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向田作品の根底にあるものはなにか。それを彼女が育った昭和という時代と、東京という文化圏にある。作者の川本氏はそう解説します。 昭和ことばに、懐かしい時代をうつす 向田作品には印象的なちょっと古い言い回しの言葉がよくでてきます。「べそをかく」「たち」「ご不浄」など。 私がすきなのは「こしらえる」(「作る」の古い言い回し)です。 「つくる」よりも手間がかかっている気がして。実際、昭和の台所仕事は今よりもずっとたいへんだったので、弁当ひとつとっても「こしらえる」方がしっくりきます。 向田作品...
日々の書付 | 2020.10.20 Tue 08:34
『小さなピスケのはじめてのおてつだい』は、ねずみに似たジュムジュムという動物の女の子、ピスケの冒険や生活を描いた『小さなピスケ』シリーズの第3段。 『小さなピスケのはじめてのおてつだい』あらすじ 森の中の家に住むピスケは、木の実で粉を作って、それを町で売って生活をしています。ある日、落ち葉の中で眠っていた小さな男の子、クムを助けます。 クムくんは町の子どもで、どうやら家出をしてきたようです。しかし、クムはなかなかやんちゃな子で、世話になったおじさんのお家でも、椅子にいたずらをして追い出さ...
日々の書付 | 2020.10.09 Fri 17:33
我々の周囲は難解な数字だらけです。身近なところでは消費税10%から、3割引に10%還元、99%除菌など、インパクトはあっても実際のところ、どれがお得で、どこまで除菌できるのかはいまひとるわからない。 『数字の嘘を見抜く本』では、そんな世にあふれるわかりにくい数字のからくりを、数式や統計法によって解明していく本です。統計を正しく伝えるという意味では世界的ベストセラーの『ファクトフルネス』に近いかもしれません。 『数字の嘘を見抜く本』Amazon楽天 コロナウイルスに関する数字 2020年時点でいちばん関心...
日々の書付 | 2020.10.08 Thu 23:06
JUGEMテーマ:最近読んだ本 ここのところ、読書強化期間です。 秋だからでしょうか? (編み物熱がいったん収まったから、というのが一番の要因) 本格的に寒くなるまで、秋の夜長は本とともに楽しもうと思います。 なくなりそうな世界のことば /創元社/吉岡乾 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる こちらの本は本屋さんで見かけてサクっとレジまで連れていった本です。 タイトル通り「なくなりそうな世界のことば」がイラストとエピソー...
* true happy * | 2020.09.30 Wed 12:02
JUGEMテーマ:Book review JUGEMテーマ:最近読んだ本 臨済禅は公案を通して見性するという悟りを求める。これに対して曹洞禅は只管打坐で座ることですでに仏という考え方で悟ることに批判的である。著者は主に臨済禅の見性体験を文献的に明らかにし、その内容を整理している。問題は見性と異常心理とがなかなか区別が難しいことだ。著者の整理を考慮すると、最終的に叡智をえるかどうか、が重要なのかもしれない。悟り体験自体がある程度定義できると、他の宗派の人が類似の体験を得ていることもわかる。興味...
マインドフルネス・京都 | 2020.09.26 Sat 15:14
病は気からというけれど、病は無理でもせめて気の部分を整えられれば、毎日が少し楽になる。 特にHSPの方必見。 私はHSPです。ささいなことでも気にしては落ち込み、悲しいニュースや残酷なものたがりに心を痛めがちです。 そんな私は、コロナ禍のご多分に漏れず、心をやられて落ち込む毎日を過ごしていました。 ・コロナに感染したらどうしよう ・感染させたらどうしよう ・友人や家族と会えないのがつらい ・これから働き口があるだろうか など、ぐるんぐるんと不安が禍を巻いて襲ってきました。なんとか、この状況を...
日々の書付 | 2020.09.25 Fri 14:29
一気に秋が深まってきましたね。 夜は毛布を出してしまいました。急に寒くなりすぎ! 会社のブログに記事を書きました。 秋の夜長にお薦めの本と映画です。 よかったら見てみてください。 ではでは。 秋の夜長、数学が苦手な私たちにも楽しめるオススメの本&映画5選 JUGEMテーマ:最近読んだ本
ほんぽ本舗 | 2020.09.25 Fri 07:48
JUGEMテーマ:Book review JUGEMテーマ:最近読んだ本 おおたわ史絵氏は今年の脳の世紀シンポジウム(オンライン配信だった)で特別講演という形で精神科医の樋口輝彦先生と対談していた。おおたわ氏といえば、テレビのコメンテーターで出てくる女医の先駆けのような印象(それだけ)を持っていたが、この対談で母親の薬物依存に苦労した家族としての一面を持たれていたこと、またそれが今法務省矯正局の非常勤医師としても活動されていることにも影響していることなどが理解できたが、もう少しその背景を知り...
マインドフルネス・京都 | 2020.09.19 Sat 20:24
『烏に単は似合わない』から始まった和製ファンタジー、八咫烏シリーズの作者阿部智里さんのファンブック 『羽の生えた想像力 阿部智里BOOK』は前橋文学館で開催された企画展に合わせて作成された冊子です。 新しい時代のファンタジー作家を育んだもの この冊子では作家・阿部智里のバックボーンについてインタビュー形式で紹介されています(インタビュアーは萩原朔太郎の孫で前橋文学館館長の萩原朔美)。 小さい頃から「作家になる」と思い続け、高校時代すでに『玉依姫』の原型を手掛けていた阿部先生。しかし、そのまま...
日々の書付 感想録 | 2020.09.14 Mon 23:50
JUGEMテーマ:Book review JUGEMテーマ:最近読んだ本 佐藤優氏という人はカルチャーや大学における講義などから本ができあがっていく、異常に生産的な人だ。テキストは日蓮の「立正安国論」とルターの『キリスト者の自由』。これを読みながら、トランプ大統領を生み出した世界の時代的状況を論じている。日蓮に関しては他宗派をガンガン批判して独りよがりな宗派を作ったというイメージは変る。おまけに創価学会の池田大作氏の講義などを評価していることから、ひょっとして自分は食わず嫌いだったかと反省さ...
マインドフルネス・京都 | 2020.09.12 Sat 20:20
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