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舞台は中学二年のクラス。 文字を読むのが苦手なひすい。戸籍上は女の子だけど、自分は男でも女でもないと感じている理幹(りき)。書字障害の心桜(こはる)。複雑な生い立ちをもつひすいの「弟」拓真。カーストのてっぺんにいる優等生の小晴と、教室に入れなくなってしまった幼なじみの留美名。どの章の主人公も、それぞれ「ふつう」からはみ出た生き辛さを抱えてる。 どの子も一生懸命で愛しいのですが、特に心桜が印象的。超絶美少女なのに字がうまく書けないせいで、「顔のかわいさだけで人生なんとかなると思ってるバカ」...
*journal* | 2020.02.28 Fri 21:25
やかまし村には3軒しか家がなくって、家のある場所から北屋敷、中屋敷、南屋敷と呼ばれてる。やかまし村に住む子どもたちは全部で6人、ラッセとボッセとリーサ、ブリッタとアンナ、それにオッレ。(途中でオッレの妹ケルスティンが生まれて7人になる) 『やかまし村のこどもたち』を読み始めたときには、出てくる子どもの名前が憶えられない!ってちょっぴり焦ったけど、この6人、『やかまし村の春・夏・秋・冬』を読み終える頃には、次女にとってもすっかり仲良しの友だちになっていました。 読んでる途中で、地域の家...
*journal* | 2020.01.18 Sat 19:55
こんなすんばらしい本が1年も前に出ていたなんて、全然気がついていなくて不覚でした。 「リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ」とは、マレーシア語で「五・七・五・七・七」のこと。なぜここでマレーシアが出てくるのかというと、主人公の沙弥がマレーシアからの帰国子女だからです。2年半ぶりに日本に戻ってきて、中学に編入することになり、周りから浮いてはいけないとビクビクしながら学校生活を始めたばかりの沙弥に、変わり者として有名な先輩が「ギンコウ」へのお誘いをかけてくることから始まる自分探しの物語。 ...
*journal* | 2020.01.18 Sat 19:41
ふだん子どもたちに語っているおはなしを、大人の方にむけて語るおはなし会で、私もひとつ語りました。 今回は、ファージョンの『ムギと王さま』所収「小さいお嬢さまのバラ」。いまの季節にぴったりの、小さくて可愛らしい短篇です。 ふつう、語りのテキストは昔話が多く、創作ものは敬遠されることも多いけれど、ファージョンは、私がひとつは語れるようになってみたかった、憧れの作家でした。(あとはマーガレット・マーヒーもいつか語ってみたい!) 「小さいお嬢さまのバラ」は、丘の上にあるお...
*journal* | 2020.01.18 Sat 19:36
JUGEMテーマ:児童文学 『ヘンゼルとフレーテル』 グリム童話 (登場人物) ヘンゼル・・・兄 グレーテル・・・妹 お父さん・・・木こり 継母 おばあさん・・・魔法使い (あらすじ) ますしい木こりにはヘンゼルとグレーテルの二人の子供がいました。 子供には意地悪な継母がいました。 継母は貧しいのは子供が二人もいてお金がかかるからだといいます。 父親をうまく言いくるめ子供を森に捨てようと計画します。 この計画を...
おとぎスケッチ | 2019.05.21 Tue 15:11
JUGEMテーマ:児童文学 『青い鳥』 メーテルリンク (登場人物) チルチル・・・兄 ミチル・・・妹 ベリリウンヌ・・・魔法使い お父さん お母さん ベルランゴー・・・隣のおばあさん ベルランゴーの娘 チレット・・・猫 チロー・・・犬 きじばと 妖精たち (物語) チルチルとミチルはクリスマスの日プレゼントはなく 向かいの家の子供たちを羨ましく思ってました。 二人の家はとっても貧しかったからです。 ...
おとぎスケッチ | 2019.04.27 Sat 22:43
JUGEMテーマ:児童文学 『三匹のこぶた』 (登場人物) ぶたのお母さん 三匹のこぶたたち オオカミ (物語) ぶたのお母さんと3匹のこぶたが暮らしていました。 しかし家が貧しかったためこぶたたちは独立することに。 一匹目のこぶたは麦わらの家を作り、二匹目のこぶたは木の枝で家を作ります。 しかし、どちらもオオカミにフーっと吹き飛ばされ 二匹とも食べられてしまいます。 3匹目...
おとぎスケッチ | 2019.04.20 Sat 00:29
JUGEMテーマ:児童文学 『34丁目の奇跡』 ヴァレンタイン・デイヴィス (登場人物) クリス サンタクロース ドリス・ウォーカー デパートの人事部長 スーザン ドリスの娘。6歳 フレッド・ゲイリー 若手弁護士 (物語) ドリスは一人娘のスーザンを育てているシングルマザー。 現実主義のドリスに育てられたスーザンはまだ6歳なのにサンタなどいないと言い張る。 毎...
おとぎスケッチ | 2018.12.20 Thu 00:17
何日も何日も船は航海をつづけ、徐々に懐かしい寒さが近づいてきました。 その間も夜になるとスモークはミシャの事ばかりを考えていました。 ある日目が覚めると船は北極の氷の中を走っていました。 そして船を止めていよいよ北極の地に辿り着きました。 スモークは嬉しくて大声で叫びながら船の上から氷の上に飛び降りました。 「ヒャホー!帰ってきたんだ。船長さん、教授さん、ありがとうね」 スモークはそう言って、真っ白な氷の上を駆け出しま...
絵本屋きんだあらんどの船長ブログ | 2018.12.15 Sat 14:44
JUGEMテーマ:児童文学 「あっ」 スモークはまぶしさに声を上げて目をふさぎました。 もう半年以上も外に出ていなかったのです。 それからゆっくりと目が光に慣れるのを待ってから、久しぶりの昼間の世界を見ました。 そこにはカラカラに乾いてひび割れ、所々に痩せた草が生えている畑、 並んで立っている木も枯れて今にも倒れそうなくらい弱っています。 スモークは「早くしないと」と言い聞かせ、人が来ないのを確かめると、 町...
絵本屋きんだあらんどの船長ブログ | 2018.12.10 Mon 11:53
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