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自作のオリジナル小説。ジャンルは問いません。
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ならいの儀

JUGEMテーマ:自作小説    瑠璃の炎は知っている。自分が何処に到達しなければならないかを。そしてそこで、何を成さなければならないのかも。さらにその過程で精一杯に巡り、遊戯に交わらねばならないことも。    森は山の面積を遙かに超えて、世界を埋め尽くしているかのように拡がっていた。並び立つ大樹たちが強固な結界を構築していたので、月の光も星の息吹も森には入り込めなかった。けれど森は、闇に埋め尽くされていたわけではない。大樹の狭間を、どこからともなく現れる無数の花片が、銀色に輝...

pale asymmetry | 2018.04.19 Thu 21:42

変化の粧

JUGEMテーマ:自作小説    八人の少年が、贄に選ばれた。その少年たちは、うつつならざる全ての存在に捧げるための贄だった。    集められた少年たちは、全身に化粧を施される。老猟師が切り落とした獣たちの血が混ぜ込まれた色彩で、熊と鹿と狐と兎をかたどった化粧を。それぞれの獣を記号化し、先鋭化し、鮮明化した紋様を塗り描くことで。そうすることで、少年たちの魂を開き、そこから獣の駒を取り出すために。その駒が、うつつならざる存在と戯れるのだ。  早朝から始まった化粧が完了したのは、...

pale asymmetry | 2018.04.18 Wed 22:14

恵みのアアゼミ

JUGEMテーマ:自作小説    駆け巡る翠の炎が熱いのか冷たいのかを、老人はずっと知りたいと思っていた。彼がまだ少年の頃、師匠に連れられて猟銃を手に初めて山に潜ったあの日からずっと。    両手で握り締めた猟銃を、老人は頭上に掲げていた。まるでそれを、大いなる存在に捧げようとしているかのように。しかしもちろん実際はそうではなく、それは猟銃を濡らさないためだ。彼の顎から下は川面から内に没していたから。骨の髄まで冷えた痛みに耐えながら、彼は一夜をそこで過ごし待っていた。頭と顔は細...

pale asymmetry | 2018.04.17 Tue 19:58

Eternal journey

JUGEMテーマ:自作小説    その建築物は、『ドーム』と呼ばれていた。その建物に出入りする扉は一つしかなく、そこには『いざ、さらば』と書き記されていた。    ある日、一人の男が空から降ってきた。落下傘でゆらゆらと。地面に降り立つと、男は落下傘を几帳面に畳み、そこから最も近い空き地に埋めた。そしてその空き地に、こつこつと『ドーム』を作り始めたのだ。つまり、丸天井の建物を。もちろんそこは男の所有する土地ではない。土地の所有者がすぐにやってきて、男の作業を止めさせようとした。男...

pale asymmetry | 2018.04.16 Mon 21:52

勇気のボタン〜ある日の珍夢〜

JUGEMテーマ:自作小説 ほんのりとしたオレンジ色の光が辺りを照らしている。 テーブルを、椅子を、そして料理やドリンクバーを。 そう、ここはファミレスである。 時刻は夜の11時。 客はまばらで、奥のテーブルに男が三人、レジから近いテーブルに女が二人座っているだけだ。 どの客もダラダラとダベっていて、いかにも夜のファミレスって感じがする。 ちなみに俺はというと、なぜか犬になっていた。 それも柴犬っぽい子犬だ。 なぜ俺は犬なのか? どうしてファミレスにいるのか? まったくチンプンカンプンだ。 《...

SANNI YAKAOO | 2018.04.15 Sun 10:23

Televison

JUGEMテーマ:自作小説    テレヴィジョンは、ときに不可思議な事象を映し出すものだ。しかしそれを見たくなければ、電源を切ればいい。その自由は、常に見る側にある。    シャワーを浴びていると、床タイルに何かが落下したのを感じた。見ると小さなネジだった。天井にも壁にも、それが抜け落ちた場所は見つからない。シャワーノズルや蛇口その他のパーツでもない。もちろん私から外れたわけではないので、全く答えが見つからなかった。  ところがそれから毎日、何かのパーツが足下に落下するのを感...

pale asymmetry | 2018.04.14 Sat 21:10

勇気のボタン〜空っぽの賽銭箱〜 最終話 空っぽの賽銭箱(3)

JUGEMテーマ:自作小説 梅の彩が終わり、桜の季節がやってくる。 四月の頭、俺は動物たちと一緒に近所の川原を歩いていた。 土手には見事な桜並木が伸びている。 空は快晴、日曜ということもあってたくさんの花見客で賑わっていた。 あちこちから漂ってくるバーベキューの香りが食欲をそそる。 案の定、マサカリがグウ〜っとお腹を鳴らした。 「悠一!俺たちもバーベキューしようぜ!」 「何言ってんだ、ちょっと前に朝飯食ったばかりだろ。」 「バッキャロイ!んなもんとうに消化しちまったぜ。」 なぜか偉そうに自慢...

SANNI YAKAOO | 2018.04.14 Sat 11:06

勇気のボタン〜空っぽの賽銭箱〜 第二十一話 空っぽの賽銭箱(2)

JUGEMテーマ:自作小説 思いもしない事を聞かされると、リアクションというのはむしろ地味になるものだ。 ツクネちゃんはあのコウモリ野郎と付き合っていたという。 それを彼女の口から聞かされて、俺たちはキツネにつままれたみたいに固まっていた。 そしてその呪縛から最初に解き放たれたのはチェリー君だった。 「あんな野郎と付き合ってたって・・・どういうことだよ!」 「ごめん・・・あんたにも言ってなかったよね。」 「なんも聞いてねえぞ!」 「だって・・・・彼氏が出来たからって、いちいち遠くに暮らしてる...

SANNI YAKAOO | 2018.04.13 Fri 10:21

世界のための書籍

JUGEMテーマ:自作小説    コスモス博士は、窓からふらりと入ってきた。午後の最初の講義枠で、第十七講義室は空席が目立つ。そもそも休講や自習の多い博士の講義は、生徒からあまり人気がなかった。ただし一部には熱狂的なファンが多く、そのためだけに留年する者も少なくはなかった。 「あれ? 先生は超長期休暇で無限ホテルに行かれたと聞きましたけど」  生徒の一人が尋ねると、博士はニヤニヤしながら首を振る。 「いやそれは双子の兄だよ。私はどこにも行っていない。まあ、怠け癖はあるがね」  ...

pale asymmetry | 2018.04.12 Thu 20:55

027 3.幽霊のこと ‐ ――/母親

+++ 目次 +++     ――/母親    13歳、ヤー月。前の晩までの一週間に、5年前父が海に消えた日とそれ    に至る数日間の、父と幽霊の話を聞いた。それで今度は幽霊の家族の話    が聞きたいと言った。幽霊はひとりごとのように話す。相変わらず雨降    りの晩の暗い家船《えふね》の中、寝ころんで聞く。  まず、彼は自分の父親と一度も会ったことがない。どこの誰なのかも知らない。「座礁船にいた人」、と彼の母親は簡単に言った。  ワヤブの生活圏のとある小島の付近に、一、二...

幽 霊 の こ と | 2018.04.12 Thu 18:40

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