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バチスタの海堂サン。 これは加納刑事を主人公にしたスピンオフですね。 デジタル・ハウンドドッグの異名を持つ切れ者刑事。 有り余る行動力でグイグイ前進するというイメージの刑事。 割と読みやすくて、あっという間に読みきれる内容。 ちょっとした難をあげれば、推理が容易すぎるってことぐらいかな。 まぁ、推理を楽しみに読むほうじゃないので、アタシにとっては問題にもならないですが。 この一冊はなんといっても加納刑事の強引さと勘の鋭さを楽しむものじゃないのかな。 最後の最後に四国お遍路のオチを結びつけ...
読書三昧 | 2012.04.14 Sat 18:46
もじゃもじゃ頭にぼんやりした姿、しかし、誰よりも鋭く、心優しく犯人の心に潜む哀しみを解き明かす。ミステリ史上に燦然と輝く名探偵に現代気鋭の作家が挑む―珠玉のアンソロジー。 (「BOOK」データベースより) 横溝正史の生み出した金田一耕助という探偵が好きだ。彼が登場する作品はほぼ読んでいると思う。何やら妖しげな雰囲気の中でおきる凄惨な殺人事件。それを、ドロドロとした人間関係を浮き彫りにしながら名探偵が解決する。 本書は九人の作家が横溝正史または金田一耕助に想いを寄せて書いたアンソロジー。 カ...
晴れ、ときどき読書 | 2012.04.01 Sun 22:11
彼の仕事は、相手の仮面をはがすこと。彼女の仕事は、お客様の仮面を守ること。彼らの前に、様々な仮面をかぶった人間がやってくる −。 (帯より引用) 都内で連続殺人事件が起き、その遺留品から次の事件現場はあるホテルだと推測できた。警視庁はそのホテルに捜査員を潜入させる。フロントを担当することになった刑事・新田は、彼の教育係&協力者である山岸尚美にホテルマンとしての心得を仕込まれることになる。 「新参者」のように、本筋とは異なる謎解きがいくつかあって、それがまたいろんなドラマを観ているようで...
晴れ、ときどき読書 | 2012.03.31 Sat 00:27
こえって確か、去年ぐらいに出た本だと思ってたんだけど、 たまたま時代設定が古いだけなのかな。 時代はバブル崩壊直後。 バブル経済に乗って、大学のサークルみたいにイベント会社を興していた男が殺された。 場所は職場からも自宅からも離れた場所にある公園。 死体のそばには凶器。 通報した第一発見者がいて、 現場付近では、公園方面から立ち去る男の目撃者もある。 とまぁ、こんな事件。 捜査本部が立ち上がり、捜査が始まる。 所轄と本庁の捜査員がコンビで捜査に当たる。 そこに現れたのが検事。 この小説で...
読書三昧 | 2012.03.14 Wed 22:08
またやってしまった……。 寝るまでの間に少し読もうと思って開いたコレ。 結局そのまま読みきってしまった。 やっぱり今野サンの警察モノは読ませますな〜。 隠蔽捜査シリーズといえば、竜崎さん。 警視庁のキャリアだった優秀な彼の現在の職は大森署の署長。 原理原則に厳重で、ただただ真っ直ぐな男。 隠蔽しようとすればできた息子の犯罪を公にし、そのために降格人事を受けて一警察署にいる。 キャリア時代には分からなかった、所轄署のアレコレを知り、ますますカッコいいオッサン。 今回も隣の管轄で起きた殺人事件...
読書三昧 | 2012.02.09 Thu 23:13
テレビドラマで話題になったアレです。 <2>っていうからなんとなく読んでみたんだが……。 前作、つまり<1>ですか、あれもそうだったけど やっぱりアタシにはあまり合わないかも。 悪くはないんです。決して。 お嬢様と執事のやりとりもまぁね。 ただ、やっぱりソコじゃなくて……って思ってしまう。 そもそも、ウリであるはずの安楽椅子探偵が現場に乗り出しちゃっていいの? ミステリ好きとはいえ、謎解きを楽しむタイプじゃないからね。 その事件の背景とか人物とか、そういう物語を読みたいんです。 なので、刑事...
読書三昧 | 2012.02.08 Wed 23:07
ストロベリーナイト (光文社文庫)誉田 哲也 光文社 2008-09-09売り上げランキング : 320Amazonで詳しく見る by G-Tools 久しぶりに真面目に連ドラを見る。 まさかこんなにハマってしまうとは・・・ 新年明けてからもう夢中。こんなのひさしぶりです。 出てる既刊を全部買ってきたからどんどん読んできます。読もうとしてたのは積んで 光文社って本屋ではあんまり置いてなくてマイナーなイメージだったんですが、スノウ・グッピーといい私が好きなのが隠れているのか。 もはや感想にはなっていない、菊田がどれだけ好きか。 ...
好みの問題〜BL読書〜 | 2012.01.22 Sun 12:03
レディ・ジョーカー〈下〉高村 薫 毎日新聞社 1997-12売り上げランキング : 29126Amazonで詳しく見る by G-Tools
好みの問題〜BL読書〜 | 2012.01.09 Mon 18:16
久しぶりのアンソロジーはミステリです。 短編のミステリって、テンポとかがすき。 好きな作家の名前があるとうれしいし。 あと、読んだことない作家さんもこういうとこで出会うんよね。 この中に入っている伊坂幸太郎の『バンク』。 これ、何度か読んでるはずなのに、やっぱりおもしろい。 ていうか、コレ、好き。 弊店直後の銀行に滑り込んだ学生が、銀行強盗の人質にされるって話。 ここで陽気なギャングたちが出会うんですね。 あのギャングたちの楽しいお話の、エピソードゼロ。 この前たまたまDVDでみた『ゴールデ...
読書三昧 | 2011.11.30 Wed 23:59
雪平夏見シリーズは、どちらかというと小説の方が好きかもしれない。 篠原涼子の雪平は、それはそれでいいキャラクターだと思うけど、 小説を読んでアタシがイメージする彼女は、若干違うのね。 雪平は銃弾を受け、後遺症により左手が動かなくなっている。 そしてもちろん配属先も移動となり、もう刑事、雪平ではなくなっている。 ……はずだったのに。 配属先の上司はおっとりとしたとてもイイ人。 上司に誘われて同僚の女性たちとともに自宅パーティに参加。 上司とその妻と同僚とで楽しいひと時を過ごしながら、 少し前...
読書三昧 | 2011.11.07 Mon 13:00
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