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The Greatest Love Of All

この公演で宝塚歌劇を卒業する実咲凛音、最後にふさわしくレビューのラストには純白のドレスをまとい朝夏まなととのデュエットダンスが用意されていました。   ”The Greatest Love Of All”が演奏されるなか、可憐に舞い、優雅に踊る姿は純粋にこの一瞬一瞬をかみしめ楽しんでいるように見えて幸せな気持ちになりました。 ダンスの最後は朝夏まなととのリフト。だんだんと回転の速度が上がり10回転目くらいに最速となり13から14回転を過ぎたくらいで下していました。大技感とダンスへの思いとお互いの...

宝塚的幻想雑記 | 2017.03.05 Sun 16:36

歌は聞きのがせない『王妃の館』

2回目の宙組のミュージカル・コメディ『王妃の館 −Chateau de la Reine−』、スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』でした。   『王妃の館』はタイトルどおりのコメディーであり登場人物たちの人生が重ね合わされた人情ドラマでもあります。 売れっ子作家の北白川右京のヒット作が出せない苦悩と自己満足な自分の不甲斐なさを朝夏まなとが歌います。旅行会社の社長の桜井玲子が会社が立ちいかなくなり悩みと自分のこれまでの人生の嘆きを歌う実咲凛音。国を治める責任のために多くのことを犠牲にせざ...

宝塚的幻想雑記 | 2017.02.26 Sun 22:46

個性が浮き立つ出演者たち

『王妃の館』の原作は文庫本では上下巻の2冊のようですが、それが1時間半あまりのお芝居に凝縮されています。観ているだけでそれぞれの登場人物の個性が伝わってきましたので、お芝居としてうまく運ばれています。   朝夏まなとの北白川右京、実咲凛音の桜井玲子、真風涼帆のルイ14世、桜木みなとの戸川光男、愛月ひかるの金沢貫一、寿つかさの下田浩治、蒼羽りくのクレヨンと思い出しただけでつぎつぎと役どころが浮かんできます。 ツアー客とコンダクター、個性的な人たちの個性がぶつかり合うのではなくて、溶け...

宝塚的幻想雑記 | 2017.02.20 Mon 23:07

人情コメディーとビシバシ団舞

  宙組のミュージカル・コメディ『王妃の館 −Chateau de la Reine−』、スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』を観てきました。2017年2組目になる大劇場公演の観劇です。   『王妃の館』はタイトルどおりのコメディーで演技力の問われる内容ですが、朝夏まなとに実咲凛音がお芝居を引っ張り安定した内容に仕上がっていました。   コメディーとして成立するためには、宝塚歌劇へ笑いに来ているわけではない人にどうやって笑ってもらうかがポイントだと思うのですが、序盤のいわゆる“つかみ&r...

宝塚的幻想雑記 | 2017.02.13 Mon 21:32

チケット確保は運しだい

宝塚歌劇のチケットが入手しにくいと耳にします。私の場合、週末の観劇が基本ですので、確かに土日の大劇場のチケットはなかなか取れません。 劇場が近いからといって当日券のために早朝から並ぶほどの覚悟はなくネットでの購入になります。   ところで次の星組ですが先行販売はことごとく発売開始と同時につながらず、つながった時には売り切れで、11日からの一般販売にかけることになりました。トップのお披露目公演でもあり、おもしろそうな演目なので一発勝負となりそうです。   今上演中の宙組のチケッ...

宝塚的幻想雑記 | 2017.02.09 Thu 11:43

目力を上回る存在感

モン・パリ誕生90周年 レヴューロマン 『カルーセル輪舞曲(ロンド)』は、宝塚歌劇のレヴューの魅力を山盛りにしたショーでした。 かっこよさ、美しさ、楽しさ、華やかさ、その中でも先に触れたブラジルの場面、そしてメキシコの場面は山盛りの中でも記憶の残るものです。メキシコの場面、観た人にはきっとテキーラで理解できると思いますが、とにかく、カッコいい。   美弥るりかと朝美絢がオラオラと切れ切れで踊ります。宝塚の男役としては決して大きいほうではない二人ですが、全身を使って絞り出すダンスの...

宝塚的幻想雑記 | 2017.01.30 Mon 22:40

どうしてむつかしかったのかを考えました

“はい、こちらベルリン、グランドホテルです”のアナウンスで始まるミュージカル『グランドホテル』は、『Ernest in Love』のようなオッと思うハッピーな結末ではなく、『エリザベート』的な独特の世界観をベースにしたストーリーでした。   主役になりうる登場人物は3人います。フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵(珠城りょう)、元簿記係のオットー・クリンゲライン(美弥るりか)、そしてバレリーナのエリザヴェッタ・グルーシンスカヤ(愛希れいか)です。 グランドホテルでは登場人物たちのこれ...

宝塚的幻想雑記 | 2017.01.24 Tue 23:48

『グランドホテル』はむつかしい作品です

JUGEMテーマ:宝塚歌劇団   2回目の『グランドホテル』を観てきました。 やはり、初回では気づかなかったことにたくさん気づいてとても楽しめました。   このお芝居はストーリーがとても複雑です。何を今更と受け止められるかもしれませんが、初回の私の場合、あのセットと舞台の演出にほとんどの関心が行ってしまい、セリフへの集中が足りなかったようです。今回、舞台を俯瞰できる2階席からの観劇で舞台の演出がよくわかりあらためて感心しただけではなく、お芝居の内容にも集中できて、作品が伝...

宝塚的幻想雑記 | 2017.01.21 Sat 23:21

フレッシュな船出

2017年を迎え新年の宝塚歌劇は新生月組のザ・ミュージカル 『グランドホテル』とモン・パリ誕生90周年レヴューロマン『カルーセル輪舞曲(ロンド)』、月組トップに就任した珠城りょうの大劇場でのお披露目公演からのスタートです。   見映えのするスタイルでピュアな雰囲気の珠城りょうは芝居にレヴューにハツラツと歌い、踊り、演じ、まさに新たなスターの登場です。 このトップを支える2番手の美弥るりかは深みのある演技と艶やかな歌で彩りを添え、朝美 絢はのびのびとした芝居と歌で舞台に爽やかさを運んでいま...

宝塚的幻想雑記 | 2017.01.08 Sun 13:50

「ケイレブ・ハント」大千秋楽

JUGEMテーマ:宝塚歌劇団   雪組公演大千秋楽、おめでとうございます❗   アッという間に、大千秋楽となり、寂しい限りですが、 ちぎみゆらしい素敵なお芝居と雪組の新たな魅力満載のショーに満足❗   ちぎちゃん始め、雪組皆さん❗卒業される方々❗ 大千秋楽、おめでとうございます❗     ちぎみゆの海辺で戯れる場面が大好きでした〜♥      

雪色キラキラ Part II | 2016.12.25 Sun 23:13

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