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今度は毎日の社説。毎日の社説は、朝日・読売の社説とは違い、この無罪判決を支持し ているというトーンは乏しい。むしろ、この逮捕・刑事訴訟についてもかなりの理解を示している。次の部分日本産科婦人科学会などは「通常の医療行為で刑事責任を問われたのでは医療は成り立たない」と執刀医の逮捕、起訴を批判した。 しかし、こうした考え方が市民にすんなり受け入れられるだろうか。医師の資質を疑いたくなるような医療事故が繰り返されており、医療従事者の隠ぺい体質や仲間意識の強さ、学閥を背景にしたかばい合いの常態...
北向きの窓 | 2008.08.21 Thu 03:22
福島・大野病院の医療事故裁判に関する読売の社説を紹介する。大雑把に言えば、朝日社説とトーンはそれほど変わらないかな。ただ、朝日ほどには医療関係者をたしなめてはいない。そういう意味では医療関係者にやや歩み寄った社説と言えるかも。 (今回の一冊)誤診列島―ニッポンの医師はなぜミスを犯すのか (集英社文庫) 産科医無罪 医療安全調査委の実現を急げ(読売) 医療事故の原因究明や責任追及は、どのような形で行われるべきか。それにひとつの答えを出した判決とも言えよう。 福島県立大野病院で帝王切開を受け...
北向きの窓 | 2008.08.21 Thu 03:11
日本の産婦人科の将来に影響を与えると思われる(すでに「影響を与えた」と言う方が適切か?)「福島・大野病院」での医療事故。その第一審・地裁判決は「医師無罪」であった。思ったとおり、社説に取り上げられている。今回は朝日の社説を紹介する。 まず、事故の推移とそれに対する判決。そして判決は医療界の常識に沿ったものであり、納得できる。検察にとっても、これ以上争う意味はあるまい。控訴をすべきではない。今回の件では、捜査するにしても、医師を逮捕、起訴したことに無理があったのではないか。として、医師無...
北向きの窓 | 2008.08.21 Thu 03:06
死亡女性の父親が会見「非常に残念」 大野病院事件(IZA) 死亡した女性の父親、渡辺好男さん(58)も20日の判決後、福島県庁内で記者会見に臨み、「非常に残念。今後の医療界に対して不安を感じざるをえない」と無念の表情をみせた。 終始固い表情の渡辺さんは「私が本当に知りたいのは、手術中の詳細なやりとりではなく、(加藤医師が)どうして態勢の整った病院に娘を移さなかったのかということだった。裁判では明らかにされず悔しい。命を預かっている以上、すべての不安を取り除いて臨んでほしかった」と、不満をあら...
北向きの窓 | 2008.08.20 Wed 23:36
無罪の加藤医師が会見「ほっとした」 大野病院事件(IZA) 無罪判決を受けた加藤克彦医師(40)は20日午後、福島市内で記者会見し、「ほっとした」と胸の内を率直に語り、「今後は、地域医療の現場で患者にできることを精いっぱいやっていきたい」と、現場復帰の意思を明らかにした。 加藤医師は会見の冒頭、涙を浮かべながら、死亡した女性に「信頼して受診してもらったのに、亡くなるという最悪の結果になり、申し訳ありませんでした」と謝罪した。 加藤医師は逮捕からの月日を「何もしたくないという日々。長く嫌な...
北向きの窓 | 2008.08.20 Wed 23:12
福島・大野病院「事件」の地裁判決は「無罪」と出た。これについての警察側の言い分を載せたのが下の記事である。これがなかなか、私にとっては「有意義」な記事であった。産経、Good Job!福島県警と地検「逮捕は正当」 大野病院事件でコメント(IZA) 福島県立大野病院事件で無罪判決が言い渡された20日、捜査に当たった福島県警と福島地検は重苦しい空気に包まれた。 県警の佐々木賢刑事総務課長は「県警として捜査を尽くした。判決についてはコメントできる立場にない」と言及を避けた。また、加藤医師を逮捕したこと...
北向きの窓 | 2008.08.20 Wed 22:50
今日(8月20日)、福島・大野病院「事件」の地裁判決(第一審)が下った。無罪であった。医療関係者でない私にとっても「やれやれ」といった判決ではあった。もっとも、「こんなので刑事裁判に訴えていいのかな」という思いは以前からあったので、喜ばしい気分にはならなかったけどね。 今回の裁判は刑事裁判であり、民事裁判ではない。つまり、遺族が訴えたわけではない、ということ。訴えたのは検察であったのだが。。。 かずさのすけのブログの記事「片岡康夫氏は左遷されていたらしい。」 によれば、福島地方検察庁...
北向きの窓 | 2008.08.20 Wed 22:31
福島の産婦人科医の地裁判決は無罪となった。やっぱり、この件で刑事罰を与えるは無理がある、と裁判官は判断したのだろうか。それとも、産婦人科医療全体の将来を危惧して「有罪」とするのをためらったのか。ともあれやれやれ、といったところか。しかしこの判決は地裁判決。つまり第一審である。高裁に控訴するのかどうか。ま、詳しいことは知らない。この件についてはまた書くこともあろう。 (医療裁判に関する本) 医療と裁判―弁護士として、同伴者として 医療・看護事故の真実と教訓 インターネットを使って医療過誤裁判...
北向きの窓 | 2008.08.20 Wed 11:07
日本の産婦人科医療に影響を与えたと言われている福島県・大野病院の医療事故。その判決(福島地裁)が明日(8月20日)に下される。この「事故」または「事件」については、医療関係者の方々のブログに詳しいであろうから、こちらで書くことは多くない。下の「産経記事」を参照願いたい(「続きを読む」をクリックすると、「読売記事」が読めます)。 下の記事は、「判決が今後の医療界に大きな影響を与えるのは必至」と書かれていることから、この裁判の重要性は認識しているように思われる。しかし、「読売記事」に書かれて...
北向きの窓 | 2008.08.19 Tue 05:07
下の記事の例に限ったことではないだろうが、「無銭飲食」「無賃乗車」ならぬ「不払い治療」は全国の病院で問題になっているだろう。病院の場合、命と健康を取り扱うことによってお金をもらうわけだから、お金がないからと言って治療をためらうことが難しい場面が生じるのだろう。 しかし、だからこそ、病院側は治療代をもらわなければならない。治療するだけしてお金をもらわないと、経営が怪しくなる。経営が怪しくなると、現在及び将来、救える患者も救えなくなるかもしれない。大体、医療サービスただ乗りが許される世の中...
北向きの窓 | 2008.08.16 Sat 21:44
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