[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:試写会 あなたの名前を呼べたなら/ Sir ♯169 その人の名前を呼べないのは、身分が異なるから。 それでも、その人を名前で呼べたらと願うわけは…… 舞台は、インド有数の都市ムンバイに建つタワーマンション。 住人は、挙式直前に破談になってしまった、その人の名前はアシュヴィンだ。 彼は、建設会社を有する家庭に育ち、階級意識が非常に強い層に属する。 ゆえに、メイドのラトナとは対等なはずがない。 ましてやラトナは、田舎の農村の出で、19 歳で嫁が...
映画、観たまんま | 2019.07.16 Tue 09:08
JUGEMテーマ:試写会 田園の守り人たち/ Les Gardiennes ♯168 ミレーの絵を連想させる表紙で、読み始めたら夢中になってしまう文学書のような本作。 上映時間135 分の長さを感じさせない小気味よい展開に合点がいく。 第一次大戦下のフランス。 三人の子どもを女手ひとつで育ててきたオルタンスは、農園も守り通してきた。 いま、彼女は長男を戦場へ送り出そうとしている。 家を出て行く息子の姿が霧の中に消え去るまで、複雑な思いで見届ける。 このシーンは、戦闘を描かない戦争映画...
映画、観たまんま | 2019.06.26 Wed 09:23
JUGEMテーマ:試写会 風をつかまえた少年/ The boy who harnessed the wind ♯167 「食べるものがなくなったら、わたしの片腕を食べさせるわ」 大干ばつで食べるものに困り、口減らしのために家を出ようとする娘に毋はそう言う。 飢きんによる貧困で、死ぬか生きるかの毎日。 アフリカ南東部内陸に位置するマラウイ共和国でのつい最近、 21 世紀に入っての実状を教えてくれる真実の物語である。 娘を説得する毋は、返す刀で夫に向かって「結婚をするとき希望があったわ。 でも、それを...
映画、観たまんま | 2019.06.23 Sun 16:59
JUGEMテーマ:試写会 北の果ての小さな村で ♯166 どうして人は、こうも過酷な環境下に暮らすのか? 自然の厳しさに加え、不便なうえに教育、経済的にも恵まれない地で。 そこに暮らす人たちにしてみれば、いかに過酷と思われようとそれが“日常” なのである。 本作は、グリーンランド東部にある80 人だけが暮らす小さな村の“日常” をすくいあげた作品である。 農業を継いで欲しいと願う父の思いを断ち切ってデンマークから この村に教師として赴任したアンダース...
映画、観たまんま | 2019.06.20 Thu 18:27
JUGEMテーマ:試写会 さらば愛しきアウトロー/ the Old Man & the Gun ♯165 この邦題は、本作の内容とは異なる。では、なぜこう付けたのか? 主演のロバート・レッドフォードは、本作をもって俳優を引退するという。 彼にとって最初のヒット作といえば『明日に向かって撃て』だが、当時33 歳。 役は、西部開拓時代に実在した銀行強盗であった。 その後も数々のアウトロー役を演じ、最後となる本作でも銀行強盗になって登場する。 で、レッドフォードへの敬愛の念と惜別の思いを邦題は...
映画、観たまんま | 2019.06.05 Wed 20:22
JUGEMテーマ:試写会 アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場/ UNKNOWN SOLDIER ♯164 ムーミンのふるさとフィンランドは、1939 年からソ連と戦い、翌年に終結したものの 代償として広大な国土を占領されてしまった。 いつだって、取り戻したい思いは消せない。 1941 年、フィンランドはナチス・ドイツと手を組みソ連との戦争を再開した。 戦いは3 年2 か月に及ぶ。 本作には、戦争映画にありがちなヒーロー的扱いの勇士は登場しない。 そもそも、戦争に英雄など存在するはずがなく まし...
映画、観たまんま | 2019.05.31 Fri 09:06
JUGEMテーマ:試写会 アマンダと僕/ AMANDA ♯163 きょう一日、変わりなく。あすも普段通りに過ぎていく、はずである。 が、思わぬ出来事は突然起こる。 アマンダ(7 歳)は、英語教師をしている毋とパリで日常を送る。 そんなある日の昼下がり、手にした本に書いてある一文の意味を毋に尋ねる。 「“エルヴィスは建物を出た” って、どういうこと?」 「プレスリーのファンがね、コンサートが終わっても帰らないから、係の人がそう言ったの。 もう合えない、おしまいというこ...
映画、観たまんま | 2019.05.24 Fri 08:42
JUGEMテーマ:試写会 クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅 ♯162 たまには、こういう作品に和むのもいい。 ストーリーの展開はさておき、成り行きを楽しめばストレス解消になるかもしれない。 理屈は、ご法度だ。 憧れのパリにやってきたインド青年のアジャ。 カタログだけでしか見たことのないカラフルな家具を求めてデパートへ出かけるも、 その日に泊まる持ち合わせがない。都合良く、目の前にジャストサイズのクローゼットが。 しめたとばかりに潜り込んでしまった、アジャ...
映画、観たまんま | 2019.05.18 Sat 10:38
JUGEMテーマ:試写会 クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅 ♯162 たまには、こういう作品に和むのもいい。 ストーリーの展開はさておき、成り行きを楽しめばストレス解消になるかもしれない。 理屈は、ご法度だ。 憧れのパリにやってきたインド青年のアジャ。 カタログだけでしか見たことのないカラフルな家具を求めてデパートへ出かけるも、 その日に泊まる持ち合わせがない。都合良く、目の前にジャストサイズのクローゼットが。 しめたとばかりに潜り込んで...
映画、観たまんま | 2019.05.18 Sat 10:10
JUGEMテーマ:試写会 僕たちは希望という名の列車に乗った/The Silent Revolution ♯161 わずか2分間だけの黙とうが、高校生たちによるその行為が、国家への反逆とみなされた時代があった。 1956年、ソ連の強い影響下におかれていた東ドイツでのことである。 本作は、ドイツの戦後史をひとつの出来事で語る実話である。 国家権力の怖さと卑劣の程を知る、現代にも通ずる内容だ。 ベルリンの壁建設5年前の当時は、身分の証明は求められたものの西ベルリンへは行けた。 で、高校生のテオ...
映画、観たまんま | 2019.04.28 Sun 17:59
全429件中 131 - 140 件表示 (14/43 ページ)