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ヨコヅナサシガメの集団越冬

日向のコナラの木で、ヨコヅナサシガメが集団越冬していました。（12月22日）ニイニイゼミの抜け殻の横で団子になっているヨコヅナサシガメ。拡大すると・・・。この場所は以前からヨコヅナサシガメのたまり場（？）になっていたので、脱皮ガラなども残っています。ヨコヅナサシガメはこういう日当たり抜群な場所が好きなようです。すぐそばの木で、活動中だったヨコヅナサシガメ。これはカシノナガキクイムシが穴を開けて樹液がたくさん出ている木で、樹液が出ている辺りに数匹スタンバイしていました。集...

虫散歩 | 2010.12.22 Wed 15:46

展望台の下で

「展望台の下で」っていうと少々ロマンチックなタイトルですが、全然違って、昨日の記事の展望台の下にいたクモたちの続きです。いつも通り(^_^;) （12月17日撮影）軒下にいたヤリグモと空っぽの卵のう。ヤリグモはクモを襲うクモ。ここは餌がいっぱいの場所だったはず。以前にも空っぽの卵のうのそばにいるメスを見かけましたが、ヤリグモって子離れできないタイプ？というよりも、卵を産んでも体力を消耗しないタフなタイプ？上の卵のうとメスを拡大すると・・・。卵のうは約２．２センチありました。大きめ...

虫散歩 | 2010.12.22 Wed 00:24

ジョロウグモの大きな卵のう

クモの卵のうは、母グモの栄養状態によってずいぶん大きさが変わるようです。近所の雑木林の展望台は、ジョロウグモのパラダイスです。雑木林の真ん中で、夜もライトアップしているから虫がたくさん集まる、風がよく通るけれど軒下、などの好条件のためか、たくさんのジョロウグモが入り乱れて網を張っています。栄養満点のせいか、でっぷり肥ったジョロウグモが多く、卵のうもいっぱい産みつけてあります。こんなに大きなジョロウグモの卵のう。（12月17日）ボールペンと比べると３センチはありそう。普通サ...

虫散歩 | 2010.12.20 Mon 18:51

アリグモ

近所のマテバシイの茂みで、アリグモが越冬していました。ミカドトックリバチの巣の跡に糸が・・・。この街に来てから、このトックリバチの巣は本当によく見かけます。のぞいてみると・・・。中がよくわからないので、崩してみました。出てきたのはアリグモのメス。越冬中だったのに、申し訳ないことをしました。別の葉っぱにあったアリグモの住居。そっと触ってみると、アリグモは動きませんでした。死んでいたようです。シーズン中は、葉っぱにこういうアリグモの住居がよく見つかりますが、今...

虫散歩 | 2010.12.18 Sat 19:46

ヒメクダマキモドキ

マサキの生垣で、ヒメクダマキモドキに会えました。ミノウスバを探して、じっとのぞき込んでいたら、もっと大きいのに出会いました。（12月12日10時半名古屋東部にて。）葉っぱのふりしてる？マサキのてっぺんで日向ぼっこでしょうか。ヒメクダマキモドキはサトクダマキモドキによく似ていて、識別ポイント（産卵管など）を撮れていないので悩みましたが、翅の脈が分岐していないので、これはヒメクダマキモドキだと思います。南方系の虫で、既に関東まで分布を広げているようですが、初めて見ました。前から...

虫散歩 | 2010.12.17 Fri 12:16

カシノナガキクイムシの現物？

名古屋市内は何年も前からカシノナガキクイムシが入り込んでいるようですが・・・。カシノナガキクイムシ（以下カシナガ）らしき虫を見つけることができました。（12月12日名古屋市東部にて）カシナガは、太い木の中に入り込んで生活しているので、穿孔前に捕まえない限り、駆除のために被害木を輪切りにする作業をされている方ぐらいしか現物を見る機会がないのでは？今回の記事は、私の憶測がほとんどですので、どうぞご注意ください(^_^;) クモの網に引っ掛かっていたキクイムシ。これがカシナガ？？？太いコナラ...

虫散歩 | 2010.12.16 Thu 23:32

今日見たクモ

今日、雑木林で見かけたクモたちを・・・。（12月12日）（名古屋の里山の続きです。）水辺のそばに大きな網と、住居が。最近は大きな網はジョロウグモのばかりになりましたが、これはコガネグモ科の網です。住居をのぞくと、中にクモがいました。大きなオニグモでした。なぜかこの芋虫も一緒に出てきました。でも、オニグモとしては網が小さいし、朝の１０時なのに網が張ってある。時期外れだからかな。手足を縮めて死んだふり？オニグモのすぐそばで見つけたフクログモの仲間。斑紋が濃いか...

虫散歩 | 2010.12.12 Sun 23:50

今日見たチョウ

今日は名古屋に出かけたので、空き時間に散策してきました。（12月12日）変わり映えしませんが、今日見た、まだ頑張ってるチョウたちを・・・。突然目の前にヒメアカタテハが飛んできて、日光浴。まだピカピカの個体。この後、ヨモギを探して産卵を続けていました。他の草にも1秒ぐらい止まりますが、すぐに「うちの子のご飯はこれじゃない！」とわかるようで、飛び立ちます。表に産んだり、裏に産んだり。新芽にこだわりもないようです。ヤマトシジミも見たのはこのひとつだけ。あんなにいたのに、既...

虫散歩 | 2010.12.12 Sun 20:58

マルゴミグモ

庭に住んでいるマルゴミグモのファミリーともそろそろお別れでしょうか。秋に生まれて親元で網を張っていた子グモたちもほとんどいなくなりました。マルゴミグモのお母さん。（12月1日）庭のサザンカの生垣のてっぺんに網を張っていたのですが、卵のうをたくさんつけた網もすっかり崩れてしまっています。この頃はずっとこの状態のまま。上の個体が網につけていた卵のう。（12月1日）たぶんこれは既に空っぽです。大きなマルゴミグモの周りに小さなマルゴミグモが１０以上小さい網を張っていました。（12月1...

虫散歩 | 2010.12.11 Sat 22:16

最後の美女？

12月ですが、まだビジョオニグモが頑張っていました。（12月6日）図鑑によると、成体の出現期は８～10月とあります。私が会える今年最後のビジョオニグモでしょうか。ヤツデの花の上にかぶさっていた木に一筋の糸が縦に長く張ってありました。糸の先を見るとクモの住居らしきものが・・・。この一筋の糸は、網が壊れた痕のようです。張りなおす余力なし・・・でしょうか？枝を手繰り寄せてのぞくと、ビジョオニグモ♀が入っていました。プラ容器にお招きして、いろんな角度から・・・。いろいろ撮ったのに、...

虫散歩 | 2010.12.10 Fri 15:29

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