池澤は、この町で5年間を送った後東京に移った。5歳の目でも帯広と東京の風景の違いを覚えており、特に帯広の異質性が好きだった池澤は「外の視点」でものを考えるようになったという。池澤と同年代の私は、18歳まで生まれ故郷の福島を離れなかった。その後の仕事の拠点となったのは東京だが、故郷との異質性を感じたのはいつの頃だっただろうかと考えている。今回はやや「...
小径を行く | 2025.04.16 Wed 05:59
2025/04/14 花曇り・・花冷え・・の日々でしたが、今日の午後に晴れ間が見えたので、外へ出てみました。 雨上がりのスノーフレーク・・・雨粒も。 JUGEMテーマ:コラム
楽ん楽ん・シニアライフ | 2025.04.14 Mon 20:12
ラジオ体操は第1と第2の間に首の運動がある。今朝は首の運動の際のピアノ伴奏曲として『春の小川』が演奏されていた。『故郷』で知られる高野辰之(作詞)と岡野貞一(作曲)コンビによる小学唱歌だ。この詩は東京代々木周辺の昔(明治末期ごろ)の風景を描いたもので、モデルは付近を流れていた河骨川(こうぼねがわ)だった。ここは最初の東京五輪の際に下水道の一部になり、現在は当然ながら当時の面影はない。 JUGEMテーマ:コラム にほんブログ村
小径を行く | 2025.04.13 Sun 10:12
JUGEMテーマ:コラム 土が盛られた小高い所から眺める桜。眼下には盆地が広がる。「桃源郷春まつり」が催されている一帯は、桜と桃の見事な共演。桜は五分咲きといったところ、桃は咲き始めたばかりではあるが、まちなかが花に覆われた感がする。3月末日に出向いた山梨県笛吹市は穏やかな春の顔を見せていた。 中央自動車道の笛吹八代スマートインターを下りて15分、目的地の「八代ふるさと公園」に辿り着いた。晴れ間の広がる穏やかな天候ではあるが、この日は平日。会場にもっとも近い駐車場へとなんなく入る...
普段着のいたさん | 2025.04.11 Fri 21:39
「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」ということわざが昔からある。『故事ことわざ辞典』(東京堂出版)には「桜の枝は折るがよく、梅の枝は切るがよい」という説明が出ている。さらに『続故事ことわざ辞典』(同)には「桜折る馬鹿柿折らぬ馬鹿」(桜の枝を折ると枯れる。柿は刃物を嫌う)ということわざも紹介されている。満開の桜が散り始めた。地球環境の温暖化が進む中、日本の春を彩る桜は、今後も華麗な花を咲かせ続けることができるのだろうか。(散り始めた近所のソメイヨシノ) JUGEMテーマ:コラム にほんブログ村
小径を行く | 2025.04.11 Fri 08:39
2025/04/10 公園の桜の幹・・・ 幹から直接花が咲く桜を「胴吹き桜」と呼ぶそうです。老木に見られる現象とか。 足元には落ちた花が・・・スズメがちぎったのでしょう。上手です。 ※ 続きは、「楽ん楽ん Every Day」で・・・
楽ん楽ん・シニアライフ | 2025.04.10 Thu 15:08
2025/04/07 サクラ @ 錦町公園 ※ 続きは、「楽ん楽ん Every Day」で・・・ JUGEMテーマ:コラム
楽ん楽ん・シニアライフ | 2025.04.07 Mon 22:42
仏には桜の花をたてまつれわが後(のち)の世を人とぶらはば(仏となった私に桜の花を供えてほしい。私の後世をだれかが弔ってくれるならば) 辻邦生の名作『西行花伝』(新潮文庫)は、この歌で終わっている。西行の弟子藤原秋実(あきざね・実在せず、作者のフィクションと思われる)らゆかりの人たちの目で、西行の生涯を描いた作品は、満月が白く光る夜、満開の桜のもとで73年の生涯を終えたことが書かれている。当然、桜に絡んで、よく知られた西行の「あの歌」も出てくる。 JUGEMテーマ:コラム にほんブログ村...
小径を行く | 2025.04.07 Mon 11:48
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