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JUGEMテーマ:英語の文学 アメリカのお医者さんたちが書いたエッセイ集です。 まだ3編しか読んでいません (><) ダメじゃん。 でもそのバラエティには驚かされます。 新しくクリニックを開く人のドキドキ感 夜中に呼び出されてお産を助けた達成感 クリニックをたたんで現役を引退するやるせなさ 社会的には高い地位にいるとはいえ 医者という仕事が只の仕事ではないことを思い知らされます。 専門用語多数なので、これを機会に医学用語に強くなれます。 お産の様子を読んでいたときは、自分の経験と合わせて理解が進み...
OUR STORIES | 2015.01.25 Sun 13:53
JUGEMテーマ:英語の文学 今はこのテキストを読んでいます。 Reading English Step by Step (音羽書房鶴見書店) 始めの3編はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)のKwaidan(怪談)からの作品です。 「雪女」はもちろん他の2作も、いつかどこかで聞いたような話ですが、改めてしっかり読むと、なかなか心に迫るものがあります。 さらっと読み流してしまうかどうかの分かれ目は、やはり想像力でしょう。 先日読み終わったA Dead Secretについては、隠された手紙の送り主と受け取り手との関係を想像しました。二人は深い...
OUR STORIES | 2014.05.04 Sun 12:05
JUGEMテーマ:英語の文学 The Penguin Book of Modern British Short Storiesの4つめの話。 family manというのは、家庭的な男、家族思いの夫、というような意味。 リーダーズ・プラスには"He is a family man."で「あいつはワルだ(泥棒など)」という例もありますが、これは特殊な前後関係の中だけの意味でしょう。 で、この話の中心的話題である男性Mr Corkは、どういう意味でfamily manなのか? これが物語を貫く謎です。 物語に出てくるのは、Mr Corkに関わる二人の女性のみ。Cork氏自身は登場しません。 しかも主人公Ber...
OUR STORIES | 2014.02.16 Sun 13:48
JUGEMテーマ:英語の文学 Elizabeth Bowenの短編。 爆撃で崩壊したロンドンの夜空に月が輝くという情景で始まるので、超自然的な設定なのかと思いましたが、これは第二次大戦中にドイツ軍の空爆に遭っているロンドンという現実的な設定のようです。 タイトルにあるKorは、登場人物の女性が理想として思い描いている町の名ですが、これはもともと19世紀に書かれた冒険小説に出てくる場所のようです。 この冒険小説というのは、サー・ヘンリー・ライダー・ハガード(Sir Henry Rider Haggard)が書いた『洞窟の女王(She;A History of...
OUR STORIES | 2014.01.29 Wed 22:30
JUGEMテーマ:英語の文学 サミュエル・ベケットの超短編。 いろいろな分析があるようですが、私が最初に思い描いたのは死にかけた患者のいる、白い壁に囲まれた病室。 しかし部屋の描写(?)によると、1ヤード×2ヤードの壁に、1ヤード平方の天井。ということは、天井の半分は開いている? 人物(宇宙人と思った人もいたようですが)の頭は高く(Head haught)、足は縫われたようにつながっている、手はぶらりと下がっている、 などを考えあわせた、私の結論は、 絞首刑。 これ以上は言わないことにしましょう。 The Pengui...
OUR STORIES | 2014.01.14 Tue 21:18
JUGEMテーマ:英語の文学 マルコビッチ出演の映画を見ました。 どうやらこれは「涙の名作」らしく、みなさん涙を見せていましたが (ブログでも http://d.hatena.ne.jp/nhermann/20130201/1359714130など) 私は小説でも映画でも、これが「泣けるもの」であると感じたことはありませんでした。 「感情が無いの?」とコメントされてしまいましたが、そうなんでしょうか。 私が感じていたのは、悲しみというより憤り。 なぜこういうことにならなければならなかったのか。 平仮名ばかりで読みにくいですね。英語ならこんな感じ...
OUR STORIES | 2013.12.10 Tue 21:57
JUGEMテーマ:英語の文学 読み終わりました。 この話の映画は新旧2種類作られているようですが、新しい方ではレニー役をジョン・マルコビッチが演じているそうです。 これには違和感がある、という声も聞こえました。 でも彼は大柄だし、ちょっと焦点がずれたような目つきをすることがあるので、ミスキャストというほどではないかなと思います。是非見てみましょう。 この小説のタイトルは、ロバート・バーンズRobert Burnsの詩から取ったということです。 To a Mouseという詩で、その中の But Mousie, thou art no thy lane...
OUR STORIES | 2013.11.23 Sat 01:09
JUGEMテーマ:英語の文学 読み始めました。 文章は読みやすいですが、単語がわかりにくい! 農場で働く男たちの用語は独特(というか、お下品)。業界用語と呼べるものもあります。 まるで映画のト書きのようで、情景が目に浮かぶ書き方。これがスタインベックか、という感慨を持ちます。 読み始めて突然、気が付いたのですが、同じタイトルの歌がありました。 日本でこの歌を聞いたことがある人は、もしかしたら両手で数えられるかも…? と思うほど知られていないアーティストですが、 映画祭で評判になった昔の映画...
OUR STORIES | 2013.11.12 Tue 12:56
JUGEMテーマ:英語の文学 旅行に出ている間にクラスでは読み終わっていたので、クラスのディスカッションとは関係なく、さらっと読みました。 ほんとうにさらっと読めば、おそらくハァ?という印象でしょうが、この話の要は、どことなく感じられる恐ろしさ。 登場人物のちょっとした特徴(若い女性の目の位置がずれている)や現象(年配と思われる女性が乳児に母乳を与えている)、あるいは主人公たちのちょっとした変化(久しぶりの性生活とか、夫が若い女性に興味を持つとか)、まぁ、そういうこともあるさ、と言ってしまえば...
OUR STORIES | 2013.09.16 Mon 12:11
JUGEMテーマ:英語の文学 50 Great Short Storiesの終わりから3つ目の話です。 これを読んで何に驚いたかというと、 実際、驚いたのですが その文体。 大昔の大学受験用文法書のような。 こんな感じ: If it hadn't been raining as I came out of the cinema, I should have walked home: my apartment was nearby and the route anything but complicated---straight down the boulevard, crossing two streets and turning right on the third, the Rue de Grenelle, for about half a block. As it was, however, I haile...
OUR STORIES | 2013.08.15 Thu 14:01
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