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カルチャーセンターではいまだにThe Best American Short Stories 2010を読んでいるわけですが 今読んでいるのは、 The Netherlands Lives With Water by Jim Shepard 近未来のオランダを舞台にした、一種のパニック小説。 とはいえ、登場人物は決してパニックを起こしてはいない。 危機が迫っていると分かっているが、行動できない人たち? それがとても現実的。 現実に、こんなレポートも出ています。 http://lra.louisiana.gov/assets/other/netherlands/NetherlandsLiveWithWater.pdf 小説として面白いか、よく書けてい...
OUR STORIES | 2013.06.23 Sun 13:48
JUGEMテーマ:英語の文学 「砂漠でサーモン・フィッシング」 「トリフィドの日」 おまけ「桐島、部活やめるってよ」 「砂漠でサーモン・フィッシング」を見ました。 原作はSalmon Fishing in the Yemen、著者はPaul Torday。 http://www.amazon.co.jp/Salmon-Fishing-Yemen-Paul-Torday/dp/0753821788 翻訳は『イエメンで鮭釣りを』、ポール トーディ 著、小竹 由美子 訳、白水社刊 アマゾンに出ている出版社のコメントによると、著者トーディは「2007年に本作でデビュー。たちまち評判を呼び、60歳にして遅咲きのベストセラ...
OUR STORIES | 2013.01.05 Sat 17:04
JUGEMテーマ:英語の文学 やっと読み始めました。 文字の大きさや、ゆったりした行間が読みやすい! でも少し不満なのは、この語り口。通りすがりの人に語りかけるという設定。なんだかセンチメンタルすぎて、好きじゃないんだな。 これから内容が発展していくにつれて、この柔い感じが払拭されることを期待します。 ちなみに、この作品は映画化されたんですよね。あまり話題になってないけど。 以下、日本のReutersから丸ごと引用。黒澤清の「贖罪」というのも気になります。
OUR STORIES | 2012.10.15 Mon 23:12
JUGEMテーマ:英語の文学 さて前回の続きです。買った古本に挟まっていた70年前の葉書の件。 電話したり郵送したりも考えたのですが、見知らぬ人から訳の分からぬ電話や郵便が来たら、ちょっと気味悪いのでは?と思い、夏休みを利用して、該当する寺まで行ってみることにしました。 もの好き? ちょっと冒険気分です。 最近はネットの地図が見やすいので、問題なくたどり着けると思っていたのですが、さすが葛飾(?)。住宅地は道が曲がりくねっていたり、行き止まりだったり。下校途中の小学生に聞いたり、通りすがりの年...
OUR STORIES | 2012.09.04 Tue 23:27
JUGEMテーマ:英語の文学 更新を怠っていた間に、Five Stories of Music and Nightfallは読み終わりました。 結局どれが面白かったかと聞かれれば、私的には3つ目の作品を選びます。前に書いたとおり、どれも特に好みではないのですが、Malvern Hillsの主人公の若者らしい過剰な自信と意地悪に、他の作品の人物には無いエネルギーを感じました。イギリスの若いロックミュージシャンについての記述も的を得ていて共感できました。 5つの物語に出てくるのは、どれもパッとしない演奏家ばかりですが、クラシック・ポピュラーを問わ...
OUR STORIES | 2012.04.07 Sat 01:47
JUGEMテーマ:英語の文学 Five Stories of Music and Nightfall by Kazuo Ishiguro 3つ目の作品まで読みました。 どうも徐々にカズオ・イシグロが好きでなくなるような気がしていましたが、日本語翻訳書の訳者あとがきを読んで、少し考えが変わりました。 これは短編集ですが、いわゆる短編を集めたものとは違うということです。 ひとつは、これら5つの話は互いに関連性を持っているということ。同じ人物を登場させる複数の短編を書いている作家もいますが、それとも違います。登場人物の内、ひとりだけは2つの物語に...
OUR STORIES | 2012.02.09 Thu 01:46
JUGEMテーマ:英語の文学 from 50 Great Short Stories edited by Milton Crane 題名は、主人公である家庭教師(governess)が雇用主である上流婦人に言った、架空の教授法の名前。歴史を教えるのに、歴史上の出来事を自ら演じてみて、歴史を実感させるという体験型教授法。「いかにも」な名前なので、もしや?と思ったが、いくら調べてもそれらしいものは無かった。 この家庭教師は曲者で、高圧的な人を懲らしめるために術策をめぐらすのが好きらしい。いけ好かない母親が言ったことを極端に実行する形で、子供たちにとんでもな...
OUR STORIES | 2012.02.07 Tue 20:57
JUGEMテーマ:英語の文学 Tangled Webを読み終わりました。 Sharp Practice はフォーサイス(Frederick Forsyth)の作品。詐欺師の話です。途中でポーカーの説明が長々と続くので、ちょっと飽きてしまいました。ある程度予想できる結末ではありますが、ロアルド・ダールの「予期せぬ出来事」のようなテレビ単発ドラマにしたら面白そうです。 Clare BoylanのEdna, Back from America は、1994年の作品だけあって、現代的な問題を扱っています。最近の親族関係は複雑なので、登場人物の関係の把握には、柔軟な意識が必要なよう...
OUR STORIES | 2011.12.26 Mon 23:22
JUGEMテーマ:英語の文学 テキストの始めの2話は3週間かけて読みましたが、現在は一つの作品を2回で読み切っています。ニュース記事も読んでいるので時間的にはきついですが、ふつうに小説を読む感じで読み進みたいと思って、敢えて時間をかけないように計画しました。それでもあまりに未消化なので、後期はニュースを1、2段落のみに限って、短時間で終えるようにしています。 Marionettes, INC. (Ray Bradbury)とTaste (Roald Dahl)については既に書きました。 その後、Telling Stories (Maeve Binchy)、The Coward (V....
OUR STORIES | 2011.10.31 Mon 23:49
JUGEMテーマ:英語の文学 図書館の検索結果の中から偶然見つけた本を読んでいます。 青木順子著 『虚構世界』と『現実世界』(『小説を読む』と『異文化コミュニケーションを学ぶ』を繋ぐ) 大学教育出版 2007年 映画化された作品がたくさん例として取り上げられています。話の焦点は「マイノリティー」や「正義」などで、解説は少々難しいですが、映画や予告編で内容を大体知っているものが多いので、なんとなく納得して読めます。 実はまだ初めの方、ブリジット・ジョーンズが取り上げられているところを読んでいます...
OUR STORIES | 2011.09.20 Tue 10:05
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