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虫の戦争 第十四話 ハチの巣コロリ(2)

JUGEMテーマ:自作小説 この世にはたくさんの兵器がある。 銃、爆弾、戦車に戦闘機。 どれも強力な兵器だが、最も恐ろしいのは核兵器だ。 たった一発で街を吹き飛ばし、爆発後は放射能によって汚染される。 人類が生み出した最悪の火だ。 それに次ぐ恐ろしい兵器として、化学兵器と生物兵器がある。 化学兵器はスプーン一杯で何千人、何万人と殺すほどの力がある。 生物兵器は一度バラ撒けば、あとは勝手に増殖して、次々に感染していく。 どれもこれも人類に致命的な被害をもたらすので、NBC条約という国際ルールで使...

SANNI YAKAOO | 2017.11.24 Fri 11:27

虫の戦争 第十三話 ハチの巣コロリ(1)

JUGEMテーマ:自作小説 季節は秋の始め。 紅葉にはまだ早いが、夏の熱気は治まった。 アビーとムーは、人間の子供が落としたアイスを拾って、ペロペロと舐めていた。 「これ美味しいね。」 「だろ?この前アリんこのモっさんが言ってたんだよ。人間の食い物は一食の価値があるぞって。」 「アリはよく人間の家に上がるもんね。」 「だから美味いものをたくさん知ってるんだ。」 二人が舐めているのは、人気アイスのゴリゴリ君。 暑い季節にはバカ売れする人気商品だ。 「ちょうどいい甘さだね。」 「ヒムラ屋のお餅バー...

SANNI YAKAOO | 2017.11.23 Thu 10:58

虫の戦争 第十二話 泡と繭(2)

JUGEMテーマ:自作小説 昆虫は変態という能力を持っている。 変わった趣味のことではない。 子供から大人になる途中で、その姿を変える能力のことだ。 変態には幾つか種類があり、大きく分けると、完全変態と不完全変態がある。 完全変態はサナギになる昆虫のことだ。 カナブンのムー、ハチのアビーは完全変態をする虫だ。 サナギの間はまったくといって言いほど動くことが出来ず、敵に狙われたらおしまいである。 その為、カナブンなどの甲虫は、土の中や枯れ木の中でサナギになる。 敵に見つかりにくくすることで、食べ...

SANNI YAKAOO | 2017.11.22 Wed 13:45

虫の戦争 第十一話 泡と繭(1)

JUGEMテーマ:自作小説 季節の巡りは早く、東京へ行ってから一年近くが経っていた。 今は六月。 梅雨にさしかかる前の、初夏の終わりである。 アビーとムーは蛍に会いに来ていた。 かつてセイタカアワダチソウと戦った川の、かなり上流にある支流だ。 ここは水と土が綺麗で、毎年たくさんの蛍が舞う。 深い山の麓にあるので、人間は滅多に来ない。 来るのはタヌキやフクロウくらいで、蛍にとっては最高の楽園だった。 アビーとムーは川べりに座って、ポツポツと光る蛍を眺めた。 「みんな繁殖で忙しいわね。」 「だな。...

SANNI YAKAOO | 2017.11.21 Tue 10:16

虫の戦争 第十話 下水道の悪魔(2)

JUGEMテーマ:自作小説 悪魔が本当にいるかどうかは別にして、悪魔のような奴はいる。 見た目が恐ろしいとか、性格が残忍だとか。 ドブネズミの妖精はその両方を備えていた。 人とネズミを合わせたような、なんとも言えない不気味な姿。 そして何より残忍な性格をしていた。 小川の排水管から顔を出していたドブネズミの妖精は、近くを通りかかったアオダイショウに襲いかかった。 柔道の寝技のように組み付いて、長い前歯で仕留めてしまう。 その間わずか二秒。 アビーとムーは青ざめた。 「怖い・・・・。」 「だから...

SANNI YAKAOO | 2017.11.20 Mon 10:55

虫の戦争 第九話 下水道の悪魔(1)

JUGEMテーマ:自作小説 日本最大の都市、東京。 世界でも有数のこの街にも、ちゃんと虫が根付いている。 それは夏になればよく分かる。 エアコンで快眠を得ようとも、とある虫の鳴き声がそれを邪魔するのだ。 「うるせえなオイ!」 若い男が怒鳴って、石を投げる。 一匹のセミが「ジジッ!」と飛び立った。           * 「ここが東京かあ。」 六年かけてようやくやってきた東京。 アビーとムーはビルの上に立ち、行き交う人間を観察した。 「ほんとに多いのな、人間。」 「ねえ。川原のアリより...

SANNI YAKAOO | 2017.11.19 Sun 14:14

虫の戦争 第八話 虫の戦争(2)

JUGEMテーマ:自作小説 季節は巡り、冬がやってきた。 曇った空から冷たい雨が降り注ぐ。 あれだけ賑やかだった川原は、冬の訪れと共に静まり返った。 今日の気温はマイナス2度。 変温動物である虫や爬虫類は動けない。 植物に至っては、根を残して地上から姿を消した。 「うう、寒い・・・・。」 アビーは枯葉にくるまっていた。 隣にはムーが寝ている。 「秋の戦いは大変だったわ。たくさん死んじゃったもの。」 殺風景な冬の景色を見つめながら、戦いの記憶を蘇らせる。 敵味方入りじまっての総力戦は、烈火のごと...

SANNI YAKAOO | 2017.11.18 Sat 14:23

二人一組

巫女の一人が、ブチ切れて辞めたので忙しい。 その子は実は。司先生の旦那様に告白していて断られたらしい。 儚先生の悪口まで言ったのがゆるせない。 れいなは、仕事をこなしながら腹をたてていた。 舞の練習の時に、二人一組になった。 その子と組むのは、初めてだったので少し緊張したが、なんとかできた。 儚先生は、丁寧に教えてくれた。 あの騒ぎは、耳に入っているらしいが冷静だった。 分からないことがあったら、教えてねとやさしかった。 れいなも、慣れてきた。 だいたいの舞はできるように...

だって活字ならなんでも読みたいんだもん | 2017.11.18 Sat 13:11

虫の戦争 第七話 虫の戦争(1)

JUGEMテーマ:自作小説 秋の風物詩、ススキ。 風に揺れるその姿は、なんとも言えない風情がある。 アビーたちがススキの花粉を蒔いてから一年。 冬が過ぎ、春が訪れ、夏が輝いた。 夏の熱気は秋風によって空の彼方へ押しやられる。 今、アビーとムーの目の前には、幾つかのススキがなびいていた。 しかし風情に浸ることはできない。 なぜならススキの周りはセイタカアワダチソウに囲まれているからだ。 川原を侵略する外来種は、相変わらず圧倒的な勢力を誇っている。 アビーとムーは妖精の蜜でススキを育てた。 そのお...

SANNI YAKAOO | 2017.11.17 Fri 10:43

虫の戦争 第六話 海の家(2)

JUGEMテーマ:自作小説 アビーたちが海へ行ってから四ヶ月後。 田んぼの水は抜かれ、稲穂が実っている。 それは生き物が織り成す黄金、素晴らしい景色だった。 しかしそれと同時に失われたものもある。 たくさんいた生き物たちは、そのほとんどが姿を消した。 オタマジャクシはカエルとなり、思い思いの場所へ旅立っていった。 一部田んぼに残り、稲穂の上でゲコゲコ鳴いている。 水生昆虫のゲンゴロウやタガメは、空を飛んで新たな水辺へ向かった。 カブトエビやホウネンエビは死に絶えた。 水中でしか生きられないあの...

SANNI YAKAOO | 2017.11.16 Thu 11:34

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