とりあえずは休止を免れた日南病院の小児科。でも、陳情や署名でどうこうなる問題ではない。医師の数が足りないこと、そして小児科医の労働環境の厳しさ。「○○してくれ」と言うのではなく、いろんな意味での待遇改善をしていかないとしょうがないのではないか?労働市場の観点から言えば、今は医師側の売り手市場なんだから。 (今回の一冊) 医師不足と地域医療の崩壊〈Vol.1〉今、医学部に何ができるのか―東北大学地域医療シンポジウム講演録 日南病院/小児科、来年度は存続へ(朝日) 県立日南病院(日南市)の小児科医...
ニュースの倉庫 | 2009.01.31 Sat 09:36
医療問題が今年の衆議院選挙の争点としてどれだけのウェイトを占めるかどうか、ちょっと微妙ですね。何しろ、今の最大の争点は景気対策。 それに、自民党・民主党のどちらが勝っても、コストカットを是とする厚生労働省に対してどれだけリーダーシップを発揮できるのやら。大多数の議員さんは、政局で忙しくて政策に頭と体を使っているのだろうか? (今回の一冊) 医療は、どこで間違ったのか 医師の支持つかめ 衆院1区前哨戦(朝日) 次期衆院選1区で立候補予定の自民現職の船田元氏(55)と民主新顔の石森久嗣氏(4...
ニュースの倉庫 | 2009.01.31 Sat 09:29
医師不足の緩和にどれだけ好影響を与えるのかどうかは心もとないが、短期的には、こうしてやりくりしていくしかないのかな。中期的には医師の増加を実行し、短期的には下の記事のようなことをして、多少なりとも地方に医師がいるようにする。まあ、しょうがないね。 (今回の一冊) 医療構造改革と地域医療―医師不足から日本の医療を考える 医師臨床研修、早期に専門科目選択 厚労・文科省の制度見直し案(日経) 厚生労働省と文部科学省が検討していた医師の臨床研修制度の見直し案の概要が30日明らかになった。2年の研修期...
ニュースの倉庫 | 2009.01.31 Sat 09:21
JUGEMテーマ:医療崩壊最近の医療にまつわる問題としては、医師不足・看護師不足などがまず思い浮かぶかと思います。このブログでも取り上げてきたかと思います。しかし今日はちょっと別の問題を扱ってみましょう。患者から医師が悩まされ、健全な医療ができなくなってしまう、そんな事態をまき起こすモンスターペイシェントが医療現場に出没しているといいます。そんなモンスターペイシェント対策について触れた記事を引用してみます。―――――――――――――――<DVDでモンスター・ペイシェント対策>医療機関でのいわゆる「モンスター・ペイシ...
メディカルニュース@JUGEM | 2009.01.30 Fri 18:46
JUGEMテーマ:医療崩壊過酷な勤務や医療事故で訴えられる可能性などが敬遠され、小児科や産科、救急医療の医師が不足している。17日に始まった大学入試センター試験を受験した医学部の志願者に今の医療現場はどう見えているのだろうか。長崎県の青雲高3年北原貴之さん(18)は小学生のときパーキンソン病に苦しんでいた祖母を亡くし「なぜ助けられないのか」と思い医師を目指すようになった。「どの科を選ぶかは学びながら考えたい。とにかく人を助けたい。医師を取り巻く状況がどう変わろうと思いに変わりはない」と力強く...
水瓶座の憂い Melancholy of Aquarius | 2009.01.21 Wed 16:08
JUGEMテーマ:医療崩壊「医療崩壊」というテーマで投稿してみます。治験という名の人体実験。そんなことが行われていることが明らかになれば、それは医療への信頼をまた揺るがし、医療崩壊を招きかねません。そもそも臨床試験(治験)が成立するためには、未知の副作用があるかもしれない薬や機器を自分の体で試してもいい、という患者の自発的な意思が必須です。ゆえに、治験には同意の確認やデータの検証など厳密な手続きが定められており、携わる医師やメーカーは高い倫理観のもとに治験を進めることが原則です。患者側から同意を得...
メディカルニュース@JUGEM | 2009.01.19 Mon 03:00
JUGEMテーマ:医療崩壊 都会でも医師不足進む? 2025年、政投銀試算(朝日) 東京都や京都府など医師が比較的多い地域も、現状のままなら2025年には不足状態が進む可能性のあることが、日本政策投資銀行の試算でわかった。患者千人当たりの医師数でみると2割以上減る地域も出るとしている。高齢化が進んで病気の人が増えるとみられるためだ。 国立社会保障・人口問題研究所の人口予測と高齢化率をもとに47都道府県の患者数を推計した。政府は医師不足を認めて09年度に大学医学部の定員を増やすが、同行は「将来...
人あるところ、事件あり | 2009.01.12 Mon 12:16
JUGEMテーマ:医療崩壊 軽症なのに救急外来…123病院で「加算金」徴収(読売) 緊急性がないのに夜間・休日に救急外来を受診する軽症患者から、全額自費の時間外加算金を徴収することを地方厚生局に届け出ている病院が、123施設に上ることが読売新聞の調査で分かった。 制度は1992年に始まったが、最近5年間で76施設も増加。このうち最も多かった理由は軽症患者の抑制で、44施設と6割近くに上る。 医師不足などで患者の「たらい回し」が相次いでいるほか、軽症患者が安易に病院に行く「コンビニ受診」が...
12月15日のあくび | 2009.01.01 Thu 06:12
JUGEMテーマ:医療崩壊 産科・救急医療、予算前年度比倍増(読売) 3330億円の「重要課題推進枠」の配分が決まった来年度予算案で、医師確保と救急医療対策の予算は財務省原案分を含め約429億円(厚生労働省所管分)と前年度比でほぼ倍増した。 具体策としては、産科医の減少に歯止めをかけるため、分娩(ぶんべん)費用が高い一部の病院を除き、産科医に1分娩当たり1万円の手当を支給するほか、義務研修を終えた若手医師が専門医を目指す後期研修で産科を選んだ場合、月額5万円(3年間)を支給する。 救急医療...
12月15日のあくび | 2009.01.01 Thu 06:10
JUGEMテーマ:医療崩壊新病院でも精神科存続を 家族会が要望(朝日) 精神障害者の家族でつくる「県精神障害者家族連合会」(井原理太良会長)のメンバーら5人が18日、高松市役所を訪れ、高松市民病院と香川病院を統合してつくる新病院で精神科の70病床を存続させるよう求める1282人分の嘆願書を金井甲副市長に手渡した。 市は、新病院の基本構想の中で現在高松市民病院にある70床の精神病床を廃止する方針を示している。 井原会長らは「精神障害で一般病床での治療を断られるケースが今までにもあった。病床が廃止...
12月15日のあくび | 2008.12.25 Thu 20:03
全343件中 241 - 250 件表示 (25/35 ページ)