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JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry) 前回の「あるがまま」の解説でも少し書かせて頂きましたが、目的本位というのが森田療法の具体的な指針になります。 緊張や不安をただ単に「あるがまま」に受け入れようとしても、これは非常に難しいことなのです。 しかし、緊張や不安はそのままに目の前の「なすべきこと」をこなしていく、つまり、目的本位に行動すると、この行動の結果として、その時の緊張や不安を「あるがまま」に受け入れることが出来たということになるのです。 ですから、神経症に悩んでいる時は「あるがまま」を意...
森田療法と共に | 2017.10.26 Thu 16:51
JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry) 『抗うつ薬か、抗菌薬か、あるいはその両方か? うつ病における腸内細菌叢の構成異常と、抗うつ薬の抗菌作用による抗うつ効果の可能性』 〈目的〉 昨今、様々な種類の抗うつ薬が開発されてきているが、抗うつ薬による薬物療法の限界として、作用の発現が遅いことや抵抗性が高いことが挙げられる。これらは、大うつ病性障害(MDD)のモノアミン系の異常だけでは説明できない別の機序の関与を示唆している。その一つとして関心を集めている腸−脳軸に着目し、本総説では、...
メンタルヘルスと食事栄養漢方 | 2017.10.21 Sat 00:02
JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry) 森田療法というと「あるがまま」という言葉を連想する人も多いことと思います。 しかし、森田療法で言っている「あるがまま」というのは一般的に使われる意味とは少し異なるものなのです。 一般的には、ありのままとか、そのままという意味で「あるがまま」という言葉が使われると思います。 つまり、自然のまま手をつけない状態を意味することが多いと思います。 しかし、森田療法において使われる「あるがまま」という言葉は、不安や神経症の症状を、そのままに受け止めるという受動的な...
森田療法と共に | 2017.09.26 Tue 16:00
JUGEMテーマ:食事・栄養療法 JUGEMテーマ:認知症 JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry) *第6回 日本精神医学研究会 開催報告|今野裕之先生、奥平智之先生* ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。 おかげさまで大変有意義な会となりました。 ●今野裕之先生『精神科における脂質』● 精神疾患と脂質の関係について、臨床試験のエビデンスを中心にお話ししました。 一部をご紹介させていただきます。 ○EPAからは抗炎症作用を持つPG3系、LT5系、...
メンタルヘルスと食事栄養漢方 | 2017.08.17 Thu 07:06
JUGEMテーマ:食事・栄養療法 JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry) 【第一回】Dr. 奥平の栄養精神医学セミナー 「精神科臨床における鉄代謝の理解」 日時:2017年8月1日(火) 20:30-22:30 場所:六番町メンタルクリニック 東京都千代田区六番町1-7 K-PLAZA2階 Tel: 03-3239-0027 〇奥平 智之 (おくだいら ともゆき) 先生 医療法人山口病院 精神科部長 (埼玉県川越市) 新宿溝口クリニック 栄養療法専門外来 東京女子医科大学東洋医学研究所 日本うつ病学会評議員/双極性障害委員会フェロ...
メンタルヘルスと食事栄養漢方 | 2017.06.23 Fri 20:09
JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry) 向精神薬を全8講で解説。抗精神病薬、抗うつ薬、気分安定薬、抗不安薬、睡眠薬、中枢刺激薬とノルアドレナリン再取り込み阻害薬、抗てんかん薬、漢方薬。「研修医・コメディカルのための」と謳われているように、精神薬物療法の入口で読むための本。自分が精神科の先生で医学生だったりコメディカルだったりに精神薬物療法を講義するんだったらこんな風にしたいなと思ったし、こんな感じで頭の中で体系立てたいなと思った。なかなか良書。
つれづれなるままに由なきことを | 2014.11.10 Mon 01:34
JUGEMテーマ:読書 JUGEMテーマ:最近読んだ本 JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry) この号もなかなか刺激的だった。というかモヤモヤ。 いろんなことを思って、考えて、喚起させられる号だったけれど、柱は「精神医療制度の問題点」と「精神科における診断の問題」に大別されると思う。それぞれの論についてはそちらに譲るとして、思ったことを2点。 精神科医療制度は問題点がいっぱいある。よく言われるように、患者さんとその周囲の人々のためという側面と社会の治安維持の側面とがある。精神保健指定医がの1人が「...
つれづれなるままに由なきことを | 2014.09.19 Fri 01:27
JUGEMテーマ:読書 JUGEMテーマ:最近読んだ本 JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry) フロイトの晩年を描いた本。作者のコーエンは精神分析の中の人ではないっていうのがいいのかもしれない。 フロイトはナチス政権下のウィーンから比較的遅くに脱出したんだけれど、いつも2つ、不思議に思ってた。「そもそもどーして、こんな危なくなる寸前というか危なくなってから逃げ出したのか」と「そんな時期にユダヤの有名人がウィーンから逃げ出すことが、どうして可能だったのか」ということ。この二つの疑問にしっかり答えてもら...
つれづれなるままに由なきことを | 2014.09.01 Mon 00:20
JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry) 恐怖突入というのは森田療法独自の言葉だと思いますが、今回は、これについて感じていることを書かせていただきます。 恐怖突入というのは文字通り、不安や恐怖の中に飛び込んでいくということになりますが、これは森田療法で言っている目的本位の行動を取る場合に使われる言葉だと思います。 パニック障害に悩んでいる人が、電車や飛行機に乗る時は、まさに恐怖の中に飛び込む位の気持ちにならないと、なかなか目的本位の行動を取ることが出来ないものなのです。 ただ、これは、認知...
森田療法と共に | 2014.05.30 Fri 15:33
JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry) なかなか衝撃的な内容でした。8割くらいは知ってた内容だし、若干違うよなって思うところもあるけれど、医療者、精神科医療に関わるものとしては自戒的であるべきだと思わせられる内容。帯の文言を引用してみます。 警!告 これはフィクションではありません ブラック精神科医たちの衝撃の実態 通院歴もないのに突然精神科病院に拉致・監禁 医師に勧められた睡眠薬で極度の薬物依存に 自殺願望に悩む患者に首吊り自殺の方法を教える 「性行為でイクかどうか」を問診して治療方針...
つれづれなるままに由なきことを | 2014.01.25 Sat 10:14
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