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男は黙って皮をむきむき

大判でチープな紙質、やたらデカイ写真と大味のレイアウトなんだけれど、そこがむしろ潔くて格好良い料理本。ものすごくシンプルな説明と必要十分な写真によって、イタリアンの基本が誰にでも理解しやすく書かれており、まさに男らしい実用書。本屋で平積みになっていたものを購入して以来、6年使ってもほんの一部しか活用できていないが、個人的にはすでにバイブルというべき1冊。amazonのレビューでも絶賛の声が多数寄せられているロングセラーだったことを今初めて知って、ちょっと嬉しかった。オレンジページの「男子厨房に入る...

@東京都オタ区 | 2010.12.08 Wed 07:42

涼宮ハルヒの遍歴

アニメ版TVシリーズは先に鑑賞済。文章的にはラノベの域を脱していないと思われるが、一つのエンターテイメント作品として完成された世界観であり、いまだに原作として人気の高い「時かけ」など大作家先生たちの描いたかつてのジュブナイル小説と比較してもかなり面白い。そしてやはり思い出すのが70年代NHKの「少年ドラマシリーズ」のようなSF学園ドラマ。キャスティングと良い演出に恵まれれば、結構いい映画が作れる映像化しやすいシナリオだと思う。一過性のオタク人気で終わらせてしまうのはもったいない。  JUGEMテーマ:ド...

@東京都オタ区 | 2010.11.27 Sat 12:03

記憶の底からたぐり寄せる傷心

七年ぶりに読んだ宮本輝の2冊目は、偶然にも代表作とされる芥川賞・太宰治賞の2篇。この物語はどこまでが作者の記憶でどのあたりがフィクションなんだろうと思い、ふと小説という創作物について不思議な感動を覚えた。これが作者の原風景なのかも知れないと思った時、自分自身の原風景はどこまで再現できるだろうかとも考えた。そして自分はその少年時代を懐かしむと同時に忌避していたのだという笑えない本心に気づく。もう一度人生をやり直せたら、楽しい思い出が残せるだろうか。  JUGEMテーマ:ドクショノカンソウ

@東京都オタ区 | 2010.11.22 Mon 08:46

アトムの時代から来た男

時代は60年代後半の学生紛争のころ、弾みで殺人未遂を犯した主人公は中国へ逃亡、経済活動とは隔絶された大陸の奥地で農民として暮らし30年という時を経て、浦島太郎のような気分で帰り着いた日本。そこは正しく漫画で見た未来と記憶の中にある都市の面影の混在する異郷だった。読み終えてすぐに、こんな面白い小説が何の賞もとっていないはずはないと思ってよく見たら「三島由紀夫賞」受賞作だった。かつて矢作俊彦という名前を初めて知ったのは大友克洋の「気分はもう戦争」の原作者としてだったが、本業が漫画家や作家であるとい...

@東京都オタ区 | 2010.11.11 Thu 22:25

母さん、僕のあの覆面、どうしたでせうね?

半生記のさらに後半のシャアは格好悪い。主人公側で活躍するクワトロ・バジーナとしての立ち位置は曖昧であったし、ネオ・ジオン総帥となった最後の時代は悪の枢軸そのものだ。そして影で囁かれるマザコン、ロリコンという中傷は、かつてのエースパイロット「赤い彗星のシャア」の勇姿とはほど遠いイメージである。それでもシャア・アズナブルという一つの伝説は「機動戦士ガンダム」というシリーズ作品の中で主役たちを差し置いて今も光り輝いており、そこにはやはり某かの人生哲学が内包されているような気がしてならない。  JUG...

@東京都オタ区 | 2010.11.03 Wed 21:59

アミーゴのクオーレ

昨日40年ぶりに「母をたずねて三千里」の原作を読んだ。13歳の少年がジェノバからアルゼンチンへの一人旅。しかし、これほど有名な名作の一遍が、1冊の本の中の劇中劇ともいうべき1エピソードであったというのは、ちょっとした驚き。本のタイトルは「クォーレ」。「クォーレ」の意味は「心」だが、同じ意味のタイトルを持つ夏目漱石の作品とはずいぶん赴きが違い、読み始めの第一印象はまるでジュゼッペ・トルナトーレの映画。ところはイタリア、誰もが貧しかった戦時中の庶民の暮らしを背景に、子供たちと親、あるいは教師と子供た...

@東京都オタ区 | 2010.10.30 Sat 09:51

無知との遭遇 深海編

人類の宗教観や価値観で推し量る事の出来ない未知の知性体とのコミュニケーションの難しさをリアルに描こうとしたところに、米ハリウッド「未知との遭遇」的ご都合主義との相違がある。これまでの友好的あるいは侵略的とは全く違う視点で描かれた異文化コミュニケーション映画「第9地区」でさえ、見た目とは裏腹に人間以上に人間的な感情を見せるような異星人を描かなければ、誰もドラマを理解することができない。人類以外の知的生命体は「善」か「悪」でなければいけないというのは、あくまでも人間の物の見方だということを理解...

@東京都オタ区 | 2010.10.30 Sat 09:48

変わり行く世界と戦慄の未来

読み始めてすぐに諸星大二郎の連作集「バイオの黙示録」の世界観を思い出したが、諸星SFの持ち味であるブラックジョーク的な演出とは異なり、この短編集はあくまでもニヒリスティックでシリアス。2話目に入ると、さらにゾっとするようなSFホラーの様相を見せる。バイオを扱ったSFホラーと言えば、かつて一世を風靡した瀬名秀明のホラー「パラサイト・イヴ」を思い出すが、オカルトじみた恐怖感はむしろ鈴木光司の「リング」に近い(「リング」も原作の3部作では最後にSF的なオチがつく)。また、“妖怪”の存在をSFにしてしまった「真...

@東京都オタ区 | 2010.10.30 Sat 09:42

海の仙人と暇を持て余した神々

状況設定にしても物語の展開にしても決して特別なものではなく、今の時代においてはむしろありふれた内容でさえあるのに、この作家が描き出した作品には、なんと深い味わいがあるのだろうと思った。こんなにも普通すぎる文芸作品で、何故涙が出そうになってしまったのか、どこがどうと上手く説明できない完成された世界観が読者の心に穿った大きな穴は、それでも読後にさわやかな余韻を残すのだ。そしてこんなにも素晴らしい感動を与えてくれたファンタジーを読み始めたときに感じた最初の印象が、漫画「聖☆おにいさん」とモンスター...

@東京都オタ区 | 2010.10.30 Sat 09:38

マキシムのキリマンはどうジャロ?

スーパーとかでインスタントコーヒーの詰め替えを探したことがない人は知らないと思うが、マキシムの詰め替えパックにはいくつかの銘柄がある。もちろん私のお気に入りはキリマンジャロ。かつて松本零士のマンガに「キリマンなんて、切り売りしてるみたいだな」という名ゼリフがあったことはナイショだ。そして最近にしては珍しく知らない作家のコミックを衝動買い。立ち読み用においてあった1冊をサラっと読んで気に入ったからなのだが、第二話を読み終えた時点で、買って来て正解だったと思った。Wikiで調べたらかなり高い評価をされ...

ヤル子とナス子とダメな僕 | 2010.10.30 Sat 09:35

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