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JUGEMテーマ:詩 少しずつ雫が垂れる 冷たい水が 苔の間から少しずつ 凍えるほど冷たい 水も空気も 雪もちらつく でも心は寒くない 雪起しの風に吹かれるほど 生命が強く鼓動する
SANNI YAKAOO | 2022.01.02 Sun 16:04
JUGEMテーマ:詩 掃除をして 埃を払って 咳き込んで 汚れた手で目をこすって 涙が出てきて 自分もついでに洗う 埃と汚れが減った分だけ 服が黒くなったけど なんてことはない 真っ白なほど気分は晴れやかだ いつでも新しい太陽を迎えられる
SANNI YAKAOO | 2021.12.30 Thu 16:34
JUGEMテーマ:詩 悠久の時間 悠大な景色 漂流する自分 氷河のような道 群衆も孤独もない 善意も悪意もない 何もかも空っぽで もう瞼を支えきれない 朦朧としながら 足だけが進んでいく
SANNI YAKAOO | 2021.12.28 Tue 12:59
JUGEMテーマ:詩 鍛えた拳が飛び交い 磨いた技が交錯し ほんの一瞬の差が明暗を分ける いかな油断も許されない 気力と体力が限界に達しても 衰えは表に出さず まだまだ闘えると表情を崩さない どうすればこんなに強くなれるのだろうかと ファイターたちの姿に憧れ 心を打たれる 人生の縮図が リングの中に 金網の中にある
SANNI YAKAOO | 2021.12.26 Sun 12:32
JUGEMテーマ:詩 対岸にポツポツと明かりが灯る 家路を急ぐ車も増えていく 橋は渋滞して ライトを片手に高架下を歩く人とすれ違う 去年も同じ景色を見て 同じ川原を歩いていた 一年が半年のように 半年が一ヶ月のように 時間の流れが短くなって 子供の頃とは違う流れの中に生きている 数年後はもっと短くなって 去年を昨日のことのように思うだろう 自覚がなく...
SANNI YAKAOO | 2021.12.25 Sat 15:46
JUGEMテーマ:詩 バケツの水に氷が張り 茶色い枯れ葉が乗っている 薄氷の上を こんな風に静かに 足元を割ることなく乗ることが出来たら 大抵の場所を歩けるだろう 舗装された道の方が少ないから 軽くなればなるほど 無敵に近くなる だからきっと 人には無理だろう 年と共に いろんなモノを背負って どんどん重くなっていくから いつだって足元を気にするしかない ...
SANNI YAKAOO | 2021.12.24 Fri 14:52
JUGEMテーマ:詩 初めて歩く場所でも 懐かしさを覚えるのは ただのデジャブなんだろうか 曇った空から 薄く降る雪が ファインダー越しの景色を霞めてしまうことが 今までに何度もあった 記憶と重なるから 懐かしいと思えるのは当然だけど きっとそれだけじゃない 言いようのない感覚的なものが ずっと胸をくすぶる 初めて出会うものほど それが気に入れば気に...
SANNI YAKAOO | 2021.12.22 Wed 13:21
JUGEMテーマ:詩 低い月はオレンジに輝き 海から魔物の気配が立ち昇る 北の空はどっちだろう 冷たい風に乗りながら 宙を駆ける一角獣が 翼を広げて月を背負う 怪し気な星 神秘の砂浜 自分は透明人間になり 幻想の断片に晒されて 地に足が着かなくなる そうさ 今日は頭がイカれてる 来年の今頃には 今日もイカれてると言い換えるんだろう まともな...
SANNI YAKAOO | 2021.12.21 Tue 14:54
JUGEMテーマ:詩 空を突き抜けた先に 宇宙とは違う世界がある 土に潜った先に 溶岩とは違った世界がある きっと地上にだって 地上ではない世界があるのだろう 肉体を捨てた命は 同じ場所の 違う世界へ旅立っていく
SANNI YAKAOO | 2021.12.18 Sat 09:48
JUGEMテーマ:詩 燃料が底をついたら 入れ物ごと燃やし 無理にでも自分を熱に晒す いつか冷えるその時まで 思考も感性も煮えたぎって この世から浮いて 弾かれて 間違いだと分かっていても 心が歪むほど熱に触れ続ける いつか冷めるまでずっと もしかしたら寿命が先に来るかもしれない それならそれで 燃えたまま終わればいい どうせ最期には焼かれるのだから
SANNI YAKAOO | 2021.12.18 Sat 01:28
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