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ミーコは、風俗と福祉の仕事を両立しながら娘のチーコを育てるシングルマザーだ。幼い頃に両親に見捨てられ、躾の厳しい祖母との関係に苦しんだ過去を持つ。苦労の絶えないミーコだが、彼女の特技は、毎日一つ、小さく光る宝物を見つけること。ミーコの宝箱に入っている、一番大切な宝物とは……。一人の女性の半生を通して、母と子、人と人の絆を温かく描き出す。(内容紹介より) 『ミーコの宝箱』(森沢明夫著 光文社文庫) 久々に著者作品を読む。前回読んだのは『エミリの小さな包丁』...
ほんぽ本舗 | 2017.10.23 Mon 22:44
草の根ヘイト時代の崩壊、だろうか。 JUGEMテーマ:最近読んだ本 JAPANISMが誇る4大漫画、どれも興味が持てなくなってきた。 テコンダー朴に変わる看板扱いだった「余命」漫画、占領軍時代からいきなり民主党政権に飛んでしまった。ちょっとそれはやりすぎじゃないだろうか。なんというのか、さすがにリアリティがなさすぎる。そもそも、朝鮮進駐軍の存在が怪しげ。ネットで「朝鮮進駐軍が起こしたテロ」と呼ばれる事件を見ると、日本共産党が引き起こした殺人事件であることを散見す...
くそ英語 | 2017.10.22 Sun 12:12
万引き事件を起こした少年は、得体の知れない女とひっそり暮らす無戸籍児童だった。憐れむべき存在かと思えた少年はしかし、刑事・夏目の捜査で予想外の相貌をみせる――「無縁」。割り切れない事情が、時にやりきれない犯罪を生む現代。絶望がしのび寄る乾いた世の中に、わずかな希望のありかを探る傑作短編集。(内容紹介より) 『刑事の約束』(薬丸岳著 講談社文庫) 超久しぶりに夏目刑事が登場するお話を読む。調べてみると前回読んだのは『その鏡は嘘をつく』という作品で3年以上まえであり、内容は...
ほんぽ本舗 | 2017.10.19 Thu 21:48
JUGEMテーマ:最近読んだ本 過日NHKテレビで「偉人たちの健康法 吾輩は健康である!?」を放送していた。面白い視点から、「吾輩は猫」を取り上げており興味深かった。 漱石はロンドンから帰って以来、(極度の)神経衰弱に悩まされた。今でいう総合失調症である。随筆にも書いているが、ときに耐えられないほどの状態であったらしい。 そんな時に家に迷い込んできたのが一匹の猫である。住み着いた猫との日常の交流を通じて、漱石は次第に癒されるようになった。高齢者施設で見られる...
金沢下町blog | 2017.10.19 Thu 08:38
池井戸潤作品『陸王』読了。初めての池井戸作品だったのですが、テンポがよく、読みやすい文章と、巨悪…じゃなかった、大企業に立ち向かう弱小チームの活躍に、ページをめくる手が止まりませんでした。 陸王posted with amazlet at 17.08.26池井戸 潤 集英社 売り上げランキング: 757Amazon.co.jpで詳細を見る 『陸王』あらすじ 百年続く足袋製造業「こはぜ屋」の社長、宮沢は、先細る足袋の需要に会社の存続をかけ、足袋づくりのノウハウを生かしてランニングシューズ「陸王」開発の新規事業を立ち上げる。 しかし、そこに...
日々の書付 | 2017.10.18 Wed 22:52
東北の港町に生きる人々の姿を通して描く、再生の物語全9編。3年前の秋、早坂希は勤めていた東京の会社を辞めて仙河海市に戻ってきた。病弱な母親の代わりに、スナック「リオ」を切り盛りしている。過去に陸上選手として活躍していた希は、走ることで日々の鬱憤や悩みを解消していたが、ある日大きな震災が起きて、いつも見る街並みが180度変わってしまう――「リアスのランナー」「希望のランナー」。 高校生の翔平は、津波により両親と家を奪われ、妹の瑞希とともに仮設住宅で暮らしていた。震災の影響で心が荒む翔平だったが、瑞希...
ほんぽ本舗 | 2017.10.18 Wed 21:48
JUGEMテーマ:最近読んだ本 「満願」 米澤穂信 以前お客様から古典部シリーズを聞かれてすらすら答えられなかった反省から 古典部シリーズを読んでみようと思い立ったのだけれど1冊目で離脱。 こちらの満願はミステリーの短編集。 何度も言うけど短編は電車で読むのにとてもいいです。 加えてこの本は山本周五郎賞も受賞している評価も高い本だったので 文庫になるのを楽しみにしてました。 この作者の文章も好み。 「万灯」が素晴らしい。 商社マンが天然ガス開発に従事して...
a*diary | 2017.10.18 Wed 00:32
雪深い東北の山奥で、主婦が野犬とおぼしき野獣に喰い殺されるという凄惨な事件が起きた。現場付近では、絶滅したはずのオオカミを目撃したという噂が流れる。果たして「犯人」は生きのびたニホンオオカミなのか? やがて、次々と血に飢えた謎の獣による犠牲者が……。愛妻を殺された動物学者・城島の必死の追跡が始まる――。獣と人間の壮絶な闘いを描き、第19回新田次郎文学賞を受賞した傑作冒険小説。(内容紹介より) 『漂泊の牙』(熊谷達也著 集英社文庫) このところ頻繁に読んでいる熊...
ほんぽ本舗 | 2017.10.14 Sat 22:00
1964(昭和39)年。東京五輪開催を控え日本中が沸く頃、青森のある町の出来事。田舎では戦争の影がかすかに残る頃。でも、七人家族の前田家は今日も元気。小学生の民子の日常はきらきらしている。待望のカラーテレビに興奮し、学校では「ひょっこりひょうたん島」の話に夢中。まだすべての人が豊かでなく、悲しいこともたくさんある。でも皆が東京五輪を待ち望んでいたあの日――町全体が家族のような時代の、あたたかいお話。(内容紹介より) 『オリンピックがやってきた』(堀川アサコ著 角川書店) 本...
ほんぽ本舗 | 2017.10.11 Wed 21:53
生態系を破壊すると言われる外来種だが、実際には環境になじめず死滅するケースが多い。定着したものも、むしろ受粉や種子の伝播を手助けしたり、イタドリやホテイアオイなど、人間が破壊した生態系を再生した例もある。著者は、孤軍奮闘する外来種の“活躍” 例を世界中から集めた。「手つかずの自然」が失われている昨今、自然の摂理のもとで外来種が果たす役割を「新しい野生(ニュー・ワイルド)」としてあえて評価する。外来種のイメージを根底から覆す、著名科学ジャーナリストによる知的興奮にみちたサイエンス・ノン...
ほんぽ本舗 | 2017.10.10 Tue 22:00
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