連続ブログ小説のブログ記事をまとめ読み！全509件の3ページ目

白い洞窟

ハルオは小学2年生だった。その夏休みに、周りの大人を驚かすそんな「工作」作ってやろうといつもの山の、自分の秘密基地で考える。この年代の子供は、誰でもこんな基地を持っているものだと考えていたのだけれども、今考えると3年間の山遊びで他の同年代の誰とも会わなかったと言うことはハルオは、少し変わり者だったのかもしれない。彼はいつもの用に山の秘密基地で一人五役で話す。楽しそうにずっと話している。 ✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤...

心よ鳥の様に、言葉の羽で自由に飛び回れ | 2015.07.08 Wed 16:11

白い洞窟

ハルオは小学2年生だった。その夏休みに、周りの大人を驚かすそんな「工作」作ってやろうといつもの山の、自分の秘密基地で考える。この年代の子供は、誰でもこんな基地を持っているものだと考えていたのだけれども、今考えると3年間の山遊びで他の同年代の誰とも会わなかったと言うことはハルオは、少し変わり者だったのかもしれない。彼はいつもの用に山の秘密基地で一人五役で話す。楽しそうにずっと話している。

心よ鳥の様に、言葉の羽で自由に飛び回れ | 2015.07.08 Wed 16:11

白い洞窟

ハルオは小学2年生だった。その夏休みに、周りの大人を驚かすそんな「工作」作ってやろうといつもの山の、自分の秘密基地で考える。この年代の子供は、誰でもこんな基地を持っているものだと考えていたのだけれども、今考えると3年間の山遊びで他の同年代の誰とも会わなかったと言うことはハルオは、少し変わり者だったのかもしれない。彼はいつもの用に山の秘密基地で一人五役で話す。楽しそうにずっと話している。

心よ鳥の様に、言葉の羽で自由に飛び回れ | 2015.07.08 Wed 16:11

しろい世界の

しろい世界がある。空も海も全部、しろ。太陽も星も、朝も夜も、しろ。人も家も、花も木も、しろ。真っ白な世界。ロージーも、しろ。お洋服も、髪の毛も、しろ。全部白だから、何も無い。

心よ鳥の様に、言葉の羽で自由に飛び回れ | 2015.06.29 Mon 21:24

無題 2.

こんばんは。何よりも先にあなたの写真を確認しました。どれもが、素敵に撮れたと思います。やっぱり笑顔が多くなりますね。船の中の貴方は最高に素敵です。もう少し撮らせてくれたら、世界で1番、貴方を素敵に撮れる専属カメラマンになりますよｗ本当にありがとうございました。 ★明るさと、トレミングの調整のみです。勿論、全部そのままの写真です。

心よ鳥の様に、言葉の羽で自由に飛び回れ | 2015.06.22 Mon 23:29

世界樹の恋人達　アイラとバード04　◆独占欲の沼◆

「ねえ、私は貴方と『取りあえず』お付き合いしてみようと思うの」（アイラは僕の彼女になってくれた）その日からバードは有頂天でした。会う人、皆にアイラの事を話して回った。口を開けばアイラの自慢話しばかり。聞いてる方も、うんざりするような色恋話。誰もがそんなバードを見て「しょうが無いね」と、笑ってくれた。相変らず忙しいアイラの生活は、今までと特に変わる事は何もありませんでした。忙しさがピークになると、どんなに頑張ってもバードと会う時間は...

心よ鳥の様に、言葉の羽で自由に飛び回れ | 2015.06.13 Sat 20:25

世界樹の恋人達　アイラとバード03　◆音の粒◆

「まったく、ふざけた人だわ」まずアイラはバードにそんな印象を持ちました。つい先日、猫姫の相談に乗ってあげてたハズが、今日は自分の事を好きだと言う。（でも、彼の奏でる曲は好き。もう少し様子を見てみようかしら......）見た目もアイラの望む王子様とは程遠い感じのバードですが、少し興味を持ったアイラ。（今まで見た事のないようなタイプよね。面白い人かもしれないわ）アイラは、少しだけ瑠璃色の小瓶にメッセージを書くのも疲れてきていた事もありそんな風に思...

心よ鳥の様に、言葉の羽で自由に飛び回れ | 2015.06.11 Thu 17:57

世界樹の恋人達　アイラとバード02　◆美しき猫姫様◆

吟遊詩人のバードは、猫の形をしたお城の城門に立つ。多くの猫達に守られた華麗な外観のそのお城は、周りをぐるりと猫草に囲まれていた。勿論、ウサギやネズミは一匹もいません。ここは難攻不落の猫姫様のお城です。彼はまず『眠りの歌』をリュートで奏でて、門番の猫達を眠らせた。そもそも兵士も猫なので、一所懸命に警備をしていた訳ではありません。そして意を決して城内に入る。壁を飾る絵画は猫の肖像画。幾度か通った歌人の広間を抜けて、彼は王座の間を目指した。城内のあちらこちらに、美しく着飾った猫達がいた。お喋...

心よ鳥の様に、言葉の羽で自由に飛び回れ | 2015.06.07 Sun 18:06

世界樹の恋人達　アイラとバード01　◆不器用な出会い◆

アイラは憂鬱だった。真夜中。世界樹のミズカルズの北方の湖畔に暮らすニンフのアイラの家。昼間は大忙し。庭園や牧場に花を咲かせ、家畜を見張り、狩りの獲物を提供し、守護する泉の水を飲む者に予言の力を授けたり、病を治してあげていた。毎日の役目を終えて、やっと自分の時間を持てる寝るまでのわずかな時間。ただし本当は寝る時間を削ってまで、彼女にはやるべき事がありました。アイラは用意した手のひらサイズの瑠璃色の小瓶に、恋のメッセージを入れてビフレストの泉に浮...

心よ鳥の様に、言葉の羽で自由に飛び回れ | 2015.06.07 Sun 15:16

アイラは憂鬱だった、、、資料

アイラは憂鬱だった、、。 ■シーン１真夜中。ヘンゼルとグレーテルの暮らす木こり一家の家。畑の作物が枯れてひもじい夫婦が、子供たちが寝ていると思ってこっそり相談する。（ただし本当は寝ていない。ヘンゼルとグレーテルは隣の部屋で聞き耳を立てている）「このままじゃ親子四人で飢え死にだ」「どうしよう」「四人分の食事はない。二人の子どもを遠い森に連れ出して置いてけぼりにしよう。捨てた二人が勝手に生き延びれば、わたしたちも子どもたちも助かるかも」 ■シーン２隣の部屋。聞き耳を立てていた子供...

心よ鳥の様に、言葉の羽で自由に飛び回れ | 2015.06.07 Sun 11:11