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JUGEMテーマ:認定心理士/心理カウンセラー ゲシュタルトセラピーは、1950年代にフレデリック・S・パールズらによって開発された心理療法です。 人間を2つ以上の概念(Ex.意識と無意識、心と体など)に分けて考えるのではなく、全体(ゲシュタルト)として捉えるもので、クライエントが「何を言っているのか」に関心を向けるのではなく、「どのような状態にあるのか」に注意を向けます。別な言い方をすれば、クライエントは言いたくないことは言葉にしなくても、イメージで思い浮かべるだけでセラピーは成立します...
こころにピース | 2019.07.06 Sat 23:37
JUGEMテーマ:認定心理士/心理カウンセラー 5.リフレクティング・トークの実践 セラピスト2名、クライエント1名の最小単位での実践例です。 (1)まず、一定の時間、セラピストの内1人がクライエントの話を傾聴します。 (2)その後、相談を聴いていたセラピストが、「少しお時間を頂いて、私たちが感じたことを私たちだけで話し合ってもよろしいでしょうか?」とクライエントに切り出します。 (3)「後ほど、私たちのやりとりについて、あなた(クライ...
こころにピース | 2019.03.23 Sat 17:52
JUGEMテーマ:認定心理士/心理カウンセラー 1.リフレクティング・プロセスとは リフレクティング・プロセスとは、ノルウェーの精神科医であったトム・アンデルセンを始祖とする家族療法の一つです。 系統としては、社会構成主義に属するとされており、客観的な現実は個人の主観から独立して存在するわけではなく、会話を通じて現実と個人が相互に影響を与え合う循環的な関係に注目することが大切である、と考えるものです。 具体的には、家族と専門家の2つのグループの話し合いをお互いに見せ...
こころにピース | 2019.03.21 Thu 07:01
JUGEMテーマ:認定心理士/心理カウンセラー 箱庭療法をカウンセリングルーム外で実施するとなると、砂をはじめとして持ち運ぶものが多いので大変です。 そこで、箱庭同様に既製品を使用した芸術療法を出先で簡単に実施することができないか、という発想から生まれたのがコラージュ療法です。 従って、コラージュ療法はほぼ箱庭療法と同じ流儀で行われます。 1.基本的にすべてのクライエントに導入可能。但し、重度の統合失調症患者には注意が必要。 2.心理的退行→自己表出−気持ちの解放&rarr...
こころにピース | 2018.11.23 Fri 15:06
JUGEMテーマ:認定心理士/心理カウンセラー 箱庭療法で使用する砂箱の標準サイズは720×570×70と決まっています。しかし、標準サイズは結構大きくて持ち運びに不便です。そこで、今回は少し小さ目の450×360×70サイズの砂箱を使ってみました。 制作者が使った時間は10分強。アイテムの質量が限定的だったこともあり、早めの仕上がりとなりました。 それでも最初のうちは、砂をならすことに時間をかけていた制作者。 「ならしているうちに、子どもの頃所属していた野球部で...
こころにピース | 2018.07.01 Sun 14:44
JUGEMテーマ:認定心理士/心理カウンセラー 応用編としては、ホールボティ・フォーカシングやインタラクティヴ・フォーカシングなどがあります。 インタラクティヴ・フォーカシングは、まず最初の話し手が、通常のカウンセリングと同じように気になっていることを聴き手に話し、聴き手は傾聴します。一通り主訴を話し終えた話し手は聴き手に、 「今の私の話が私にとって何だったのか、私の身になってあなたのボディセンス(=フェルトセンス)を感じてください」 と依頼します。 聴き手は、そ...
こころにピース | 2018.06.29 Fri 06:32
JUGEMテーマ:認定心理士/心理カウンセラー カウンセリング形式の場合、 ・ガイドはまず、 「これからあなた自身がフォーカシングを進めるお手伝いをします。ガイドもしますが、あなたについていこうとも思っています。もし私の質問や言い回しがしっくり来ない場合、また、質問などせずに静かにして欲しい時は遠慮なくおっしゃってください」 と前置きします。また、始める前に疑問や質問がないか確認します。 ・セッションを始めることになったら、 ...
こころにピース | 2018.06.28 Thu 06:37
JUGEMテーマ:認定心理士/心理カウンセラー フォーカシングの主体となる人(セラピーの場合は通常クライエント)をフォーカサーといいます。 フォーカシングの原則の一つに、フォーカサー・アズ・ティーチャーと呼ばれるものがあります。フォーカサーがリスナー(ガイド、セラピストのこと)を導くという原則です。フォーカサーは、「少し質問を控えて欲しい」とか「もとこういうところを聴き返して欲しい」「その言い回しはしっくりこない」というように、リスナーに注文を付けて構いません。 フェ...
こころにピース | 2018.06.27 Wed 09:38
JUGEMテーマ:認定心理士/心理カウンセラー ユージーン・ジェンドリンが考案したフォーカシング。 心理学系の日本の学会で、発表のテーマとして最も多いのが箱庭療法、次に多いのがフォーカシングだそうです。 関連記事:箱庭療法(2018年5月) http://kokoropeace.jugem.jp/?eid=19 「からだの内部でのある特別な気づき」であるフェルトセンス(felt sense)に触れることを中心とした技法です。フェルトセンスは、一過性の感情の表れである情動(emotion)とは異なり、自分の周りの...
こころにピース | 2018.06.26 Tue 05:45
JUGEMテーマ:認定心理士/心理カウンセラー 4.ブリッジと課題設定 コンプリメントされたことによって、クライエントが「今までにも出来ていることがある」「この次はこういうことをやってみよう」と思うようになります。それをカウンセラーが言い換え、要約で伝え返すことをブリッジ(橋渡し)といいます。 そして、面接の最後には課題を設定します。 課題はできるだけ小さく。 ビジター・タイプのクライエントであれば、コンプリメントの結果、何がしかの主体性が出て来たら課題...
こころにピース | 2018.06.20 Wed 09:33
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