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JUGEMテーマ:詩 石の上にも三年のつもりで 一つのことを継続すれば 少なくとも自分は変わる 良くも悪くも昔とは違って 時を戻すことは出来ないから 二度とあの頃の自分は取り返せない どうせならこのまま五年 十年と座り続け 修行に勤しんで 石の上で骨になろう 即身仏のように 寿命の後もここにあって 死んでも終わらない道を邁進するのだ
SANNI YAKAOO | 2022.04.02 Sat 13:47
JUGEMテーマ:詩 塀の瓦に桜の枝がかかる 青黒い瓦を背景に淡い花びらが映える 後ろからはもっと高い木の枝が伸びて たくさんの緑の葉が桜を守るように広がっている ずっと昔からある光景で この道を通る度に足を止めてしまう 来年も拝めるよう桜に願う
SANNI YAKAOO | 2022.03.30 Wed 12:43
JUGEMテーマ:詩 鏡に映る自分 水溜りに映る自分 ガラスに映る自分 もっとも身近にいる人間なのに 何かを通さないとこの目で見ることができない 胸の内はどうだろう 何かを通せば見えるだろうか 自分でも見えない上に 鏡も水も窓にも映らないから どこにも知る手掛かりがない 他人の目にはちゃんと映っているのだろうか 自分のことさえ分からないのに 他人のこ...
SANNI YAKAOO | 2022.03.29 Tue 15:08
JUGEMテーマ:詩 梅が散り 桜のつぼみが目立つ 水鳥は北へ帰り 夕暮れが長くなって 灯油の減り方が緩やかになる 夜道の川原沿い 透き通る空気に花の匂いが溢れる
SANNI YAKAOO | 2022.03.25 Fri 15:26
JUGEMテーマ:詩 家を出れば頭痛ばかり 街を走れば幻想ばかり 意識は気味の悪い空へ吸い込まれて 命が足元から生えてくる 無数の手 逆さまの足 魂魄に上下左右はない 肉体は粒子に砕かれ 再び空へ向かう あの気味の悪い空へ 天国と地獄の狭間に閉じ込められる
SANNI YAKAOO | 2022.03.22 Tue 13:58
JUGEMテーマ:詩 草の中にカラスが倒れている 仰向けに見上げ 足を畳んで 近づくものを警戒している 目は生きている 首を動かしながら 辺りを窺っている しばらくすると立ち上がり どこかへ飛び去った 喧嘩をしたのか 襲われたのか 相手はトンビか それとも同じカラスか 危険は地上だけではない 空は空で 覇権を巡って争いが起きている あのカラスはまた誰かと...
SANNI YAKAOO | 2022.03.21 Mon 15:02
JUGEMテーマ:詩 気の早い夕立が 雷を連れてやって来る まだ梅が咲いているのに そろそろタンポポが地面を彩るのに 夏まで待てずにやって来る 全ての雑音を飲み込んで 雨音と雷鳴だけが降り注ぐ 傘は役に立たない 袖も足元もずぶ濡れだけど このまま行こう 遠い空は明るい 気の早い夕立は 足早に去っていくだろう
SANNI YAKAOO | 2022.03.20 Sun 12:34
JUGEMテーマ:詩 苔が生えた大きな岩 亀裂はいつ出来たものだろう とても人が運べる大きさじゃなく ずっと昔に山から転がってきたんだろう それから何百年もここにあって 雨に風に耐えて 人々から祈りを捧げられるほどになって きっとこの先もここにあるんだろう あまりに厳かで これ以上足が進まない この岩は声にならない言葉を発している 耳を澄まして感じ取る ほんの少...
SANNI YAKAOO | 2022.03.17 Thu 16:20
JUGEMテーマ:詩 どこからか梅の香りが漂う 潮の香りと混じって 春の訪れを告げる 目で見るより 耳で聞くより 匂いはどうしてこうも 去年の春を思い出させるのだろう 目を閉じても 白と赤の花びらが浮かぶ
SANNI YAKAOO | 2022.03.16 Wed 14:31
私は何のためにここにいるのだろう 何のために笑うのだろう 生まれた星たちが いつか消えてしまうよって 誰かが言う 愛したこともいつか 春の夢に消えてしまうの? 繋ごうよ 出来るだけ沢山 話そうよ 沢山の喜びを紡ぐために 私はここにいるから 2022.03.16
そこにあるもの | 2022.03.16 Wed 02:52
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