ホーム >

ブログテーマ >

日記 >

飛鳥tamasii2011

このテーマに投稿された記事：95件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c1/19029/

Tweet
Check

: 飛鳥tamasii2011では主に画像を中心としたコンテンツ作成をおこなっていきます。お楽しみを！
: 作者のブログへ：「asuka2011」さんのブログ
その他のテーマ：「asuka2011」さんが作成したテーマ一覧(1件)

このテーマで記事を投稿する

飛鳥tamasii2011-82

飛鳥tamasii2011の82羽目のからすは偽書の可能性を指摘している　　　　　　　　　　　　　　　　『古事記』には、近世以降、偽書の疑いを持つ者があった。賀茂真淵（宣長宛書翰）や沼田順義・中沢見明・筏勲・松本雅明・大和岩雄・大島隼人らは、『古事記』の成立が公の史書に記されていないことなどの疑問点を提示し、偽書説を唱えている。偽書説には大体二通りあり、序文のみが偽書であるとする説と、本文も偽書であるとする説に分かれる。概要を以下に記す。 * 序文偽書説では『古事記』の序文（上表文）において『古...

飛鳥tamasii2011と競争 | 2011.07.15 Fri 09:51

飛鳥tamasii2011-81

飛鳥tamasii2011の81羽目のからすは心情の浄化プロセスの追究であった　　　　　　　　　　　　　　　　『古事記』の研究は、近世以降、特に盛んにおこなわれてきた。江戸時代の本居宣長による全44巻の浩瀚な註釈書『古事記伝』は『古事記』研究の古典であり、厳密かつ実証的な校訂は後世に大きな影響を与えている。宣長の打ち出した国学による「もののあはれを知る」合理研究は、漢式の構造的な論理では救済不能な日本固有の共感による心情の浄化プロセスの追究であった。第二次世界大戦後は、倉野憲司や武田祐吉、西郷信綱、西宮...

飛鳥tamasii2011と競争 | 2011.07.15 Fri 09:49

飛鳥tamasii2011-81

飛鳥tamasii2011と競争 | 2011.07.15 Fri 09:49

飛鳥tamasii2011-80

飛鳥tamasii2011の80つ目のからすは後世に追加された架空の存在である　　　　　　　　　　　　　　　　初代神武天皇から15代応神天皇までを記す。神武東征に始まり、ヤマトタケルや神功皇后の話など神話的な説話が多く、神の世と人の世の間の時代であることを示している。2代から9代までは欠史八代と呼ばれ、系譜などの記述にとどまり、説話などは記載されていない。そのため、この八代は後世に追加された架空の存在であると説かれているが、実在説も存在する。なお、「神武天皇」といった各天皇の漢風諡号は『古事記』編纂の時点では...

飛鳥tamasii2011に忠義 | 2011.07.15 Fri 09:42

飛鳥tamasii2011-79

飛鳥tamasii2011の79つ目のからすは抵抗するが、後に受諾する　　　　　　　　　　　　　　　　一方、スサノオノミコトは神々の審判を受けて高天原を追放され、葦原中津国の出雲国に下る。ここまでは乱暴なだけだったスサノオノミコトの様相は変化し、英雄的なものとなって有名なヤマタノオロチ退治を行なう。次に、スサノオノミコトの子孫である大国主神が登場する。大国主の稲羽の素兎（因幡の白兎）や求婚と受難の話が続き（大国主の神話）、スクナヒコナとともに国作りを進めたことが記される。国土が整うと国譲りの神話に移る。天...

飛鳥tamasii2011に忠義 | 2011.07.15 Fri 09:41

飛鳥tamasii2011-78

飛鳥tamasii2011の78つ目のからすは調子に乗って狼藉を働いてしまう　　　　　　　　　　　　　　　　イザナギは黄泉の国の穢れを落とすため、禊を行い、左目を洗ったときに天照大御神（アマテラスオオミカミ）、右目を洗ったときに月読命（ツクヨミノミコト）、鼻を洗ったときに須佐之男命（スサノオノミコト）を産む。その後、最初に生んだ淡路島の幽宮で過ごした。これら三神は三貴子と呼ばれ、神々の中で重要な位置をしめるのだが、月読命に関してはその誕生後の記述が一切ない。スサノオノミコトは乱暴者なため、姉のオオミカミに...

飛鳥tamasii2011に忠義 | 2011.07.15 Fri 09:39

飛鳥tamasii2011-77

飛鳥tamasii2011の77つ目のからすは火傷を負い死んでしまった　　　　　　　　　　　　　　　　天地開闢から日本列島の形成と国土の整備が語られ、天孫降臨を経てイワレヒコ(神武天皇の誕生までを記す。いわゆる「日本神話」である。天地開闢ののち七代の神が交代し、その最後にイザナギ、イザナミが生まれた。二神は高天原（天）から葦原中津国（地上世界）に降り、結婚して結ばれ、その子として、大八島国を産み、ついで、山の神、海の神などアニミズム的なさまざまな神を産んだ。こうした国産みの途中、イザナミは火の神を産ん...

飛鳥tamasii2011に忠義 | 2011.07.15 Fri 09:37

飛鳥tamasii2011-76

飛鳥tamasii2011の76つ目のからすは数多くの歌謡を含んでいる　　　　　　　　　　　　　　　　『帝紀』や『旧辞』は、6世紀前半ないし中葉頃までに、天皇が日本を支配するに至った経緯を説明するために、朝廷の貴族によって述作されたものであり、それらを基にして作成されたものである以上、民族に伝わった歴史の伝承ではないとの主張もある。一方、広く民衆に受け入れられる必要もあったはずで、特に、上巻部分はそれらを反映したものが『古事記』ではなかったかとの主張もある。内容は神代における天地（アメツチと読まれる）...

飛鳥tamasii2011に忠義 | 2011.07.15 Fri 09:35

飛鳥tamasii2011-75

飛鳥tamasii2011の75つ目のからすは文字によって書き表された　　　　　　　　　　　　　　　　『古事記』は帝紀的部分と旧辞的部分とから成り、天皇系譜が『帝紀』的部分の中心をなし、初代天皇から第33代天皇までの名、天皇の后妃・皇子・皇女の名、及びその子孫の氏族など、このほか皇居の名・治世年数・崩年干支・寿命・陵墓所在地、及びその治世の大事な出来事などについて記している。これらは朝廷の語部（かたりべ）などが暗誦して天皇の大葬の殯（もがり）の祭儀などで誦み上げるならいであった。それが6世紀半ばになると文字...

飛鳥tamasii2011に忠義 | 2011.07.15 Fri 09:34

飛鳥tamasii2011-74

飛鳥tamasii2011の74つ目のからすは成立の経緯を記している　　　　　　　　　　　　　　　　成立の経緯を記している序によれば、天武天皇の命で稗田阿礼が「誦習」していた『帝皇日継』（天皇の系譜）と『先代旧辞』（古い伝承）を太安万侶が書き記し、編纂したもの。一般的に「誦習」は「暗誦」することと考えられているが、荻原浅男氏（小学館日本古典文学全集）は、「古記録を見ながら古語で節をつけ、繰り返し朗読する意に解すべきであろう」という。『古事記』の書名は、もともと、固有名詞ではなく、古い書物を示す一般名で...

飛鳥tamasii2011 | 2011.07.15 Fri 09:26

このテーマに記事を投稿する"