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『THE SCARLET PIMPERNEL』を観てきました。星組の新トップ紅ゆずるの大劇場でのお披露目公演です。 第一幕が始まり新トップの登場に期待感が高まったところに登場し観客の一人として気持ちが一気に高まりました。そしてショーヴランの礼真琴、あの響き渡る低めの歌声で客席全体を惹きつけ堂々たる2番手に見えました。 第一幕はトップが歌と芝居に燦然と輝き圧倒的な存在感を示すというよりは、場面場面で主要なメンバーの個性が輝きながらストーリーが進み、冒頭に盛り上がったあとは淡々と流れて行く感じがしま...
宝塚的幻想雑記 | 2017.03.16 Thu 23:40
いや、驚きました。実咲凛音の大劇場でのラストステージが終わったばかりの発表でしたし、私自身が3回も宙組公演を観たあとだったこともあります。 特にひいきのスターはいませんが、一番見る機会が多かったのは朝夏まなとになります。2回目の歌劇の経験となったのが『Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』と『HOT EYES!!』。オリジナル作品の『Shakespeare』でしたが、作家の苦悩と夫婦の愛に感動し、『HOT EYES!!』の歌とダンスの楽しさに魅せられたのは、演技力に優れ長い手足を活かしてかっこ良く...
宝塚的幻想雑記 | 2017.03.08 Wed 23:39
この公演で宝塚歌劇を卒業する実咲凛音、最後にふさわしくレビューのラストには純白のドレスをまとい朝夏まなととのデュエットダンスが用意されていました。 ”The Greatest Love Of All”が演奏されるなか、可憐に舞い、優雅に踊る姿は純粋にこの一瞬一瞬をかみしめ楽しんでいるように見えて幸せな気持ちになりました。 ダンスの最後は朝夏まなととのリフト。だんだんと回転の速度が上がり10回転目くらいに最速となり13から14回転を過ぎたくらいで下していました。大技感とダンスへの思いとお互いの...
宝塚的幻想雑記 | 2017.03.05 Sun 16:36
2回目の宙組のミュージカル・コメディ『王妃の館 −Chateau de la Reine−』、スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』でした。 『王妃の館』はタイトルどおりのコメディーであり登場人物たちの人生が重ね合わされた人情ドラマでもあります。 売れっ子作家の北白川右京のヒット作が出せない苦悩と自己満足な自分の不甲斐なさを朝夏まなとが歌います。旅行会社の社長の桜井玲子が会社が立ちいかなくなり悩みと自分のこれまでの人生の嘆きを歌う実咲凛音。国を治める責任のために多くのことを犠牲にせざ...
宝塚的幻想雑記 | 2017.02.26 Sun 22:46
『王妃の館』の原作は文庫本では上下巻の2冊のようですが、それが1時間半あまりのお芝居に凝縮されています。観ているだけでそれぞれの登場人物の個性が伝わってきましたので、お芝居としてうまく運ばれています。 朝夏まなとの北白川右京、実咲凛音の桜井玲子、真風涼帆のルイ14世、桜木みなとの戸川光男、愛月ひかるの金沢貫一、寿つかさの下田浩治、蒼羽りくのクレヨンと思い出しただけでつぎつぎと役どころが浮かんできます。 ツアー客とコンダクター、個性的な人たちの個性がぶつかり合うのではなくて、溶け...
宝塚的幻想雑記 | 2017.02.20 Mon 23:07
宙組のミュージカル・コメディ『王妃の館 −Chateau de la Reine−』、スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』を観てきました。2017年2組目になる大劇場公演の観劇です。 『王妃の館』はタイトルどおりのコメディーで演技力の問われる内容ですが、朝夏まなとに実咲凛音がお芝居を引っ張り安定した内容に仕上がっていました。 コメディーとして成立するためには、宝塚歌劇へ笑いに来ているわけではない人にどうやって笑ってもらうかがポイントだと思うのですが、序盤のいわゆる“つかみ&r...
宝塚的幻想雑記 | 2017.02.13 Mon 21:32
宝塚歌劇のチケットが入手しにくいと耳にします。私の場合、週末の観劇が基本ですので、確かに土日の大劇場のチケットはなかなか取れません。 劇場が近いからといって当日券のために早朝から並ぶほどの覚悟はなくネットでの購入になります。 ところで次の星組ですが先行販売はことごとく発売開始と同時につながらず、つながった時には売り切れで、11日からの一般販売にかけることになりました。トップのお披露目公演でもあり、おもしろそうな演目なので一発勝負となりそうです。 今上演中の宙組のチケッ...
宝塚的幻想雑記 | 2017.02.09 Thu 11:43
モン・パリ誕生90周年 レヴューロマン 『カルーセル輪舞曲(ロンド)』は、宝塚歌劇のレヴューの魅力を山盛りにしたショーでした。 かっこよさ、美しさ、楽しさ、華やかさ、その中でも先に触れたブラジルの場面、そしてメキシコの場面は山盛りの中でも記憶の残るものです。メキシコの場面、観た人にはきっとテキーラで理解できると思いますが、とにかく、カッコいい。 美弥るりかと朝美絢がオラオラと切れ切れで踊ります。宝塚の男役としては決して大きいほうではない二人ですが、全身を使って絞り出すダンスの...
宝塚的幻想雑記 | 2017.01.30 Mon 22:40
“はい、こちらベルリン、グランドホテルです”のアナウンスで始まるミュージカル『グランドホテル』は、『Ernest in Love』のようなオッと思うハッピーな結末ではなく、『エリザベート』的な独特の世界観をベースにしたストーリーでした。 主役になりうる登場人物は3人います。フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵(珠城りょう)、元簿記係のオットー・クリンゲライン(美弥るりか)、そしてバレリーナのエリザヴェッタ・グルーシンスカヤ(愛希れいか)です。 グランドホテルでは登場人物たちのこれ...
宝塚的幻想雑記 | 2017.01.24 Tue 23:48
JUGEMテーマ:宝塚歌劇団 2回目の『グランドホテル』を観てきました。 やはり、初回では気づかなかったことにたくさん気づいてとても楽しめました。 このお芝居はストーリーがとても複雑です。何を今更と受け止められるかもしれませんが、初回の私の場合、あのセットと舞台の演出にほとんどの関心が行ってしまい、セリフへの集中が足りなかったようです。今回、舞台を俯瞰できる2階席からの観劇で舞台の演出がよくわかりあらためて感心しただけではなく、お芝居の内容にも集中できて、作品が伝...
宝塚的幻想雑記 | 2017.01.21 Sat 23:21
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