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ラヴィック(轟 悠)の”あの凱旋門が見えない”というセリフは、このお芝居でグッと心突き刺さるラストであるはずです。 同じ原作者の映画「西部戦線異常なし」のラストで感じた同種の無常感をほとんど感じられず幕が下りてしまいました。 戦時中の暗い時代に生きること、愛をきっかけに将来への希望を見出そうとします。周りでは生と死が交差しそれらにも関わるなかで、ラヴィック(轟 悠)に希望がなかなか見出せません。これを観ていろいろな思いが沸き上がり、心に無常観が刺さることを期...
宝塚的幻想雑記 | 2018.07.01 Sun 15:58
↡↓⇩⇩⟱⬇↓⇓↓⬇⟱↓⇓⇓↡↓⟱↡⇓⇓⟱▼⇩⟱↡▼⇓↓⇩⇩ ➛ ANSCHAUEN / RUNTERLADEN America ← ↑⟰⟰⇧▲⇪⇪↟▲↑⇧⇪↟⬆⇪⟰⇧⬆↟▲⟰↟⇧⟰⇪⇪▲⟰▲⟰ Songtext von Simon & Garfunkel - Amer...
Jessica | 2018.06.11 Mon 19:42
先週は出張でフランスにいました。帰国してすぐにフランスが舞台のミュージカルを観ることになったのは偶然です。行ったのはブルゴーニュ地方でしたがゆとりのある落ち着いた豊かな街でした。暗い時代のミュージカル『凱旋門』の恋愛は、そんな時代からの逃避ではなく、心の豊かな人々には日常の必須の行為であって、現代フランスにつながる空気を感じることができました。世界観は十分に伝わり、ミュージカル全体に芸術性が高くて見応えのある作品でした。 一方で今回のミュージカルでは、これまで3年近く観てきた宝...
宝塚的幻想雑記 | 2018.06.09 Sat 23:22
3回目の観劇でした。 前回の観劇から3週間が経過し予想どおり練りこまれ、間の取り方に変化がついていくつかの間にアドリブが盛り込まれ、盛り上がりどころ笑いどころが一層研ぎ澄まされて、さらに楽しむことができました。 「Another World」では、紅ゆずるのアドリブが中盤以降冴えまくり、礼真琴のチャキチャキの江戸っ子ぶりが際立っていました。 ショー『Killer Rouge』は、舞台の一体感が高まっただけではなくて、客席との一体感が強くなっていました。 ミュージカルとショーを通じて活躍が目立ってい...
宝塚的幻想雑記 | 2018.05.27 Sun 21:43
ショー『Killer Rouge』は台湾仕様の舞台セット、『ANOTHER WORLD』の余韻が残る大劇場でどう繋がるのか、そんなことは気にならないくらいぶっ飛ばし感のあるテーマ曲でスタート。目まぐるしく出演者のフォーメーションが移り変わるハイテンポな舞台が展開されて、あの世感は吹き飛び紅(くれない)色のショーが開演しました。 トップと2番手がそれぞれの持ち味がバランス良くバリバリ歌って踊って、『ANOTHER WORLD』で垣間見ることのできた星組の組子たちの個性がショーでもそのまま伝わってきたように思える、とても楽しめる...
宝塚的幻想雑記 | 2018.05.06 Sun 18:40
RAKUGO MUSICAL『ANOTHER WORLD』、タカラヅカ・ワンダーステージ『Killer Rouge』の初回の観劇です。 『ANOTHER WORLD』の間が良くてテンポの良いお芝居、『Killer Rouge』のパワフルで激しい歌とダンスを観てしまうと、これまでの2作品があまりにも優等生的な公演だったと感じています。 紅ゆずるが紅ゆずるらしくなって、礼 真琴がバリバリと歌って、七海ひろきがハッチャケて、星組の誰もが芝居に歌に個性豊かに輝いていました。『オーム・シャンティ・オーム −恋する輪廻−』を観て、これこそが今の星組と...
宝塚的幻想雑記 | 2018.04.29 Sun 21:22
3回目の観劇を終えて『シトラスの風』のテーマ曲とズッチャズッチャズッチャというリズムが心地よく頭の中を回っています。 『天(そら)は赤い河のほとり』でユーリの星風まどかがもう現代に帰らないと言った時に「お前の捨てたすべての代わりに俺がなる」と力強く伝えるカイルの真風涼帆、『シトラスの風』のサンライズの場面での存在感、一方でショーの老いたダンサーMr.Bojanglesの場面での哀愁漂う歌にダンスと、真風涼帆は力強さと透明感だけでなく憂いがちゃんと並立していて必要なものは十分備えてのト...
宝塚的幻想雑記 | 2018.04.21 Sat 21:21
宙組のショー『シトラスの風』は一直線に突き進み気持ちの良いものでした。昔のショーを連想するような古さ、ノスタルジーは微塵も感じないショーだったとの印象ですが、一方で昭和の香りがする古いショーだと周りから聞こえてきました。 新トップ真風涼帆の門出にふさわしい”Sunrize”を花組からやってきた芹香斗亜が力強くストレートに歌うところなど、ビジュアルの映える真風涼帆の存在感が際立つように2番手芹香斗亜の力強い歌がしっかり支えて新生宙組の船出にふさわしい場面でした。 ...
宝塚的幻想雑記 | 2018.04.08 Sun 11:33
明日海りおの千秋楽の舞台あいさつは言葉数がが少なかったと、数々のブログから伝わってきました。正月から3月下旬までのロングラン公演を毎公演ごとに工夫しながら作り上げた花組トップとして、エドガーとしてやり切った感だけではない様々な思いがあったのだと思います。 この作品の舞台から伝わってくるものの大きさや重たさは、これまでに観た作品を上回っていました。原作が有する重厚なテーマと花組の作品への理解と高い演技力によるものと言えるでしょう。この作品を高いクオリティで千秋楽まで上演し作り上げた出演者たち...
宝塚的幻想雑記 | 2018.03.27 Tue 23:04
新生宙組の本公演、ミュージカル・オリエント『天(そら)は赤い河のほとり』、ロマンチック・レビュー『シトラスの風−Sunrise−』〜Special Version for 20th Anniversary〜を観てきました。 真風涼帆のトップとしての佇まいはとてもナチュラルに、星風まどかとのコンビも何の不安もなく映りました。これまでの宙組ではトップはトップとして輝き、2番手も際立っているように感じていましたが、宙組に移ってきた芹香斗亜もトップと並び立つ2番手としてエッジの効いた存在感で、以前からいた2番手のようでとてもナチュラルで...
宝塚的幻想雑記 | 2018.03.18 Sun 18:56
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