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JUGEMテーマ:詩 目を閉じても見える 光を放つ球体 手を伸ばしても距離が変わらないのは まるで天体のように 遥か遠くにあるからだろう あそこへ辿り着くのは並大抵じゃない だけどこの目で見えているなら まだ救いがある どこへ行こうとあれは輝き 道しるべになる 手が届かない光だからといって 捨てる必要はない 頭上に浮かんでほのかに照らしてくれるだけで...
SANNI YAKAOO | 2022.10.05 Wed 11:11
JUGEMテーマ:詩 屋根の無い商店街に激しい雨が降る 光が差す時には濡れたタイルの上を 自転車が小さな飛沫を上げて駆け抜ける 饅頭屋から誰かが出てきて 喫茶店に誰かが入っていく どこにも寄らずに通り抜けて行く人もいる 雨上がりの商店街に少しずつ人が増えていく 雨が人を呼ぶ
SANNI YAKAOO | 2022.10.04 Tue 10:24
JUGEMテーマ:詩 出かけようと思った矢先 屋根を叩く音が鳴る 車が走り抜けて水しぶきが撥ね テールランプが光を伸ばす 青い傘を片手にコンビニへ ほんの短い雨の時間が 一日の心の汚れを洗い流す
SANNI YAKAOO | 2022.10.02 Sun 14:26
JUGEMテーマ:詩 土星の人が宇宙船で木星を目指し 木星の人は双眼鏡で土星の輪を見る 海王星の人は両者が出会うことは無いと知っていて 天王星の人はそれは私たちも同じだと呟く 冥王星の人は我関せずと自由に銀河を眺めて 木星より内側の星の人たちは自分の心配をしている 太陽は身内の問題には口を出さず オールトの雲でみんなを守り 灼熱の光でみんなを照らし 強い重力でみんなを引っ張っていく ...
SANNI YAKAOO | 2022.10.01 Sat 10:04
JUGEMテーマ:詩 街が様変わりして ワクワクしながら選んだ画材屋も 紙の匂いが心地よい本屋も 落ち着ける喫茶店も無くなった 外へ出る機会が減り 知らない間にまた様変わりしていくのだろう 街は生き物だから仕方なく ほんの二年前が遠い昔のように思える
SANNI YAKAOO | 2022.09.30 Fri 11:44
JUGEMテーマ:詩 このままでは胃に穴が空く 頭が痛い 熱もある 飯も食いたくない 菌やウィルスのように ストレスがジワジワと 心身を侵食していく こんなどうしようもない時は 遠ざかっていた昔の曲を聞き ノスタルジーで誤魔化す 現実は変わらなくても 胃の痛みが少し和らぐ
SANNI YAKAOO | 2022.09.27 Tue 08:37
JUGEMテーマ:詩 掛け軸の虎はいつもと変わらず 堂々とした風情で水を飲む 古い絵だが迫力は健在で 小さな絵だが目を釘付けにする 絵に時間はなく 宿った魂だけが磨かれる 時代を飛び越えて 虎が強く輝く
SANNI YAKAOO | 2022.09.26 Mon 11:28
JUGEMテーマ:詩 つぶらな瞳で見ている 林の中を歩きながら 時折こっちを振り返る 僕を見ているのか 僕の連れている犬を見ているのか トコトコ歩いては振り返り 林の奥へ消えていく 昔よりは減ったとはいえ まだゼロというわけじゃない 願わくば動物の神様 どうかあの仔に良い縁がありますよう
SANNI YAKAOO | 2022.09.24 Sat 12:30
JUGEMテーマ:詩 たまに出くわす黒い鳥 いやあるいはコウモリか 近づけば真上に飛び去って消え 不意に空からまっすぐ降りては消える 誰も見ていないという 一緒にいた人も 向かいにいた人も あれは何なんだろう 夢と現実を混同しているのか あるいは疲れているだけなのか 正体不明の黒い飛行物体 すぐ近くで見てもやはり正体が分からない 不可解ではあるけど ...
SANNI YAKAOO | 2022.09.20 Tue 22:39
JUGEMテーマ:詩 あそこに花が咲いている 名前は知らない でもここを通る度に見る あそこに木が生えている これも名前は知らない けどいつも同じ場所で見る 目にしている物の多くの 名前すら知らない それでもあの花が無くなれば あの木が別の木に変われば きっと気づくだろう 知らなくても知っている そこにあることを知っている 自分の街だから...
SANNI YAKAOO | 2022.09.19 Mon 21:08
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