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パロティックファンタジー
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オリジナル小説にパロディーとかファンタジックな感じとか織り交ぜてます!
明るめで読んでて楽しい感じに仕上げます。
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08 その温もりはきっと。

こんにちは 皆さん。 ………とか、ちょっと変わった感じで始めてみて 前回のアレ(07話参照)の状況から逃げ出せるかな って思ってやってみたけど …無理でした。 え?コレ何かの冗談だよね?!夢だよね?! 「おい 現実逃避すんな」 「お願いだから冗談だと言って下さい!!」 「俺が冗談言う様な奴に見えるか?」 そう言った彼は腕を組み、私の顔を見下すように覗いている。 そして顔には不適な笑み。 ああ…神様助けて… …って、アレ?待て。 神様って私の事…だよね? と...

君色僕世界 | 2008.01.25 Fri 23:01

07 その人は黒だった。

「ごちそう様でした!」 「お前って結構大食いなんだな…」 皐月くんがちょーっと引き気味な気がする。 いやいやいや、きっと大丈夫! だってこのくらい(生きてた頃)普通に食べてたもん。 「え、普通だと思いますよ?」 「お前どんだけ胃袋でかいんだよ」 皐月くんが疑うような視線を浴びせてくる。 「こっちに来てから何も食べてなかったんで…」 「…まぁ、良いや。とりあえずコレに着替えろ」 手渡された服を見ると白いドレスみたいなものだった。 それから彼に一言。 「…皐月...

君色僕世界 | 2008.01.25 Fri 22:58

06 目覚めの朝。

「…い………オイ」 ―――何か声が聞こえたような…    眠たいよ… 「…いい加減にしねぇと襲うぞ」 ガバッ!!! (いろんな意味で)身の危険を感じたので一気に目が覚めた。 「スイマセンでした!!  って… えっ?どちら様ですか?」 私を起こしてくれたのは見知らぬ顔の少年でした。 「俺は皐月 担当は五の月だ  今日一日お前の世話任されたから」 皐月くんの右目は前髪で隠れていて見えなかった。 「はぁ…どうも」 ―――なんだこの人?!    何かちょっと嫌な性格かも… 「オイ 入れ」 ...

君色僕世界 | 2008.01.25 Fri 22:51

05 責任重大。

私は卯月君とちょっとばかり話をしていた。 ―――何か睦月さんより卯月君のほうが年下っぽくて    私とも年齢が近そうだから話やすいなー… そんな事を思ってると此処へ私を運んでくれた と思われる睦月さんが戻ってきた。 「部屋へ案内するから付いて来い」 はい。とだけ返事をして卯月君に暫しの別れを告げる。 「あの、ここ… ホントに私なんかが使っちゃって良いんですか?」 睦月に案内された部屋は私の想像を遙かに超えた大きな部屋だった。 「ああ 一応俺たちの主になるワケだしな で...

君色僕世界 | 2008.01.25 Fri 22:47

04 少年は照れ屋なのか、それとも…。

―――…あれ?  なんで私こんなところに居るんだっけ?  そもそもココってどこだっけ?  ああ、そっか私気絶したんだっけ… 何かかっこ悪いな… 「…ん、っと…」 彩音はゆっくりと目を開いた。 「え?…誰この人?」 自分が寝ていたベッドの横には深い紫色の髪をした少年が寝込んでいた。 そして伏せている少年の顔を覗き込もうとした。 「誰だ」 伏せていた少年は即座に顔を上げ彩音を睨みつけた。 「え…っと、ごめんなさい?」 首を傾げて念のために謝罪した。 少年は我に返った様に目...

君色僕世界 | 2008.01.25 Fri 22:43

03 小さな背中に大きな未来。

赤毛の青年は面倒くさそうな顔をしながら言った。 「俺の名は睦月(ムツキ) 一の月の神をしている」 「睦月…さん。あの、一の月って何ですか?」 彩音は少しばかり遠慮がちに聞いた。 「一の月ってのはお前が住んでた世界で言う一月のことだ。」 「なるほど… って事は十二月まで12人の神様が居るって事なんですか?!」 「そういうことになる そして俺はお前のことを『主』と言ったな?」 彩音は静かに頷いた。 「『主』というのは俺達十二月(ジュウニツキ)の神達をまとめる主人のようなものだ」 「え!!そんな...

君色僕世界 | 2008.01.25 Fri 22:41

02 星になった少女とこれから。

ある朝のことだった。 とある女子高生が通学中に信号無視のバイクにはねられ即死。 本当に一瞬の出来事だった。 即死した彼女の名を 『藤崎彩音』 そして彼女はこれから 神になる人物である。 私、確か、バイクにはねられて… …そうだ。 私、死んじゃったんだ。 じゃあなんで私こんなこと考えて居られるんだろ… 『…オイ…』 何か、聞こえる… 『オイ…』 誰か…私を、呼んでる? 彩音は朦朧(モウロウ)とする意識の中、 目を開いた。 そこは真っ白な空間だった。 ...

君色僕世界 | 2008.01.25 Fri 22:38

01 少女は空へ旅立った。

うそだ。 うそだうそだうそだ!! 私、 死んでるッ?! やだ。 いやだいやだいやだッ!!! ―――あーあ…    私まだやりたい事たくさんあったのにな…    これからどうなっちゃうんだろう… 『藤崎彩音(フジサキアヤネ)現15歳  幼い頃母親を亡くし父親と二人暮らし  しかしその父親も彩音の14歳の誕生日に脳梗塞で死亡  …間違いないコイツだ』 『ホントにコイツなのか?神になるには幼すぎる…』 『俺が決めたことに口出しするな。次の神はコイツしか居ないんだ』 『…』 ...

君色僕世界 | 2008.01.25 Fri 22:35

09 人は違えども優しさは同じ。

ああ…父さん先に待っててくれたんだね… 「父さん!!」 そういって父さんに抱きつく。 ああ…この高い身長、におい、抱きついた時の表情… 間違いない。私の父さんだ。 『ハァ?!』 驚く父さんと皐月くん。 この際なんで心の声が聞こえてるかなんてどうでもいいや。 「え…俺普通に娘なんて居ないんだけど…?」 アレレ?父さん少し見ない間に冷たくなった? 「だから、お前の父親じゃねぇって言ってるだろ」 皐月くんがこっちを睨みながら言ってきた。 「でも、父さんにそっくりだよ...

君色僕世界 | 2008.01.14 Mon 23:34

ビートたけしのウソップ物語

JUGEMテーマ:読書 JUGEMテーマ:パロティックファンタジー 地区センター 少し毒のあるユーモアセンス。 「毒ガスだ」の世界を、童話に持ち込んだパロディ。

My Books Reviews | 2008.01.13 Sun 17:25

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