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二重標的

JUGEMテーマ:最近読んでる本表紙裏から 東京湾臨海署(ベイエリア分署)の安積警部補のもとに、殺人事件の通報が入った。若者ばかりが集まるライブハウスで、30代のホステスが殺されたという。女はなぜ場違いと思える場所にいたのか?疑問を感じた安積は、事件を追ううちに同時刻に発生した別の事件との接点を発見。つながりを見せた二つの殺人標的が、安積たちを執念の捜査へと駆り立てる。ベイエリア分署シリーズ第一弾!時系列で読んでないので、知らない人がいたりだいぶ登場人物の印象が違ったり(村雨さんとか)だいぶ戸惑...

ちょび太郎の観察日記 | 2009.06.29 Mon 18:17

お久し振りの

JUGEMテーマ:最近読んでる本 てやんでぇ口調の神代教授のお話。これが第二作目ですか。本編、てか同じ登場人物の別の出版社から出ているやつは佳境も佳境なので。久し振りにほのぼの〜とした感じの4人が読めました!この作者もスピンオフ、というかリンクさせるの好きなのかな、と。前にも神代教授の姪だかの話が1冊、ぽん、と出てたしな。この人の話はなかなか好きです。今回は館に纏わる過去のお話と。絵に纏わる過去の話。絵の方は舞い込んだ話が全部リンクする見事さ。古今和歌集の恋の歌がネックになってる感じでした。こう...

あれこれ | 2009.06.26 Fri 16:02

見張り塔からずっと

文庫本のあとがきで重松清は「哨兵は悲しい」として、「異常なし」の一日のために彼の一日が浪費される哨兵の悲しさを書き、「異常あり」だったとしても「異常あり」を告げるだけしか出来ない彼の存在を書く。ただ、彼は「異常」の有無を見張るだけの存在で、彼の目に映る「異常」も社会にとって「異常なし」ならば、「異常あり」にはなり得ない。物書きとはそんな無力な存在であり、「異常なし」とされる「異常」を書き綴る存在アピールしか持ち得ないのではとそんなふうを書く。 重松清の最初の短編集「見張り塔からずっと」に描か...

all thats jazz | 2009.06.22 Mon 08:20

まだまだ。

小説熱は冷めておりません。(←これくるとずっと小説ばっか読むの。あたし笑”)今は東野圭吾氏の『手紙』を読んでおります。彼の作品、映画はよく見るんだけど実は小説は読んだことがなかったので(><*)いい機会だしね。 しかし、、やっぱりと言うべきか。既に序章で泣きそう。。。く。。『重力ピエロ』に続き兄弟のお話しです。小説でも恋愛方面にいかないアタシ…!ここまでくると素晴らしいわ。自画自賛w漫画や小説だと特にミステリー、サスペンス系に惹かれるんだよね。父譲りか、な?ま・さて置き。『手紙』が読み終わったら既に...

Wolf!! | 2009.06.21 Sun 22:29

太宰治、桜桃忌で生誕100年

太宰い治(だざいおさむ)は生誕100年を迎えるとのこと。玉川上水に入水自殺したときは39歳だったというから、若かったんですね。子供もいて、愛人にも子供がいて、破瓜型の作家といえるかもしれない。今度生田斗真(いくたとうま)が映画「人間失格」に出演するということで、太宰治がクローズアップされているみたい。生誕100年ですかぁ。三鷹の禅林寺では桜桃忌が毎年行われていてニュースになるけど、今年は感慨深いものがあるでしょう。太宰治の代表作は「斜陽」「人間失格」「走れメロス」「津軽」などいろいろあるね。ファンは...

四十路のナイショ話 | 2009.06.19 Fri 19:25

火村英夫に捧げる犯罪

JUGEMテーマ:最近読んでる本有栖川有栖著文藝春秋短編集でした。ちょっと長編かなと期待させるタイトルなのでだいぶがっかり。骨太なミステリを期待してたような気も。携帯サイトに掲載された作品が多くちょっとした読みもの。そのページ数で解決編をってものが多い。でも、何気ない言葉のトリックとひらめきは面白い。推理せず、ひらめきに任せて読書する。それもミステリの醍醐味ではないでしょうか?掲載作品長い影鸚鵡返しあるいは四風荘殺人事件殺意と善意の顛末偽りのペア火村英夫に捧げる犯罪殺風景な部屋雷雨の庭で一番好きな...

ちょび太郎の観察日記 | 2009.06.18 Thu 22:57

GOTH

JUGEMテーマ:最近読んでる本 乙一著角川文庫夜の章と僕の章2冊の小説。短編が3本ずつ収録されてます。表紙裏より(夜の章)森野夜が拾った一冊の手帳。そこには女性がさらわれ、山奥で切り刻まれていく過程が克明に記されていた。これは、最近騒がれている連続殺人犯の日記ではないのか。もしも本物だとすれば、最新の犠牲者はまだ警察に発見されぬまま、犯行現場に立ちすくんでいるはずだ。「彼女に会いに行かない?」と森野夜は僕を誘う・・・・・・。人間の残酷な面を覗きたがる悪趣味な若者たち<GOTH>を描き第三回本格ミ...

ちょび太郎の観察日記 | 2009.06.18 Thu 20:23

story Seller

JUGEMテーマ:最近読んでる本 新潮社ストーリーセラー編集部編新潮文庫表紙裏よりこれぞ「物語」のドリームチーム。日本のエンターテインメント界を代表する7人が、読み切り小説で競演!短編並みの長さで読みごたえは長編並、という作品がズラリと並びました、まさに永久保存版アンソロジー。どこから読んでも、極上の読書体験が待つことをお約束します。お気に入りの作家から読むも良し、新しい出会いを探すも良し。著作リストも完備して、新規開拓の入門書としても最適。読み応えばっちり。一冊でおなかいっぱいの作品集でした...

ちょび太郎の観察日記 | 2009.06.14 Sun 18:55

タイムスリップ戦国時代

JUGEMテーマ:最近読んでる本 鯨統一郎著講談社ノベル。表紙裏からある日突然、あの『太閤記』が伊達政宗の伝記小説に変化した!何者かが戦国時代の史実を変え、正史を歪めている!?背後にいたのは25世紀のマフィア組織〈むらさきの光〉。本来の歴史を生きる人類を淘汰し新世界を創るため、彼らは策謀する。日本、否、世界の危機を救うべく、歴史を再びただすため、女子高生麓 麗(ふもと うらら)がまたもタイムスリップして戦国の世に挑む!!これを真面目に読むと馬鹿らしくなるのでお笑い番組を見るように読むといいかもし...

ちょび太郎の観察日記 | 2009.06.14 Sun 17:31

戦国維新―島津東征伝〈3〉

みなさんおはようございます。今日も適当にゆっくりしたいと思います。今日紹介する本は「戦国維新―島津東征伝〈3〉」です。これは「戦国維新―島津東征伝〈1〉」「戦国維新―島津東征伝〈2〉」の続編です。前巻までのおさらいとして・・・秀吉の九州征伐戦で島津が渾身の反撃で秀吉を討取りました。その後織田信雄が征夷大将軍に就任し、大阪で織田幕府が開かれます。政治は大老に就任した徳川家康が主に行っているんですが・・・。論功行賞で秀吉側についた大名にはかなり厳しい扱いをし、貢献した大名にもその勢力を分断させるような...

読書日記 | 2009.06.14 Sun 11:08

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