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水歯別命(ミズハワケノミコト)こと、第十八代反正天皇(はんぜいてんのう)の後を、弟の男浅津間若子宿禰命(オアサツマワクコノスクネノミコト)が皇位を継ぎます。第十九代允恭天皇(いんぎょうてんのう)です。第十六代仁徳天皇の御子であり、第十七代履中天皇、第十八代反正天皇の同母弟にあたります。 主な御子に木梨之軽王(キナシノカルノミコ)、黒日子王(クロヒコノミコ)、穴穂命(アナホノミコト、第二十代安康天皇(あんこうてんのう))、軽大郎女(カルノオオイラツメ)、白日子王(シラヒコノミコ)、大長谷王子...
'ものがたり'散策 | 2018.07.27 Fri 18:25
『古事記』には、反正天皇(はんぜいてんのう)の即位前の活躍は、前章で水歯別命(ミズハワケノミコト)として記されていますが、即位後の事績は記されていません。身の丈九尺二寸半(約1.8m)などの容姿や、系譜などが記されているだけです。 それではと『日本書紀』を覗いてみると、しかしそこにもやはり記述は少なく、反正天皇の在位は、五年という短い間となっていることが分かるだけです。 では何の手がかりもないかというとそうでもありません。しかし参考資料程度の価値しかないものですが…。 それは、中国の宋の正史...
'ものがたり'散策 | 2018.07.26 Thu 18:39
仁徳天皇と大后である石之日売命(イシノヒメノミコト)の間には、上から伊邪本和気命(イザホワケノミコト、第十七代履中天皇(りちゅてんのう))、次に墨江之中津王(スミエノナカツミコ)、次に水歯別命(ミズハワケノミコト、第十八代反正天皇(はんぜいてんのう))、次に男浅津間若子宿禰命(オアサツマワクコノスクネノミコト、第十九代允恭天皇(いんぎょうてんのう))の四神の御子がいました。そして、長子であるイザホワケノミコトが第十七代履中天皇と呼ばれます。 履中天皇には忍歯王(オシハノミコ、第二十一代雄略...
'ものがたり'散策 | 2018.07.25 Wed 18:41
前節で仁徳天皇は、女性関係で、八田若郎女(ヤタノワキイラツメ)のことがあったにもかかわらず、腹違いの弟の速総別王(ハヤブサワケノミコ)を仲人として、ヤタノワキイラツメの妹にあたる女鳥王(メドリノミコ)に求婚しました。 するとメドリノミコは、大后の石之日売命(イシノヒメノミコト)の気性を、姉との出来事において知っていたので、仁徳天皇との結婚はできないと思い。それならと仲人であるハヤブサワケノミコと結婚することにしました。 このようなわけで、ハヤブサワケノミコは、仁徳天皇に報告に戻りませ...
'ものがたり'散策 | 2018.07.24 Tue 18:22
大后の石之日売命(イシノヒメノミコト)は仁徳天皇(にんとくてんのう)の女性関係によく嫉妬をしました。そのため仁徳天皇がそばに置こうとした妃たちは、宮中に入ることもできず、もし目立ったことなどすれば、イシノヒメノミコトは、じたんだをふんで、妬みの心を隠そうとしませんでした。 それでも、仁徳天皇は、吉備国(岡山県と広島県東部)の海部をを統率していた海部直(あまべのあたい)の娘、黒日売(クロヒメ)が、容姿麗しいと聞いて、召し上げて側で使うことにします。しかしクロヒメは、大后の妬みを恐れて、船...
'ものがたり'散策 | 2018.07.23 Mon 18:27
すでに述べた通り、大雀命(オオサザキノミコト)が第十六代仁徳天皇になります。([中の巻] 16 第十五代 応神天皇(2)天皇崩御後の三皇太子を参照)この節では、仁徳天皇の系譜と主な事績について語られます。 仁徳天皇は建内宿禰(タケシウチノスクネ、成務朝から仁徳朝まで長寿を保ち、歴朝の大臣を務めた伝説上の人物)の子である葛城之曾都毘古(カツラギノソツビコ)の娘、石之日売命(イシノヒメノミコト)を大后としました。 そして、その間に生んだ、後の世に重要と思われる御子には、伊邪本和気命(イザホワケノ...
'ものがたり'散策 | 2018.07.22 Sun 18:11
『古事記』 [中の巻] 01 神倭伊波礼毘古命(神武天皇)の東征 『古事記』 [中の巻] 02 続・神倭伊波礼毘古命の東征、八咫烏(やたがらす)の導き 『古事記』 [中の巻] 03 天つ神と国つ神の統合を意味する神武天皇の大后探し 『古事記』 [中の巻] 04 神武天皇崩御後の後継争い 『古事記』 [中の巻] 05 欠史八代 『古事記』 [中の巻] 06 第十代 崇神天皇 「初国知らしし御真木天皇」 『古事記』 [中の巻] 07 第十一代 垂仁天皇(1)皇后・沙本毘売命の苦悩 『古事記』 [中の巻] 08 第十一代 垂仁天皇(2)皇后・沙...
'ものがたり'散策 | 2018.07.21 Sat 18:09
前節で述べた通り、大雀命(オオサザキノミコト)が、第十六代仁徳天皇になりますが、その話の前に、新羅の国王の子、天之日矛(アメノヒボコ、[中の巻] 14 第十四代 仲哀天皇(2)女帝としての神功皇后を参照)が新羅から日本へ渡来し、出石(いずし、兵庫県出石郡出石町)に祭られる物語と、出石の神に関する伝承の物語が挟まれます。 まずはアメノヒボコの物語。 新羅の国王の子で、名をアメノヒボコという者がおりました。この人が日本に渡ってきたのですが、その訳はこうです。 新羅の国に阿具奴摩(あぐぬま)とい...
'ものがたり'散策 | 2018.07.20 Fri 18:33
さて、応神天皇が崩御なさった後、大雀命(オオサザキノミコト)は天皇の仰せに従って、宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)に皇位の継承をなさろうとします。 ところが同じ兄弟の大山守命(オオヤマモリノミコト)は、それに背いて自分が天下を取りたいと思い、密かに弟のウジノワキイラツコの殺害を計画し軍隊を集めていました。 そのことを知ったオオサザキノミコトは、直ちにこのことをウジノワキイラツコに知らせます。 知らせを聞いたウジノワキイラツコは驚き、すぐに対策を講じます。まず兵士を宇治川のほとり...
'ものがたり'散策 | 2018.07.19 Thu 18:29
御子の頃から半ば皇位の継承を定められていた品陀和気命(ホムダワケノミコト)こと第十五代天皇、応神天皇(おうじんてんのう)は、多くの后を娶り、多くの御子を儲けました。 応神天皇は多くの御子の中から、大山守命(オオヤマモリノミコト)、大雀命(オオサザキノミコト)、宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)の三神を皇太子とします。そのうちのオオサザキノミコトが皇位を継いで、第十六代、仁徳天皇となりました。 ある時、応神天皇は、オオヤマモリノミコト、オオサザキノミコトを呼んで「お前たちは、子どもた...
'ものがたり'散策 | 2018.07.18 Wed 18:32
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