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茶道

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大炉の季節

お茶のお稽古へ行くと大炉のしつらえである（大炉については約1年前のブログ記事を参照）。このところ多忙で、2月のお稽古が「大炉」だったことをすっかり忘れていた。冷や汗をかきながら、大炉の薄茶と濃茶をさらった。これは逆勝手なので、手足がいつもと逆の扱いになる。ぎこちないことしきりだった。さて、先輩のAさんが、後炭の点前をされていた。大炉は後炭が特殊な扱いで、その侘びたたたずまいが風趣のひとつでもある。炭を炭斗（すみとり）に組まず、雪輪瓦の灰仕切りの向こう側に用意しておく。湿し灰や練り香、火箸、羽箒、...

一より習ひ | 2009.02.08 Sun 21:37

初めて着物で茶会に足を運ぶ。

こんばんは。先週の週末に着物でお茶会に足を運んできました。昨年の秋から着付けを習い、この冬は何度か京都へ着物で出かけましたが、この度、初めて自分で着付けをしてお茶会に行く事ができて、本当に夢のようでした。着付けて頂いて、お茶会でお茶を点てたことはありますが、東京のお茶とお花の先生にお知らせしたら、きっとびっくりされるだろうな、と思います。この日はお花の先生に安く譲って頂いた紅型の着物に、初めて自分で仕立てた帯、花織を合わせました。偶然にも沖縄尽くし。沖縄に行ったことは...

あなたの「幸運引き寄せパワー」をＵＰさせるヒント | 2009.02.07 Sat 21:47

遠州宗家の点初め

お家元初釜につづき、翌々日は遠州お家元初釜。こちらは毎年、友人が誘ってくれるのでこの５～６年うかがっている。神楽坂の明るい不傅庵は京都とはまた別の趣。武家の茶でありそう、奇麗さびデス。毎年、お点前のちがいやお道具に、オオっと楽しいサプライズを受けている。ことしの驚きは仁清の細長い茶入れ。水指ほどの高さがあると思われる！モノだ。たしか一昨年も、仁清の細長い茶入れが出たが、ちょっと形がちがうようなデモ、同じ？？？　初心者のワタシには…わぁ、お点前しづらそ～...

50代からの桃山ニッポン | 2009.02.04 Wed 23:21

千宗屋若宗匠

今書店で発売されている『婦人画報』3月号特集「茶の湯いろはのい」。そこに登場されていた武者小路千家時期家元の千宗屋（そうおく）さんのニューヨークでの様子を取材した頁に惹かれる。宗屋若宗匠は、文化庁主催の文化交流使に任命されて、昨夏より1年間、ニューヨークに拠点をおいて茶の湯の交流、普及に努めておいでだという。その様子は、こちらのブログに記されていて、私はこれを楽しみに拝読している。茶道をたしなんでいる一般的な人間が、ふつう、茶道宗家に生まれた方の日常を垣間見る機会はほとんどないだろう。正...

一より習ひ | 2009.02.04 Wed 00:47

家元の初釜

もう、先月のことだが… 初めて、京都のお家元の初釜にうかがった。東京からの参加は交通費もかかるので散財にはちがいないが、やはり格別でした。薄茶席の襖がすぅーっと開くと…堀内宗匠が静かに座っておられる。ことし90歳の小さな体…消え入りそうなのに、存在感があって。その気遣いの見事にも感激！でした。つづく濃茶席では…JUGEMテーマ：茶道

50代からの桃山ニッポン | 2009.02.03 Tue 21:54

で、お茶会はというと

JUGEMテーマ：茶道きものに悩んだお茶会。でも、お茶会、とくに濃茶席は素敵でした。主茶碗はナント「東陽坊」！つづいて覚々斎手捏、そして「鈍太郎」。東陽坊は拝見に回り、しっかと手触りを味わうことができました。まったくもって、アリガタイことです。出袱紗は友湖で、梅の花を染め抜いたもの。隠れ絵のように道真公が描かれ、丑の字と稲妻がモチーフになっている楽しいものでした。写真は、おみやげに頂戴した、永楽のぐい飲みデス。

50代からの桃山ニッポン | 2009.02.02 Mon 22:05

前田正博色絵磁器展・柿傳ギャラリー

磁器の茶道具といえば、染付や祥瑞の水指といった「お行儀のよい」印象が浮かぶ。きっと皆さんもそうだろう。さて、前田正博さんの色絵磁器展（柿傳ギャラリー・2月1日まで）で見かけた磁器の茶道具は、一見「えっ、これが磁器なの」という意外性に満ちたものだった。一昨年に向かい側のビルから引っ越してきた柿傳ギャラリー。天井が高くなって、広々とした空間になった。今回の個展では、茶碗や水指、掛花入、香炉、酒器（茶籠の小服茶碗にも見立てられそうなサイズだった）などの茶道具が中心。ご存じの方も多いだろうが、磁器と陶...

一より習ひ | 2009.02.01 Sun 23:18