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『フレンチアルプスで起きたこと』（2014年　スウェーデン・デンマーク・フランス）　リューベン・オストルンド監督

　問題は、ラストから始まる。わたしたちは、個々の命運を、どんなふうに考えているだろうか。生死に関わる選択と判断を瞬時になさねばならない時に、それが正しいかどうかは結果次第。死んでしまったら後悔も反省も無意味なのだから、えいやっとばかりにサイコロを振るだけなのかもしれない。本来自由な個人である自分の命の責任は、自分で取るよりほかはないが、そこにいくばくかの他者が関係していたとなると、もしや誰かに責任があったのではないかと、犯人探しや責任の押し付けやらが始まるかもしれない。自分自身の人生と精神的...

林田由起子の映画日記『映画と日々』 | 2015.09.13 Sun 16:30

映画鑑賞vol.10＊進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

こんにちは。すっかり朝晩は涼しくなりましたね。そんな私は日帰りで鹿児島に行って来たりと何かと充実しております。なのでブログの更新もゆっくりめですが、更新したい時にすると言うのが私のモットーなのでゆっくりやっていきます:) さてさて、今日は映画を観に行ったお話を忘れちゃう前に！8月23日に8月はまだ映画に行ってないぞ！と言う事で行ってきました。今回観たのはずっと気になっていて楽しみにしていた進撃の巨人！三浦春馬さんや本郷奏多さん、水原希子さん、石原さとみさんなどが出演されています。原作は同名...

meglog | 2015.09.05 Sat 15:55

映画鑑賞vol.9＊HERO

こんにちは。もう1ヶ月程前ですが、7月20日に映画を観てきたので今日はそのお話を。 7月に観たのは木村拓哉さん主演のHERO。最初にドラマが放送されたのは2001年なんですよね。14年前…私はまだ高校生でした。わお、凄い。映画は一言で言えば面白かったです。真面目なシーンも勿論あり、キャストの方のコミカルでテンポの良いやり取りもあり。映画館の中で皆さん声出して笑ってました。こういうのって良いですよね。同じシーンで笑ったりするのって余計楽しくなっちゃいます。松たか子さん演じる雨宮も映画に登場する...

meglog | 2015.08.18 Tue 12:10

『神様はバリにいる』

この前、DVDで『神様はバリにいる』を見ました。堤真一さん演じるアニキが、「失敗したときこそ笑え」など、いいこといっぱい言ってました。私は、人生は正負の法則でできていると思っています。最悪なことの後には、絶対にいいことがあると思います。なので、私は、嫌なことがあった時は、絶対にいいことがあると確信できるので、笑えます。嫌なことは運の貯金だと思っています。私のような考えの人は、「失敗したときこそ笑え」は自然にできていると思います。あと、「笑う門には福...

幸せ占い生活 | 2015.07.01 Wed 22:41

映画鑑賞vol.8＊予告犯

おはようございます。 6月13日に映画を観に行ったので今日はその話を。観に行ったのは生田斗真くん主演の映画、予告犯。漫画が原作だそうですが、詳しく知らなくて原作は未読でした。でも、十分楽しめましたよ！と言うか泣いてしまいました。主演は先程も言った様に生田斗真くん。他には戸田恵梨香さん、鈴木亮平さん、荒川良々さん、濱田岳さんが出演なさってます。予告犯を観に行ったのは、映画館で流れていた予告映像が面白そうだと思ったからなのですが、個人的には予想以上に良い作品でした。今年観た映画の中では一...

meglog | 2015.06.30 Tue 10:06

映画鑑賞vol.7＊シンデレラ

シンデレラを観に行ってきました～と言う訳で、随分時間が経ちましたがようやく記事にするに至りました。今回は母と観に行ってきましたよ。実写版シンデレラという事で、どんな感じになるんだろうと思っていましたが、大人が観ても十分楽しめる内容だったと思います。シンデレラの葛藤が描かれていたのが凄く良かったです。吹替えの方を見たのですが、私は違和感なく楽しめました。衣装とかシンデレラの家とか宮殿とか、世界観も素敵でした！そして、同時上映はアナと雪の女王。シンデレラの前に流れるショートムービーなので...

meglog | 2015.06.10 Wed 19:21

『パリよ、永遠に』（2014年　フランス・ドイツ）　フォルカー・シュレンドルフ監督

　往年の名画『パリは燃えているか』ですでに知られるところの史実を、かの『ブリキの太鼓』の名匠が、ホテルの一室で繰り広げられる粘り強い対話に焦点を絞り、人間の良心に深く深く切り込んでいく熱意と使命と誠意を描き出さんとした作品である。シュレンドルフ監督作品は、これに先んじて『シャトーブリアンからの手紙』も公開されたばかりであった。『シャトーブリアンからの手紙』も、ナチスの非道と理不尽な指令によって人生を奪われる青年の心情に迫った作品であった。そして、どちらもその理不尽な命令に従ってしまう人間、従...

林田由起子の映画日記『映画と日々』 | 2015.06.02 Tue 19:12