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JUGEMテーマ:短歌 気配 湯気のごと 朝の気配が 立ちのぼり 風待つ草木 無口なままに 湿気が多くて、肌にまとわりつくような朝、草木は無言です。 迷うこと 楽しむように 駄菓子屋の 少女二人の 小さき財布 駄菓子を前に夏休みの女の子があれこれ迷って、それも楽しそう。 赤青木 駄菓子の色は 目に迫る 小さき胸に 匂う虹色 推敲 壜の中 色のひかりが 降りそそぎ 指さす駄菓子に 胸ふくらめり 母の部屋 すみれなりけり 紫の 花の絵札に は...
短歌の小路 | 2026.07.25 Sat 07:30
JUGEMテーマ:短歌 時を歩まぬ 朝ぼらけ 鴉と蝉の 合唱で 始まる朝は 動かない雲 動かぬ雲は時間のことまだ世の中が動き出さないようなたたずみの中にいる 推敲 朝ぼらけ 鴉と蝉の 合唱に 始まる朝の 動かぬ雲よ 推敲 朝ぼらけ 鴉と蝉の 合唱に 佇む雲は 時を歩まぬ 少しはっきりしたかな? おはようと 声かけられて 振り向けば 自転車過ぎぬ 夏休みの道 いつもすれ違う小学生が、今日は自転車ですれ違いました。そうか夏休みか! 推敲 おはようと 声に振り向...
短歌の小路 | 2026.07.24 Fri 07:23
JUGEMテーマ:短歌 共鳴 わしわしに 憎らしいほど 青い空 雲一つなき 空の明るさ 今の気分です 推敲 わしわしに 憎らしいほど 青い空 音叉のごとく 夏が広がる 推敲 ひと鳴きの 蝉の声より ひろがりて 青空すべて 音叉の調べ くたびれた 靴下の穴 指ひとつ こんなにも耐え てきたのか俺は はいた靴下に穴一つ、人生を感じてしまう。 顔洗う 朝の鏡に 映れるは 沁み出でぬもの 深きを畏るる 推敲 朝の水 顔に冷たき 手のひらの 鏡の顔に 戯けてみたり 朝の...
短歌の小路 | 2026.07.23 Thu 08:32
JUGEMテーマ:短歌 琵琶の種 太陽が 屋根の上から 照らす頃 待ちいし蝉ら 一斉に鳴く 推敲 屋根の上 陽のさす瞬(ま)にも 息ひそめ 待ちいし蝉ら 一斉に鳴く 昨日は 日本列島 40度 「初めて」という語 幾度も聞きけり 推敲 昨日また 日本列島 四十度に 「初めて」という 語をくり返す 丑の日の 近ずく魚屋 刈草の 匂う若鮎 うぐいすの色 もうすぐ「土用の丑の日」ウナギのかば焼きのそばに並べられた、若鮎の薄い緑の若々しさに目が行ってしまいました。 推敲...
短歌の小路 | 2026.07.22 Wed 07:37
JUGEMテーマ:短歌 迫りくる夏 ワシワシが 泣く音つれて 夏迫る 道かがむとき 光まぶしく 推敲 ワシワシの 泣く音つれて 夏迫る 道かがむとき 光まぶしく 触るもの すべては溶けて 熱をおび 支えきれない 夕日が沈む 推敲 触るもの すべては溶けて 熱をおび 支えきれない 夕日の重み 夕映えに ミモザの洞の 悲しけれ 沈む暗がり 蟻二三匹 推敲 夕映えの ミモザの洞は 悲しけれ 沈む暗がり 蟻の二三匹 帰り道 振り向く街は 夏の色...
短歌の小路 | 2026.07.21 Tue 08:28
JUGEMテーマ:短歌 おほつぶの葡萄 日の力 熱き夏日の つづきおり 遠く鳴く蝉 朝の輪唱 推敲 日の力 ますます朝に 重なりて 蝉の輪唱 わしわしの声 夕涼む 風のまばらな 菖蒲池 小さき影ふみ 土鳩より来る 夕方の神社の池の畔、鳩が一羽、暑い中私に寄ってきました。 残照の 光を受けて 歩み来る 土鳩の胸の 瑠璃色の羽 推敲 残照の 光を受けて 歩み来る 土鳩の胸に 瑠璃の羽ひかる 君の撒く 夕の草木の 水しぶき もうすこしだよ 夏の日の...
短歌の小路 | 2026.07.20 Mon 07:32
JUGEMテーマ:短歌 問いかけ 亜熱帯の 朝のひかりに 息づいて 熱きアスファルト 地の影をます 推敲 亜熱帯の 朝のひかりに 息づけば 熱きアスファルト 地の影をます 叫び声 泣き声だろうか わしわしの 短き生の 限りをたくす 推敲 叫び声 泣き声だろうか わしわしの 短き生を 空へ託せり 森閑し 沢の流れを 手に受けて 水の輝き 問いかくるまま 寂しい森の中で見つけた冷たい水の流れ、その輝きが静の問いかけとして私に迫る。 推敲 森閑と 沢の流れを 手に受けて 水のひ...
短歌の小路 | 2026.07.19 Sun 07:32
JUGEMテーマ:短歌 線香花火 曇り空 風にほどける 夏休み 道の寂しさ こよみは進む 推敲 曇り空 風にほどける 夏休み 子らの声なき 道の寂しさ 消えそうで 消えない星の 形して 線香花火の 玉落つるまで 線香花火は小さな物語の様です。そして最後に落ちて消えゆく・・・ 推敲 消えそうで 消えない星の ものがたり 線香花火の 玉落つるまで 赤々と この炎天に 顔上げて ハイビスカスは 紅の一点 推敲 いきいきと 炎天のなか 空見あげ ハイビスカス...
短歌の小路 | 2026.07.18 Sat 08:38
JUGEMテーマ:短歌 歌の相棒 曇りては 夏の心は 風任せ 胸の裏がわ 風にほどけて 今日は、曇りの予報です。風が気持ちいい朝、太陽が隠れて少しほっとしています。 水のなき 田には緑の 萌え出でて 塩からトンボが すいすいと飛ぶ 推敲 水のなき 田には緑の 萌え出でて 塩からトンボが 風にこたえる 推敲 水のなき 田には緑の 萌え出でて 塩からトンボが 風をたどれり 帰り道 ふっとおしゃべり やむころは 隣のシートに 君は目を閉じ 車の帰り道、初めはおし...
短歌の小路 | 2026.07.17 Fri 07:20
JUGEMテーマ:短歌 風凛 ほどけては 結い直さるる 風の路 社殿の道に 風凛は鳴る 宮地嶽神社の風鈴祭りを見ました。風のトンネルみたいに音と光が共演していました。 浜風の 遠き波音 運び来る 手水の水の 冷たき水音 手水が流れ続けて、その冷たさが記憶に残っています。 推敲 浜風は 光の道を 駆け抜ける 手水の水の 夏の冷たさ 海に沈む太陽が一本の道を駆け抜けるように宮地嶽神社は建てられています 妻と居て 遠き街並み 指させり ソフトクリーム はや...
短歌の小路 | 2026.07.16 Thu 07:31
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