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本日、北村薫氏の空飛ぶ馬を読了しました。 短編集で、いわゆる日常の謎をテーマとした作品。北村氏の持ち味といえば、これだよね! っていう解釈があるほど、北村氏にはそういうイメージがありますね。そんな期待を裏切らず、中身は日常の謎ものばかり。というか、だけ。 本格と日常の謎じゃ、大差があるようだけど、そうでもなくて、むしろ日常の謎のほうが派手さがないにしても、ロジックはしっかりしてる気がしました。なんというか、日常の謎だから、ロジックは単純なんだと思うのだけど、実際そうで、ただその分ロジ...
空風デイズ | 2009.09.26 Sat 16:09
本日、ユージニアを読了しました。 内容は、かつて起こった名家の大量毒殺事件。帝銀事件の再来とまでいわれたその事件を数十年たった今、その事件の「真実」を見ぬことができるのか…………。 公式サイトじゃ、サスペンスミステリーと謳っている作品のため、内容は本格ではありません。ただ、やはりサスペンスと謳っているだけあって、内容は迫真に迫る感じの場面がありますね。特に第五章あたりは、今まで本を読んでいてこんなに戦慄して興奮したものか、と思ったほど本を握り締めるほどの戦慄・興奮をしました。 ただ、そ...
空風デイズ | 2009.09.03 Thu 20:26
本日、三毛猫ホームズの追跡を読了しました。 内容は、新都心教養センターに、二年前の未解決事件で殺害された女性の名で申し込みがされた。当然のようにその女性は講義に現れなかったが、その奇妙なできごとは二年前の事件が関係していると、相棒片山は捜査を開始する。 正直なところ、三毛猫ホームズシリーズはもういいかなぁと思った次第。前作「推理」ではシリーズキャラがほとんど登場しないからと思って本作「追跡」を読んだけど、期待のしすぎだったかもしれないって思うし。 二作しか読んでなくてこんなことをい...
空風デイズ | 2009.08.25 Tue 20:17
本日、ロシア紅茶の謎を読了しました。 火村・アリスのいわゆる作家アリスシリーズの第一短編集兼アリス版国名シリーズの第一作でもあります。国名は当然表題作、ロシア紅茶の謎。ほかにも、動物園の暗号やら赤い稲妻やら表題作含めて計6作品が収録されています。 内容はさまざまで、暗号、密室、ダイイングメッセージ、毒殺……などなどさまざまな推理小説のテーマとなるテーマの短編が収められていて、バリエーション豊かな楽しみがいっぱいつまったお楽しみ袋みたいな作品です。しかも、それが短編に収められているんだから...
空風デイズ | 2009.08.19 Wed 18:56
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