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孤独について / リンドバーグ夫人「海からの贈物」より 我々は結局は、皆孤独なのである。 そしてこの孤独という我々の基本的な状態は、 我々がいやだからと言ってどうすることもできるものではない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本質的に人間は孤独なんかじゃないと思う。 孤独感は、己の好き嫌いの感情の裏返しで、自分の影に怯えるようなものだろう。 人間は漫画の主人公にだって、種族を超えて犬や猫にだって愛情を感じるのである。 ただ、実生活においては...
退廃のモノローグ | 2014.04.16 Wed 00:10
ゲーテ「旅の歌」から お前の努力は愛の中にあれ、 お前の生活はおこないであれ。 JUGEMテーマ:文学と女性ポートレート
退廃のモノローグ | 2014.02.20 Thu 21:43
ゲーテ「いましめ」より いや遠くへさまよい出てんとするか。見よ、善きことはまことに近きにあり。幸福をとらえるすべを知れ、幸福は常に手ぢかにあれば。 ・・・・・・・・・・・ 人は遠くの手に届かない幸せばかり望んで、目の前の手にすることができる幸せを失いがちですね。 実は幸福を活かす術を知らないからなのかもしれません。昔からの恋愛小説も王子様とお姫様が苦難の後に結婚するところで終わります。幸せは、己の中にあるのではなく、他者の中に発見することから幸せを得ることを恋愛から学...
退廃のモノローグ | 2014.01.24 Fri 01:38
中原中也 「焦燥」より 昔私は思っていたものだった 恋愛詩なぞ愚劣なものだと けれどもいまでは恋愛を ゆめみるほかに能がない ・・・・・・・・・・・・・ 就職して、結婚して、子供が生まれて、出世して、、、 男達を見ていると、学生時代、独身時代は人生の一大事と異性のことばかり気にいしていたくせに 歳を経るごとに異性に対する愛を忘れ、ただの欲望の対象でしかなくなっていくように感じます。 それは実は異性に対してだけでなく同性の仲間に対しても同じなのです。 男女の関係が恋愛なら、...
退廃のモノローグ | 2014.01.16 Thu 22:04
中原中也 「みちこ」より そなたの胸はうみのやう おほやかにこそうちあぐる。 はるかなる空、あをき浪、 涼しかぜさへ吹きそひて 松の梢をわたりつつ 磯白々とつづきけり。 またなが目にはかの空の いやはてまでもうつしゐて 並びくるなみ、渚なみ、 いとすみやかにうつろひぬ。 みるとしもなう、ま帆片帆 沖ゆく船にみとれたる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 女性の白く透き通ってふくよかな胸は、男性を蕩かせ深い海のようにどこまでも溺れさせます。 そしてその胸は、遥かなる空...
退廃のモノローグ | 2014.01.15 Wed 01:23
松尾芭蕉 「おくのほそ道」より 月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。 舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、 日々旅にして旅を栖とす。 古人も多く旅に死せるあり。予も、いづれの年よりか、 片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず、 海浜(にさすらへ、去年の秋、江上の破屋に蜘蛛の古巣を払ひて、 やや年も暮れ、春立てる霞の空に、白河の関越えんと、 そぞろ神の物につきて心を狂はせ、 道祖神の招きにあひて取るもの手につかず、 股引の破れをつづり、笠の緒付けかへて、三...
退廃のモノローグ | 2014.01.14 Tue 21:31
松尾芭蕉 「おくのほそ道」より 月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。 舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、 日々旅にして旅を栖とす。 古人も多く旅に死せるあり。予も、いづれの年よりか、 片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず、 海浜(にさすらへ、去年の秋、江上の破屋に蜘蛛の古巣を払ひて、 やや年も暮れ、春立てる霞の空に、白河の関越えんと、 そぞろ神の物につきて心を狂はせ、 道祖神の招きにあひて取るもの手につかず、 股引の破れをつづり、笠の緒付けかへて、三...
退廃のモノローグ | 2014.01.14 Tue 21:30
松尾芭蕉 「おくのほそ道」より 月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。 舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、 日々旅にして旅を栖とす。 古人も多く旅に死せるあり。予も、いづれの年よりか、 片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず、 海浜(にさすらへ、去年の秋、江上の破屋に蜘蛛の古巣を払ひて、 やや年も暮れ、春立てる霞の空に、白河の関越えんと、 そぞろ神の物につきて心を狂はせ、 道祖神の招きにあひて取るもの手につかず、 股引の破れをつづり、笠の緒付けかへて、三...
退廃のモノローグ | 2014.01.14 Tue 21:30
中原中也 「夏は青い空に」 夏は青い空に、白い雲を浮かばせ、 わが嘆きをうたふ。 わが知らぬ、とほきとほき深みにて 青空は、白い雲を呼ぶ。 わが嘆きわが悲しみよ、かうべを昂げよ。 −−−記憶も、申にあらずや−−− 湧き起る歓喜のためには 人の情けも、ちいさきものとみゆるにあらずや ああ、神様、これが全てでございます、 尽くすなく尽くさるるなく、 心のままにうたへる心こそ これがすべてでございます! 空のもと林の中に、たゆけくも 仰ざまに眼をつむり、 白き雲、汝が胸の上を流...
退廃のモノローグ | 2013.12.31 Tue 01:06
JUGEMテーマ:文学と女性ポートレート ゲーテ 西東詩編「ズライカの巻」より自分自身をなくしさえせねばどんな生活を送るもよい全てを失ってもいい自分のあるところのものでいつもあれば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・人は客観的に惨めな生活を送ることを避けるものです。過去の偉人たちは自分のあるところのものであるためにそれを厭わなかったのでしょう。そういう覚悟がなければ大きな志は貫徹できないのだと思います。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
退廃のモノローグ | 2013.12.11 Wed 23:02
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