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3回目の月組の『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』ショー・テント・タカラヅカ『BADDY(バッディ)−悪党(ヤツ)は月からやって来る−』の観劇でした。 終演後に周りからいろいろと聞こえてきました。 ちゃぴちゃん(愛希れいか)が可愛いくて演技が素晴らしい、れいこさん(月城かなと)が美しい、ありちゃん(暁 千星)のダンスだけでなくさわやかな魅力があふれていた、たまさま(珠城りょう)はトップ2年目に入り安定感があってトップらしくなってきた、そ...
宝塚的幻想雑記 | 2018.03.03 Sat 23:05
ショー『BADDY(バッディ)−悪党(ヤツ)は月からやって来る−』の感想はまた別の機会にまとめることにして、いよいよ書き始めたのですが頭の中でまとまりません。ショーの展開はシンプルで宝塚のショーの形式は踏襲しているけれど、何というかここからの感想が続いていかないのです。 なんだかこれまで観たショーと違うけれどこれってどうなんだろう。楽しいけれど楽しんでよいのだろうか。上田久美子先生の作品なので何かメッセージが潜んでいるはず、それはこんなことだろうか。そのようなことばかりが浮かんで巡ります。 &n...
宝塚的幻想雑記 | 2018.02.27 Tue 22:47
かの夏目漱石が "I love you." を最初に日本語訳したときに、Loveに相応しい日本語がなくて『今夜は月が美しいですね』と訳したと、青柳(珠城りょう)が高崎(愛希れいか)に語る場面がありました。 この時の背景には美しい満月が出ていていました。このセリフが後の決め言葉となったのは予想どおりでした。しかし、このメンバーで自然に受け止められる芝居が展開されて、これは舞台での芝居作りの巧みさかもしれません。 ”無理難題を言われるうちがサラリーマンは華”というセリフは、会社勤め...
宝塚的幻想雑記 | 2018.02.18 Sun 20:21
「ポーの一族」の市民貸切公演が3度目の観劇でした。明日海りおのエドガーはさらに美しくなっていました。容姿と歌の美しさに惹きつけられました。舞台のセットに出演者ひとりひとりが原作の漫画に描かれているとおりの美しさで、宝塚が有する美の技術がふんだんに注ぎ込まれたようでした。 この作品に流れるテーマは哲学のように感じます。愛されない存在だから愛されない者どおし愛で繋がりその愛を生き続ける支えとする。愛されないが故に永遠の命が与えられる。ヒトであってヒトでない。ヒトではないのにヒトを...
宝塚的幻想雑記 | 2018.01.27 Sat 23:34
そろそろ退団だろうとブログなどに書かれていたので、そうなのか程度に思っていましたが、実際、この発表は心穏やかに受け止めることはできませんでした。 これまで観た中でナンバーワンの娘役トップの退団は本当に残念だと、ヅカダン歴2年の分際で恐れ多いコメントしかできません。 「Grand Hotel」のクルージンスカヤは衝撃的でした。落ち目のスターバレリーナの心情が客席まで迫ってきました。「All For One」ではルイ14世の苦悩と夢多き女心に心寄せてしまいました。憑依の演技と言われたとおり、この2作品では立...
宝塚的幻想雑記 | 2018.01.16 Tue 23:07
1週あけずに2度目の「ポーの一族」の観劇でした。 美術作品の絵画が立体的になったような美しい舞台、それぞれの出演者によって醸し出される色々な美しさが織り交ぜられたお芝居が展開されます。 明日海りおのエドガーには強さがあるけれど屈折した悲しさが滲み出る美しさ。華 優希のメリーベルは見た目も健康面も弱々しく消え入りそうななかに存在する美しさ。仙名彩世のシーラの永遠の愛を求めてヒトを捨てた悲しさを押し殺した美しさ。 そんな一族を率いる瀬戸かずやのポーツネル男爵を交えた4人が並んで...
宝塚的幻想雑記 | 2018.01.07 Sun 23:40
初日を初めて観劇しました。カーテーンコールが4回もあって、最後は花組ポーズで締めていました。観劇されていた『ポーの一族』の作者萩尾望都先生の紹介にあの明日海りおの挨拶と初日にしか味わえない挨拶に雰囲気と何とも貴重な経験ができました。 その挨拶で2次元の作品を3次元で表現する重大さに今朝気がついて緊張したと言っていたとおり、芝居が始まってしばらく続く歌にダンスの場面では、観ているこちらがどんな芝居か緊張しているところに舞台上からも緊張感が伝わってくるという、初めての経験をしました。 ...
宝塚的幻想雑記 | 2018.01.01 Mon 21:00
2017年の暮れとなり今年の観劇の感想をまとめることにします。 今年は月組、星組そして雪組に新トップの、また星組、雪組そして花組に娘役トップの就任があり、宙組はトップコンビが順に退団しました。新トップコンビが就任して一気に登っていった組や流れが変わりピークアウトした組と、2017年を振り返ると新旧交代とピークという言葉が浮かんできます。 このような中で一気にピークに近づいたのは月組ではないでしょうか。 お披露目公演はいきなりチェレンジングな「Grand Hotel」。どうなるのか心配したところが...
宝塚的幻想雑記 | 2017.12.28 Thu 23:04
3回目の雪組本公演の観劇は2017年最後の宝塚観劇でした。 新生雪組の『ひかりふる路』と『SUPER VOYAGER!』については、これまで3本の観劇記録のブログをアップしていますがまだまだ語りたいことがあります。 ポスターの鳥かごとマクシミリアンが意味するところは、自由を求め革命を指導したものの自由にはばたくことができなかったこと表したのではないかということ。 印象深いセリフの数々。例えば、希望は未来だ。理想は過去の思い出の中にあるという望海風斗と真彩希帆の橋の上での会話。 革命は理想だ、政...
宝塚的幻想雑記 | 2017.12.16 Sat 18:38
JUGEMテーマ:宝塚歌劇団 『CRYSTAL TAKARAZUKAーイメージの結晶ー』 公演日;2017年12月1日 14時00分 1階 O列3*番 チケット代;7,500円 劇場;ソレイユホール 作・演出;中村暁 こっちも、初めてです。 珠城がみんなを連れて歌いだす、すごい。 とにかく、その時はワクワクしたんですが、 半月ほどたって(12月15日に書いています) 思い出そうとしても 今ひとつ、覚えていないのは、どうして?? でも、最後、赤い衣装に赤いマント なん...
女皇愛華 | 2017.12.15 Fri 16:18
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