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今日はお茶のお稽古で、先生のお宅の床の間には、「こばの ずいな」というお花が活けてありました。イメージは、凛として、涼しげな…風に、そよそよと優しく揺れそうな…「とらのお」に似ていますが、微妙に色や形が違うとのこと。白いというか、白金というか、そんな美しい色をしていて、それがまた、緑の葉っぱに映えるんですね!それにしても「こばの ずいな」 一体どんな漢字を描くのでしょ???以下、私の仮説↓「こばの」はきっと、「小さな葉っぱの」という意味で、「ずい」は「瑞」かな?で、「な」は「菜」。つまり…「小葉...
東京イラスト&ルポ | 2009.05.19 Tue 22:07
曇りだけれど、袷のきものを着るにはほどよい気温だった。お茶のお稽古にうかがう。今日は初炭を見ていただいたあとに、続き薄茶をする。お茶の1年は、5〜10月を「風炉」、11〜4月を「炉」に分けている。それにともなって道具や点前が若干変化する。いちばん大きな変化は、火(釜周辺)の違いである。風炉の季節は、点前座に板を敷いて、風炉といううつわに乗せた釜をその上に置く。炉の季節は、点前座の一部の畳に炉が切られ、そこに釜を据える。点前道具も、風炉の季節は柄杓の合(ごう。湯を汲むコップのところ)が小ぶりになったり...
一より習ひ | 2009.05.16 Sat 22:30
昨日は荻江節の会へ行ったのちに、先日ゴールデンウィークにおこなわれた「寝る子は育つ」茶会の打ち上げのために、恵比寿の「ゆめの庵」に行く。ゆめの庵は、海田茶席の点前を一手に引き受けていた岸泰一郎さんのお店。わたくしははじめてうかがったのだけれど、とてもよいお店だった。おいしい料理を心ゆくまでいただいて、茶会の楽しかった時間に思いを馳せる。そうしたところ、海田さんから裏方助っ人ひとりひとりにお手製の会記がプレゼントされた。みな大喜びである。元の会記は和綴じ本つくりで、素敵な裂地の表紙がついていた...
一より習ひ | 2009.05.15 Fri 15:09
新宿の京王百貨店6階ギャラリーの「坂本瀧山(ろうざん)・俊人(としひと)父子茶陶展」と「八木澤祐三(やぎざわゆうぞう)竹芸展」をはしご。瀧山さんは、日本六古窯のひとつ、古伊賀の再興を目指して西山窯をつくり、茶陶に取り組んでいる方。恒例、京王新宿での長男俊人さんとの2人展である。窯変の水指や茶碗、香合、他食器類を合わせて80余点を出展する。伊賀といえば、豪放磊落な印象が強く、胴体が曲がっていたりヘラ目の跡が大胆だったりする上に、ガラス質のグロスな釉薬がぬらぬらとしていて、私はいかにも「マッチョ」な...
一より習ひ | 2009.05.13 Wed 11:22
わが師宅でおこなわれた久我山小寄せ茶会へ。今日は、招待される側での参加である。別のお稽古場の茶友のSさんをお誘いした。Sさんとはきもの好き同士でもあるので、久しぶりにお目にかかるのを楽しみにしていた。ところが、ずっと晴れた天気が、ゴールデンウィーク最後になってあやしげな雲行きである。けれど、天気がよければきものの袷は暑くてつらく、雨雲に覆われると気温も下がるのできものが着やすくなる。ほんとうにこの時期の茶会のきものは悩ましい。ふつうのお出かけであれば、6月にさきがけて5月から単衣を解禁したりする...
一より習ひ | 2009.05.11 Mon 00:29
わが師宅でおこなわれた久我山小寄せ茶会へ。ずっと晴れた天気が、ゴールデンウィーク最後になってあやしげな雲行きである。けれど、天気がよければきものの袷は暑くてつらく、雨雲に覆われると気温も下がるのできものが着やすくなる。ほんとうにこの時期の茶会のきものは悩ましい。ふつうのお出かけであれば、6月にさきがけて5月から単衣を解禁したりするけれど、茶会ばかりは、衣更えのルールを守らなくてはいけないような気がして、単衣では気が引ける。お茶のどなたかえらい人が「5月から単衣でもOK」と号令をかけてはくれないだろ...
一より習ひ | 2009.05.11 Mon 00:26
わが師宅でおこなわれた久我山小寄せ茶会へ。ずっと晴れた天気が、ゴールデンウィーク最後になってあやしげな雲行きである。けれど、天気がよければきものの袷は暑くてつらく、雨雲に覆われると気温も下がるのできものが着やすくなる。ほんとうにこの時期の茶会のきものは悩ましい。ふつうのお出かけであれば、6月にさきがけて5月から単衣を解禁したりするけれど、茶会ばかりは、衣更えのルールを守らなくてはいけないような気がして、単衣では気が引ける。お茶のどなたかえらい人が「5月から単衣でもOK」と号令をかけてはくれないだろ...
一より習ひ | 2009.05.11 Mon 00:24
今回のお席は5月5日の子どもの日が近いので、懐かしい子ども時代を呼び覚ますような楽しい道具組にしたかったそうだ。それをもっとも象徴するのが床の間の軸物である。近代数寄者のひとりで『電力の鬼』との異称をとった松永耳庵(じあん)の「寝る子は育津(つ)」。私は最近、白崎秀雄の『耳庵 松永安左エ門』(上下巻)新潮社刊を読んだばかりで、耳庵さんの豪快な人となりをつぶさに知ったところだった。80歳過ぎても心身とも元気で、ほのぼのと癇癪をおこしながら、雄々しく闊達に政財界・古美術界を生きたあの人である。こうい...
一より習ひ | 2009.05.08 Fri 18:15
海田曲巷席「寝る子は育つ」茶会当日。朝4時半起床して、芝大門の浄運院へ向かう。うかがえば、お茶券の発売数は160枚ほどらしいという。われらは水屋方が2人、外の待合担当が1人、点前1人、お運び1人、亭主・海田さんの総勢6人で立ち向かう。スタッフは少数精鋭部隊らしく、どうやら私も精鋭のひとり。さて、うかがってすぐに私は風炉の灰形にとりかかる。昨日の段階で諸先輩方より「風炉の灰形をやってね」といわれたのだ。「そりゃ今、灰形を勉強していますけれど……まだまだとてもそんな」と辞退したのだが、どうしようもなくなって...
一より習ひ | 2009.05.08 Fri 14:03
明日、おこなわれる茶会の準備で、芝大門の浄運院(じょううんいん)へ。殿方亭主の茶会5席のうち1席より水屋方助っ人を拝命したのである。浄運院はもともと表千家の直門の教場だそうで、訪れてみると小間と広間を合わせて7席もの茶室がある。都内とは思えないほどの落ち着いた雰囲気。こちらには、大徳寺塔頭の孤篷庵忘筌(ぼうせん)写しの茶室なども。明日のこの席では、浄運院の庵主の鈴木さんが釜を懸けられる。他、木匠庵は木竹工芸家の前島秀光さん、書院は茶杓師の海田曲巷さん、唯心亭は阿曾美術のオーナーの阿曾一実さん、無...
一より習ひ | 2009.05.08 Fri 12:37
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